Stability AI、新技術Stable Fast 3Dで3D画像生成を革新
Stability AIは、最新の生成AI技術「Stable Fast 3D」を発表しました。
この技術は、1枚の画像からわずか0.5秒で3D画像を生成できるという画期的なもので、従来モデルの1200倍の速度を誇ります。
- Stability AIが「Stable Fast 3D」を発表
- わずか0.5秒で3D画像を生成可能
- 多くの業界で実用性が期待される
3月にリリースされた「Stable Video 3D」が3Dアセットの生成に最大10分を要していたのに対し、Stable Fast 3Dは大幅な時間短縮を実現しました。
この新技術は、デザイン、建築、小売、バーチャルリアリティ、ゲーム開発などの多くの業界で実用性が期待されており、Stability AIのStable AssistantチャットボットおよびAPIを通じて利用可能です。
コミュニティライセンスHugging Faceの下でも利用可能となっています。
Stable Fast 3Dは、以前のTripoSRモデルを進化させたもので、Stability AIと3DモデリングベンダーのTrip AIとのパートナーシップの成果です。
研究論文によれば、このシステムは高品質の3Dメッシュを迅速に再構築するために、複数の革新的な技術を組み合わせており、速度と出力品質の向上を実現しています。
特に、強化されたトランスフォーマーネットワークにより、大解像度のトリプレーンを効率的に生成し、細部のキャプチャとエイリアスアーティファクトの低減を可能にしています。
Stability AIは、Stable Diffusionを用いた2D画像生成技術で知られていますが、2023年11月から3D技術にも取り組んでおり、先週発表された「Stable Video 4D」では、短い3Dビデオ生成に時間の次元を追加しました。
参考記事:Stability AI
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