他社事例と実践ワークを通じて、自分たちの業務に落とし込むためのハンズオン研修
部署を越えて学び合う“共育”のAI研修。手を動かしながら、業務で使える実感を得る時間に。
課題(Before)
社内では一部の社員が生成AIを使い始めていたものの、どの業務に活かせるのかが明確ではないという課題がありました。
理解できる範囲での利用にとどまり、「他社の活用事例を知りたい」「自分たちでも取り入れられる方法を学びたい」といった声が多く上がっていました。
また、部署間で活用レベルや目的に差があり、全社的な意識統一や活用のきっかけづくりが求められていました。
研修/セミナーの目的

本セミナーの目的は、社内の全従業員が自分たちの業務に生成AIを取り入れ、業務効率化を実現できるようになることです。
また、会社全体として生成AIを積極的に活用する意識を形成することを目指しました。講義だけでなく実際に手を動かすハンズオン形式とし、具体的な事例を通じて「使える実感」を得る構成としています。
研修/セミナーの概要
- テーマ:初心者向け生成AIセミナー・ハンズオンセミナー
- 実施形式:ワークショップ型(対面)
- 時間:2時間
- 参加人数:16名(全従業員)
- 対象層:営業(プロマネ/ディレクション)、デザイン系、制作(HTML)、開発エンジニア
- 使用ツール:ChatGPT(無料版)
研修/セミナーの内容

生成AIの基礎理解から活用講座、他社事例紹介、部署別のハンズオンまでを実施しました。各部署の業務に即した題材でプロンプトを作成し、実践的に学習。AIの限界やリスクも踏まえ、正しく活用する意識を育てました。
- 生成AIとは
- 生成AIの得意なこと / 不得意なこと
- プロンプトとは
- プロンプトエンジニアリング
- 他社活用事例
- ワークショップ
- 部署ごとに分かれて業務にあったプロンプトを作成
成果・効果
参加者からは、「AIを業務にどう活かせるかのイメージが掴めた」「部署間で異なる活用視点を知れて参考になった」といった声が寄せられました。
また、実際にプロンプトを作成することで、“見る”から“使う”への第一歩を踏み出せた研修となりました。
今後の展望
今後は、今回の初心者向け内容からさらに発展し、部署や業務に特化した実践型セミナーを企画予定。実際の業務データを題材に、より具体的な効率化の施策へつなげる方針です。
担当者コメント
WEEL: 安藤部署ごとに特化したテーマでハンズオンを行ったため、他部署の業務内容を理解できずプロンプトを作りづらい場面もありました。
しかしその分、他部署の業務やAI活用の方法を知る良い機会にもなりました。
次回は業務内容別にセミナーを分けるなど、より実践的な形にしていきたいと思います。
