Google Cloud、生成AI対応のデータベース機能を強化

Google Cloudは、最近の発表で企業向けの生成AIアプリケーションの構築に役立つデータベース機能の強化を行いました。
- Google CloudはAlloyDBにScaNNを導入しました。
- AlloyDB Omniでクラウド間対応が可能です。
- MemorystoreとFirebaseにも機能強化があります。
特に注目されるのは、同社の完全管理型PostgreSQL互換データベース「AlloyDB」における新技術「ScaNN(スケーラブル近傍検索)」の一般提供です。
この技術はGoogle検索やYouTubeで使われているもので、従来のベクトル検索機能よりも高速かつメモリ効率が大幅に向上。
ScaNNは、最大で4倍の速度でクエリを実行し、インデックス作成も8倍速く、メモリ使用量は3~4倍少なく済むため、大規模な生成AIワークロードに適しています。
さらに、Google CloudはAivenとのパートナーシップを発表し、AlloyDBのダウンロード可能版である「AlloyDB Omni」をどのクラウドでも使用可能にするサービスを提供します。
これにより、企業はオンプレミスでもクラウドでもトランザクショナルやベクトルベースのAIアプリケーションを効率的に実行可能です。
加えて、Memorystore for Valkeyには新たにベクトル検索機能が追加され、10億以上のベクトルに対してミリ秒単位の高速検索が可能です。
また、次期バージョンのMemorystore for Valkey 8.0は、クエリ速度が2倍に向上し、リソース管理の強化も図られています。
Firebaseについては、Cloud SQLを基盤とした完全管理型PostgreSQLデータベース「Data Connect」が追加される予定で、今年後半にパブリックプレビューが開始されます。
Google Cloudは、これらの機能強化により、より多くの企業が生成AIアプリケーションを効率的に構築・展開できる環境を整えようとしています。
市場調査によると、生成AIアプリケーション市場は2028年までに大幅な成長が見込まれています。
参考記事:Google Cloud

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