生徒の感情分析 × 生成AIによる学習アシスタント
プログラミング学習をしている生徒の学習を生成AIがサポート!カメラに映る表情から、生徒の集中度や感情を分析し、雑談モードなど寄り添うAIコーチを実現。
導入・開発内容
本プロジェクトでは、PCカメラで取得した映像データを分析し、表情や仕草から集中度・ストレスレベル・疲労感をリアルタイムに把握できるシステムを開発しました。
集中度やストレスレベルを分析し、生成AIが生徒の状態に応じた声掛けを行い、「ちょっと疲れてきちゃった?」「ヒントが必要な時は伝えてね!」といった言葉で、生徒に寄り添いながらモチベーションを維持できるようにしています。
教材を学習する際には答えを教えるのではなく、適切なヒントのみを提供する仕組みを実装し、教材データベースの連携で最適なアドバイスを生成することが可能です。
導入前の課題・導入後の効果
導入前の課題
プログラミング教育において、専門知識を持つ教師の不足が大きな課題となっていました。
一人の教師が数十人の生徒を担当するため、一人ひとりに個別の指導時間を十分に確保することが難しく、理解度や学習進度にばらつきが生じていました。
さらに、教師が生徒の進捗状況や困りごとを即時に把握することも難しく、結果として生徒が独りで悩む場面が増える傾向がありました。
導入後の効果
AIコーチの導入により、生徒一人ひとりの学習をサポートできる環境が整いました。
AIはカメラを通じて生徒の集中度やストレスを分析し、状態に応じた声掛けやヒントの提供を行います。この仕組みにより、生徒が躓いた際もすぐに適切なサポートが受けられるため、学習の効率とモチベーションが向上。結果的に、教師の負担を軽減し、少人数の教師でも質の高い教育を提供できる体制が実現しました。
WEELを選んだ理由
【クライアント様からの回答】
①AIの最新技術の知見が深いこと
オウンドメディアでも最新情報などを発信しており、実際にお打ち合わせをした際も、感情分析 × 生成AIについて具体的にどう実現するのかのお話をしてくださいました。
また、R&Dなどにも力を入れているようで、社内で試した様々な研究やリサーチ内容も惜しげもなくお伝えしてくれたので、こことなら一緒に成長していけると感じたからです。
②スピード感があって小回りがきくこと
大手企業だと小回りが聞かず、実際に話を聞いた企業でも、開発期間が長かったり、要件定義だけで数ヶ月というものもありました。しかし、WEELさんは、提示していただいた開発期間も早く、補助金を取得する際の補助も柔軟に対応していただきました。
生成AIのように変化が激しい業界だからこそ、プロジェクトでも同じように柔軟に対応してくれる企業がいいなと思っていたのでWEELさんを選ばせていただきました。
今後の展望
生成AIと感情分析を掛け合わせた独自技術を活用し、その技術を広く展開していく方針です。技術の普及を目指して、さまざまな展示会に参加し、営業活動を強化しています。
この取り組みを通じて、感情分析×生成AIの技術に興味を持った企業との新たな案件やコラボレーションが生まれることが期待されます。これにより、生成AIのさらなる可能性を広げ、実用的で先進的なプロジェクトを推進していきます。
担当者コメント
クライアントにも非常に満足していただけたプロジェクトでした。
また、今後も一緒に開発を進めることが決定しているので大変嬉しく思っています。引き続き、期待に応えられるよう努めていきたいです!