【ChatGPT Images 2.5】50%高速化と手描きSketch機能搭載!OpenAI最新画像生成モデルの使い方・料金・活用シーンを徹底解説

- ChatGPT Images 2.5はOpenAIが2026年9月9日に公開した最新の画像生成モデル
- 生成速度がImages 2.0比で最大50%高速化し、参照写真の被写体保持や複数ターンの編集精度が向上
- 手描きスケッチから画像を生成する「Sketch」機能やテンプレート、コメント編集など新機能を搭載
OpenAIが2026年9月9日、画像生成モデルの最新版「ChatGPT Images 2.5」を公開しました!
毎週30億枚以上の画像がChatGPTとGPT-Imageモデルを通じて生成されているなか、今回のアップデートではレイテンシの大幅削減やSketchと呼ばれる手描き入力機能を搭載し、クリエイティブワークフローをさらに強化しています。

とはいえ、「前バージョンと何が違うの?」「Sketch機能って具体的に何ができるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ChatGPT Images 2.5の概要から仕組み、料金体系、使い方、さらには業界別の活用シーンまで徹底的に解説します。ぜひ最後までご覧ください!
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ChatGPT Images 2.5とは?

ChatGPT Images 2.5は、OpenAIがリリースしたChatGPT向けの画像生成・編集モデルで、2026年9月9日から全ユーザーに順次提供が開始されています。
前バージョンであるImages 2.0の公開(2026年4月)からわずか5か月でのアップデートとなりました。OpenAI CEOのSam Altman氏はXで「Images 2.5 is here. I don’t think it can solve super difficult math problems, but it is really good and we hope you enjoy it.」とコメントしており、画質と操作性への自信を伺わせます。

Images 2.5では、より自然な光の表現と豊かなテクスチャを実現し、参照写真に写っている人物や物体の特徴を別の構図やスタイルに変換しても、被写体の識別性を高く保てるようになっています。複数回にわたる編集指示に対しても、過去の変更内容を維持しながら正確に対応できるため、従来のように「一箇所を直したら他の部分が崩れた」という問題が起きにくくなりました。
ChatGPT Images 2.5の仕組み

ChatGPT Images 2.5の技術的な構造について解説します。なお、OpenAIはImages 2.5に関してテクニカルレポートを公開しておらず、公開されているのはシステムカードのみとなっています。
システムカードによると、GPT-Image-2.5-SunburstおよびGPT-Image-2.5-Flareは、インターネット上の公開情報やサードパーティとの提携データ、ユーザーやトレーナーが提供した情報などの多様なデータセットで学習されています。データ処理パイプラインにはフィルタリング処理が組み込まれており、個人情報の削減やセンシティブな内容を含むデータの除去が行われています。
動作面では、テキストと画像の両方を入力として受け付け、画像を出力するマルチモーダル構成です。API上では low・medium・high・xhigh・max・auto の品質設定に対応しており、用途に応じた生成品質の調整が可能となっています。
ChatGPT Images 2.5の特徴
ChatGPT Images 2.5は公式アナウンスで複数の重要なアップグレードが示されています。ここでは概要セクションとなるべく重複しないかたちで紹介していきます。
まず目を引くのは生成速度の向上です。OpenAIはImages 2.0比でレイテンシを最大50%削減したと発表しており、ManuのLucky Liao氏による評価でも「FlareはGPT-Image-2に対して2~4倍の速度で高品質な画像を生成した」と報告されています。

