Grok BotのX連携とは?できること・使い方・料金・dotsとの違いを徹底解説

- Grok BotのX連携は、Xアカウントを連携せずにXの公開投稿を検索・閲覧・監視できる機能
- 連携なしの読み取りは読み取り専用で、投稿やDMの送信は不可
- 利用にはGrok Botを含むプラン(The X SubscriptionのPremium以上)への加入が必要
Grok BotのX連携は、Xアカウントを連携しなくても、Grok BotがXの公開投稿を検索・閲覧・監視できる機能です。2026年10月8日に、Grok Botの公式アカウントで発表されました。

とはいえ、「Xアカウントの連携はもう要らないの?」「無料でどこまで使えるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Grok BotのX連携でできること・Xコネクタとの違い・使い方とプロンプト例・料金・dotsとの違い・注意点を解説します。自分の業務で試すかどうかを判断する材料になるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
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Grok BotのX連携とは

Grok BotのX連携とは、Grok BotがXのプラットフォーム内のデータに直接アクセスし、公開投稿を検索・閲覧できる機能です。公式ドキュメントによれば、Xアカウントを連携しなくても投稿の検索やトレンドの確認ができます。
そもそもGrok Botは、SpaceXAI(旧xAI)が提供する、専用のクラウドPCを持ちアプリを閉じても動き続ける常時稼働のAIエージェントです。Xアプリやgrok.comでチャットする通常のGrokとは別の製品のため、混同しないようにしましょう。
従来、Grok BotでXの情報を扱うには、Web検索の結果に出てきた投稿を断片的に拾う方法がありました。もう1つが、Xコネクタでアカウントを連携し、X API(Xのデータを外部のツールから取り出すための公式の仕組み)のクレジットを使って取得する方法です。
今回のアップデートで、Grok BotはXのデータに直接アクセスできるようになりました。公式アカウントの発表では、Xの検索・閲覧・監視に対応したことが伝えられています。
Grok Botについて、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

Grok BotのX連携でできること・できないこと

Grok BotのX連携でできるのは、Xの公開投稿を探して読み、整理して報告するところまでです。一方で、Xへの書き込みはX連携だけではできません。
公式ドキュメントに書かれている操作をもとに、できることを整理すると次の表のとおりです。
| できること | 内容 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 検索 | キーワードや話題で投稿を探す。リンクから投稿を開く。話題の直近の投稿数を数える。トレンドとニュースを確認する | トレンド調査 |
| 閲覧・分析 | アカウントの投稿やメンションを読む。引用・リポストした人を確認する。読んだ投稿を要約し、テーマごとに整理する | 競合の動向や製品へのフィードバックの把握 |
| 監視 | 定期実行の仕組み(ルーティン)と組み合わせ、キーワードを継続して確認してまとめて報告する | ブランドや業界のモニタリング |
| 下書き | 集めた投稿をもとに投稿文の案を作る | X運用の補助 |
できないことも押さえておきましょう。公式ドキュメントでは、このX連携は読み取り専用で、ユーザー本人としてサインインしないとされています。
Grok BotのX連携にXコネクタはまだ必要?ネイティブ連携との違い
結論として、公開されている投稿の検索・閲覧・監視だけなら、Xアカウントの連携は不要です。自分のアカウントの中でしか見えない情報を扱いたいときだけ、連携が必要になります。
ここでいう「Xコネクタ(現在の公式ドキュメントではX plugin)」は、2026年8月の公式発表で使われていた呼び方です。現在の公式ドキュメントでは、「Connect apps」から追加するプラグインとして案内されています。以降は「Xコネクタ」の表記で統一するので、覚えておいてください。
公式ドキュメントの区分に合わせて、両者の違いをまとめると次のとおりです。
| 項目 | ネイティブのX連携(2026年10月8日〜) | Xコネクタ(Xアカウントの連携) |
|---|---|---|
| 設定 | 不要。Xアカウントを連携せずに使える | 「Connect apps」からX pluginを追加し、Xでサインインする |
| 読める範囲 | 公開投稿の検索、リンクからの閲覧、アカウントの投稿とメンション、引用・リポストした人、直近の投稿数、トレンドとニュース | DM・ブックマーク・ホームタイムライン・自分の投稿にいいねした人 |
| コスト感 | 公式ドキュメントに費用の記載なし(2026年10月時点) | 2026年8月の公式発表では、有料のGrok Botユーザーに開始用の無料X APIクレジットが付くとされている |
| 書き込み | 読み取り専用 | 2026年8月の公式発表ではブックマークの管理に触れているが、投稿やDMの送信は公式に明記なし(2026年10月時点) |
注意したいのは、メンションの扱いです。公式ドキュメントでは、アカウントの投稿とメンションの閲覧は連携なしでできる操作に入っています。
Grok BotでXを検索・監視する方法
Grok BotでXを検索・監視するまでの流れは、プランに加入し、自然な文章で依頼し、必要なら頻度を指定するという3ステップです。特別な設定画面を開く必要はなく、チャットで頼むだけで始められます。
ここからは、それぞれのステップを順番に見ていきましょう。
Grok Botが使えるプランに加入する
Grok Botを使うには、Grok Botを含むプランへの加入が必要です。2026年10月時点の新しいサブスクリプション「The X Subscription」では、Premium・Super・UltraにGrok Botが含まれます。

反対に、Plusプランには含まれていません。Grok Botを使うなら、Premium以上のプランを選びましょう。
なお、統合前からSuperGrokやCursorの契約でGrok Botを使っている場合、新しいプランに切り替えなければ現在のプランがそのまま続くと公式ドキュメントに記載されています。料金の詳細は、後ほど「料金プラン」の章で紹介するので、あわせてご覧ください。
調べたい内容を自然な文章で依頼する

プランに加入したら、あとはBotに調べたい内容を自然な文章で頼むだけです。例えば「Xで〇〇について直近の反応を調べて」と送るだけで、Botが投稿を探して結果をまとめてくれます。
ただ、依頼があいまいだと、調べる範囲やまとめ方がBot任せになると思います。対象・期間・まとめ方を1文ずつ指定すると、結果が安定しやすくなります。
具体的には「対象は日本語の投稿」「期間は直近7日間」「良い点と不満に分けて」のように、条件を区切って書くのがコツです。慣れないうちは、条件を足しながら何度か試してみてください。
監視したいときは頻度を指定する
継続して見張らせたいときは、「毎週まとめて」「新着だけ知らせて」のように頻度と報告の形を指定しましょう。こうした依頼は、ルーティン(決まった時刻に作業を自動で繰り返す仕組み)として登録されます。
公式ドキュメントによれば、ルーティンはチャットでBotに頼むと作成でき、作成後に次回の実行時刻が表示される仕組みになっています。Botの「View conversation details」から「Routines」を開けば、一時停止・編集・削除もできます。
1体のBotが持てるルーティンは50件までで、スケジュールは互いに5分以上離さなければなりません。削除は取り消せないため、迷ったときは一時停止を選ぶと安心です。
用途に合わせて『』の中を書き換えて、そのまま使ってみてください。
競合:Xで『競合名』の直近1週間の反応を調べ、良い点・不満・要望に分類して
自社:『自社製品名』のメンション傾向と、繰り返し出る改善要望をまとめて
監視:キーワード『〇〇』を監視し、重要な投稿だけ1日1回要約して
週次:『業界名』の話題を週次でまとめて。伸びている投稿の共通点も教えて【実践】Grok BotのX連携を実際に使って検証してみた!
実際にGrok BotのX連携をやってみました。デモ2つはXアカウントとの連携がなくても可能な内容ですが、3つ目のデモはアカウントと連携する必要があります。
Gemini・Claude・ChatGPTの直近2週間の発表をまとめてもらう
まずは連携なしの状態で、Xの公式アカウントの投稿を調べてもらいました。送ったプロンプトは次のとおりです。
Xで Gemini, Claude, ChatGPTの直近2週間の投稿をリサーチして内容を要約してほしい数十秒ほど「取り組み中」と表示されたあと、9月30日〜10月14日の公式アカウント(@GeminiApp・@claudeai/@AnthropicAI・@OpenAI)の投稿が、会社ごとにまとめて返ってきました。