次に、マルチターン編集の一貫性が大幅に改善されました。会話の中で何度も編集を重ねても、以前の変更が維持されやすくなり、画質の劣化も抑制されます。広告バナーやECの商品画像のように、「背景だけ変えたい」「コピーだけ差し替えたい」といった部分修正を繰り返す作業が、格段にスムーズになりました。
さらに、透明背景の生成精度が向上しています。ロゴやアイコン、プレゼン資料に使う切り抜き素材の作成時に、別途背景除去ツールを使う手間が省けるようになった点は、実務面で大きなメリットでしょう。
加えて、複雑なレイアウトやインフォグラフィックの正確性も強化されており、テキスト情報を含む画像の品質が以前のバージョンよりも高くなっています。
ChatGPT Images 2.5の安全性・制約
ChatGPT Images 2.5のセーフティスタックは、Images 2.0の安全基盤を踏襲しつつ、新たなリスクへの対応策が追加されています。
システムカードによると、安全性は複数レイヤーで構成されています。まずプロンプト段階での上流リファッサル(Upstream Refusals)として、LLMベースのポリシーチェックが実行されます。次に画像生成モデルへの入力時と出力時の両方で、セーフティ推論モデルによるモニタリング(Downstream Blocking)が行われ、ポリシー違反の画像がユーザーに表示されることを防いでいます。
自動評価ではSunburstモデルにおいて、悪意あるプロンプトに対する安全でない画像の表示率が1.09%にとどまり、ベースラインのImages 2.0の1.64%から改善しています。
ChatGPT Images 2.5の料金
ChatGPT Images 2.5の料金体系は、利用シーンによって異なります。
ChatGPT上では、Images 2.5は追加料金なしで利用可能です。Free、Plus、Pro、Team、Enterpriseなど全ティアのユーザーに開放されていますが、各プランに設定されている画像生成の上限回数は従来どおり適用されます。
API経由での利用では、GPT-Image-2.5 FlareとSunburstの2モデルが提供されており、2026年9月時点でのトークン単価は以下のとおりです。
| モデル | モダリティ | 入力(100万トークンあたり) | キャッシュ入力 | 出力(100万トークンあたり) |
|---|---|---|---|---|
| GPT-Image-2.5 Flare | 画像 | 8ドル | 2ドル | 30ドル |
| GPT-Image-2.5 Flare | テキスト | 5ドル | 1.25ドル | – |
| GPT-Image-2.5 Sunburst | 画像 | 8ドル | 2ドル | 30ドル |
| GPT-Image-2.5 Sunburst | テキスト | 5ドル | 1.25ドル | – |
| (参考)GPT-Image-2 | 画像 | 4ドル | 1ドル | 15ドル |
| (参考)GPT-Image-2 | テキスト | 2.50ドル | 0.625ドル | – |
ChatGPT Images 2.5のライセンス
ChatGPT Images 2.5はOpenAIが提供するプロプライエタリサービスであり、オープンソースとしてのモデル公開は行われていません。
| 利用用途 | 可否 | 備考 |
|---|---|---|
| 商用利用 | ⭕️ | 生成画像は商用コンテンツに使用可能 |
| 改変 | ⭕️ | 生成画像の加工・編集は可能 |
| 再配布 | ⭕️ | 生成画像の再配布は可能(モデル自体の再配布は不可) |
| 特許使用 | – | |
| 私的利用 | ⭕️ |
ChatGPT Images 2.5の使い方
ChatGPT Images 2.5はさまざまな方法で利用できます。ここからは代表的な使い方をステップ・バイ・ステップで紹介します。
ChatGPT(Web・アプリ)で画像を生成する
もっとも手軽な方法は、ブラウザやスマートフォンアプリからChatGPTにアクセスして使う方法です。
チャット入力欄に画像の生成指示(プロンプト)を入力します。

例えば「富士山をバックにした桜並木のフォトリアリスティックな風景写真を生成して」のように、具体的なイメージを言葉にして送信しましょう。
Images 2.5モデルが自動的に適用され、画像が生成されます。2026年9月9日時点では、Images 2.5が全ユーザーのデフォルトとして順次ロールアウトされています。
生成された画像に修正を加えたい場合は、追加のメッセージで「背景を夕焼けに変えて」「人物をもう少し左に寄せて」のように指示を重ねることで、マルチターン編集が可能です。
Sketch機能で手描きから画像を生成する
Images 2.5の目玉機能の一つがSketchです。テキストでは伝えにくいレイアウトや構図を、手描きで直接指定できます。
ChatGPTのチャット入力欄に @Sketch と入力します。