各社の主な発表が文章で要約され、その下に元の投稿へのリンクが付いています。最後には「3社とも新モデルの投入が中心で、Claudeは仕事向けツールとの連携、ChatGPTは表示の分かりやすさ、Geminiは使いやすさとアクセシビリティに力を入れている」という横並びの比較も添えられていました。
続けて「Gemini 4 Argonのユーザーの声は?」と聞くと、今度は公式アカウントではなく一般ユーザーの投稿を探し、「好意的な声」「批判・不満」「比較」の3つに分けて整理してくれました。

3D生成や動画の作例を評価する声がある一方、料金プランへの不満が目立つこと、競合モデルとのベンチマーク比較やコスト比較まで、それぞれ根拠の投稿リンク付きで示されています。
検索から要約、意見の整理までチャットだけで完結するので、新製品の初期反応をつかむ用途には十分使えると感じました。ただし、Bot自身が言っているとおり見ている件数は多くありません。判断に使うときは、リンク先の投稿を自分でも開いて確かめるのがよいでしょう。
キーワード「Claude Code」を毎朝監視するルーティンを作る
次に、継続的な監視を頼んでみました。
キーワード『Claude Code』を監視して、重要な投稿だけ毎朝9時に日本語で3行に要約して。要約が終わったら3分後にもう1回実行して返事を見ると、Botは依頼をそのまま登録するのではなく、いくつか調整を加えていました。
実行が混み合いやすい9:00ちょうどを避けて平日の8:59に設定し、「3分後にもう1回」は1つの予定に入れられないため、9:02に動く別のルーティンとして登録した、とのことです。

ルーティンの初回は翌朝になるため、「今日の分も一回出して。その後3分後にもう一回リサーチして」と追加で頼みました。すると、その場で「Claude Code 今日の要約(10/14 朝)」が3項目で届き、2回目を9:33に予約したと返ってきました。

3分後には予告どおり2回目のリサーチ結果が投稿されました。

注目したいのは、1回目の内容をそのまま繰り返さず、「9:30の要約から新しい動きが2つありました」と差分だけを報告している点です。
表示回数やブックマーク数で伸びている投稿を挙げたうえで、「公式プラグイン自体は9月にリリース済みだという指摘も出ています」と、話題の裏付けまで添えていました。変化がなかった話題は「大きな変化はありません」と1行で済ませています。
チャットで1回頼むだけで、時刻の調整や予定の分割までBotが判断してくれるので、設定の手間はほとんどかかりません。新着の差分だけを知らせてくれるため、毎日Xを開かなくても業界の動きを追える使い方といえるでしょう。
Xアカウントを連携してブックマークを整理してもらう
最後に、Xコネクタでアカウントを連携し、連携しないと読めないブックマークを処理する依頼です。
私のXのブックマークから直近20件を読んで、テーマ別に分けて要約して。あとで読む価値が高い順に5件選んで返ってきた結果がこちらです。