スケッチ用のキャンバスが開くので、マウスやタッチペンで大まかな構図を描きます。部屋のレイアウト、服のデザイン、簡単な落書きなど、精密な描画力は不要です。

描き終わったら、スタイルの指定やその他のディテールをテキストで補足します。例えば「この間取りをモダンなインテリアのフォトリアルな画像に変換して」のように指示しましょう。
ChatGPTがスケッチをベースに完成された画像を生成してくれます。
コメント編集で部分修正する
生成された画像の特定箇所だけを修正したい場合は、コメント編集機能を使います。
生成済みの画像の上にコメントを配置します。
修正したい箇所を指し示しながら、「この部分の色を赤に変えて」「ここのテキストを修正して」といった具体的な指示を書き込みます。
プロンプト全体を書き直す必要がなく、ピンポイントで変更点だけをChatGPTに伝えることができるため、修正の精度が格段に上がります。
API(Python)で使う
開発者の方がアプリケーションに組み込む場合は、OpenAIのAPIを利用します。
OpenAIのPython SDKをインストールします。
pip install openaiAPIキーを環境変数に設定します。
export OPENAI_API_KEY="your-api-key"以下のようなPythonコードでGPT-Image-2.5 Flareを使って画像を生成できます。
from openai import OpenAI
client = OpenAI()
result = client.images.generate(
model="gpt-image-2.5-flare",
prompt="A serene Japanese garden with a stone bridge over a koi pond at sunset",
quality="high",
size="1024x1024"
)
# 生成画像のURLまたはBase64データを取得
print(result.data[0])より精密な編集が必要な場合は、model パラメータを "gpt-image-2.5-sunburst" に変更して、Sunburstモデルを使用してください。
【業界別】ChatGPT Images 2.5の活用シーン
ChatGPT Images 2.5は画像生成の速度と精度が大幅に向上しており、多くの業界で実務レベルの活用が期待されます。ここからは業界別に想定される使い方をまとめました。
広告・マーケティング業界
Images 2.5の部分編集精度の向上は、広告バナーやSNS投稿用ビジュアルの量産と相性が抜群です。背景やキャッチコピーだけを差し替えてA/Bテスト用の複数バリエーションを素早く作成したり、キャンペーンビジュアルを各媒体の仕様に合わせてリサイズ・再構成したりする作業が効率化できます。
テンプレート機能を使えば、ポスターやマーチ用のフォーマットに沿った出力も手軽に行えるようになりました。
広告業界における生成AI活用について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

EC・小売業界
商品画像の背景変更やスタイリング調整は、ECサイト運営において頻繁に発生する作業です。Images 2.5の透明背景生成の精度向上は、商品の切り抜き作業を省略できるメリットがあります。
Sunburstモデルを使えば、商品の色味やディテールを正確に保ちながら、季節やキャンペーンに合わせた背景バリエーションを量産する、といった高精度な画像編集ワークフローを構築できるでしょう。
小売業における生成AI活用について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ソフトウェア開発・UI/UX
Sketch機能を使ってワイヤーフレームやUIモックアップを手描きし、それをフォトリアルなデザインイメージに変換する使い方は、開発初期のアイデア出しに適しています。
デザイナーとエンジニア間のコミュニケーションツールとしても有効で、「こんなイメージ」を言語化する前に視覚的な叩き台を共有できます。
生成AIを活用したシステム開発について、詳しく知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。

教育・研修
授業用のインフォグラフィックやプレゼン資料の作成においても、Images 2.5は活用できます。インフォグラフィックの正確性が向上しているため、学習教材やハンドアウトに挿入するビジュアルを手軽に生成可能です。
非ラテン語系の言語サポートにも強みがあるため、日本語テキストを含む教材用画像の作成にも対応しやすい点が特徴です。
教育業界における生成AI活用について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

【課題別】ChatGPT Images 2.5が解決できること
続いて、ChatGPT Images 2.5が解決に適した業務課題をピックアップして紹介します。
画像修正のたびに全体が崩れる問題の解消
従来の画像生成モデルでは、特定箇所の修正を依頼すると関係ない部分まで再描画されてしまうケースが頻発していました。Images 2.5のマルチターン編集一貫性の向上により、「人物の服の色だけ変えたいのに顔が別人になった」といった問題が発生しにくくなっています。
コメント編集機能を併用することで、修正対象を視覚的に指定できるため、プロンプト文だけでは伝わりにくい微修正にも対応できます。
大量の画像バリエーションを短時間で用意
レイテンシが最大50%削減されたことで、大量のクリエイティブ素材を短時間で生成するワークフローが実現しやすくなりました。APIのFlareモデルは高速・汎用向けに最適化されており、ソーシャルメディア投稿やプロトタイピング、ビジュアル検索などの高ボリューム生成に向いています。
外部ツールなしで背景の透過処理
商品画像やロゴ素材の制作では背景透過が必須ですが、従来は別途画像編集ソフトで処理する必要がありました。Images 2.5では透明背景の生成品質が向上しているため、ワークフローの工程数を削減することが期待されます。
ChatGPT Images 2.5を使ってみた
ここからは実際にChatGPT Images 2.5を試した検証結果をお届けします。
検証1:Sketch機能で雑な手描きからフォトリアルな画像を生成
まず注目のSketch機能を試してみました。ChatGPTのチャット欄に @Sketch と入力してキャンバスを開き、ごく簡単な間取り図を描画しました。「リビング」「窓」「ソファ」の位置関係を四角と線だけで表現した、まさに落書きレベルの手描きです。
ここ以下のプロンプトを添えて送信します。
プロンプトはこちら
モダンな北欧スタイルのリビングルームとして、フォトリアルな画像に変換してください。窓からは午後の柔らかい光が差し込む雰囲気で出力結果はこちら
手描きの大まかなレイアウトを踏襲しつつ、家具の配置や窓の位置が自然に再現された高品質な画像が生成されました。
スケッチの「正確さ」よりも「階層構造」(大きい要素と小さい要素の位置関係、空白の配分)が重要であるという印象を受けます。絵が苦手な方でも十分に活用できる機能です。
検証2:マルチターン編集の一貫性テスト
次に、生成した画像に対して複数回の編集指示を連続で出してみました。

上記の「サンフランシスコの街並みを描いた印象派風の絵画」を生成し、その後以下の順に修正を指示しました。
1回目の修正依頼プロンプトはこちら
空を夕焼け色に変えてください出力結果はこちら

2回目の修正依頼プロンプトはこちら
道路に人物を3人追加してください出力結果はこちら

3回目の修正依頼プロンプトはこちら
右側の建物にカフェの看板を追加してください出力結果はこちら

結果として、3回目の修正時点でも1回目の夕焼けの色味や2回目に追加した人物がきちんと保持されていました。ChatGPT Image 2.5ではかなり安定した一貫性が得られることが分かります。
ChatGPT Images 2.5活用のご相談はWEELへ!
ChatGPT Images 2.5は、速度・品質・操作性の三拍子が揃った画像生成モデルです。最大50%のレイテンシ削減に加え、Sketch機能やコメント編集、テンプレートといった新しいインタラクション手段により、「テキストだけで画像を指示する」従来の制約から大きく解放されました。API側でもFlareとSunburstの2モデル体制により、速度重視の量産ワークフローから精密編集が求められるプロダクション用途まで、幅広いニーズに対応できるようになっています。広告クリエイティブの量産、EC商品画像の制作効率化、教育教材のビジュアル強化など、活用の可能性は非常に広いと言えるでしょう。
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