続けて「あとで読む価値が高い順の5件」が、投稿リンクと選んだ理由付きで示されています。
例えば「計測から改善、7日観察までの流れがそのまま使えるので、すぐ自分のサイトに応用できます」のように、なぜ読むべきかが1行で添えられていて、積んだままのブックマークを片付けるきっかけになりそうです。
一方で、「記事形式の投稿は本文までは取得できなかったので、タイトルから内容を判断しています」という断り書きもありました。Xの記事機能で書かれた長文の投稿は、タイトルだけで分類されている点に注意が必要です。
Grok Bot×X連携の活用例
Grok BotのX連携は、Xの声を集める・比べる・見張る・発信に生かすといったシーンで役に立つ機能です。ここからは、2026年10月の機能追加以降にXで共有された、実際のユーザーの使い方を見ていきましょう。
製品・アプリのユーザーの声を集める
こちらのユーザーは、自分のプロダクトに寄せられるフィードバックの管理にGrok Botを使う構想を紹介しています。Xを検索・監視して集めた声を、機能要望とバグ報告に振り分けて回すという流れです。
監視のルーティンと一緒に振り分け先まで決めておけば、集めた声をそのまま開発の作業につなげやすくなるでしょう。
競合・キャンペーンの反応を調べる
こちらの投稿では、X上の言及をGrok Botに調べさせ、「いつ話題になったか」「何が評価されているか」「誰から広がったか」をグラフにしてもらったと紹介されています。自社や競合の評判を、X APIなしで調べられる点が評価のポイントのようです。
キャンペーンの前後で話題の山を見比べれば、告知がどこから広がったかを振り返る材料にもなるでしょう。
また、競合のユーザーが何に困っているかを知るために、投稿集めをGrok Botに任せた例もあります。こちらのユーザーは、追加調査も含めて34件の投稿を本文とURL付きの一覧にできたと報告していました。
投稿を1件ずつ探して読む手間を省ける点は、競合調査での大きな利点といえるでしょう。
業界・銘柄・ニュースを継続してモニタリングする
こちらのユーザーは、話題のまとまりごとに伸びた投稿をGrok Botに整理させ、日報や時報として出す使い方を紹介しています。「いちいちX見なくても良い情報がたまる」という一言に、この使い方の利点がよく表れているといえるでしょう。
業界の動向や関心のある企業の話題も、ルーティンに登録しておけば決まった時間にまとめて受け取れます。
X運用のネタ出しに使う
こちらのユーザーは、Grok Botに自分のX投稿25件を分析させ、反応が伸びているのは「体験談+問いかけ」の投稿だと分かったと報告しています。毎朝決まった時間に投稿ネタが届く設定も試しているようです。
自分の投稿の傾向を整理できれば、次の企画を考える材料になるでしょう。Botに投稿文の下書きを頼むこともできますが、X連携は読み取り専用のため、投稿は下書きまでとなります。
公開前には必ず人が内容を確認しましょう。事実関係や表現に問題がないかを見てから投稿する流れにしておくと安心です。
X連携におけるGrok Botとdotsの違い
Xの情報収集に絞ると、Grok Botとdotsは得意分野がはっきり分かれています。dotsは、OpenAIが2026年9月に発表した、専用のクラウドPC上で動き続ける常時稼働のAIエージェントです。
Xのデータの扱いを中心に、両者を比べてみましょう。
| 観点 | Grok Bot | dots |
|---|---|---|
| Xデータ | Xの公開投稿を、アカウント連携なしで検索・閲覧・監視できる | 公式ページ・公式ヘルプにXの検索・閲覧に関する記載は確認できなかった(2026年10月時点) |
| 強み | Xの話題や評判の調査 | ChatGPTのプラグインを通じて、4,000以上のアプリとつながる |
| 向いている使い方 | Xの情報収集・評判調査・継続監視 | 複数の業務アプリをまたぐ社内業務の常時実行 |
dotsは、公式ヘルプによればPro・Business Premiumで利用でき、Enterpriseなどはワークスペースの管理者が有効にするとベータ版を試せます。Proプランでは欧州経済領域・スイス・英国が対象外とされている点も確認しておきましょう。
最初の1体はProまたはBusiness Premiumのプランに追加料金なしで含まれると、公式ページで案内されています。
Grok BotのX連携に必要な料金プラン
Grok BotのX連携を使うには、Grok Botが含まれるプランへの加入が必要です。

| プラン | 月額 | 年額 | Grok Botの利用 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | 含まれない |
| Plus | $8 | $80 | 含まれない |
| Premium | $30 | $300 | 含まれる |
| Super | $100 | $1000 | 含まれる |
| Ultra | $200 | $2000 | 含まれる |
金額は公式の料金表のドル表記で、売上税は含まれていません。公式ドキュメントによれば、Grok Botの利用量はGrok・Cursorと共有する週ごとの枠から消費されます。
SuperとUltraは、この共有枠がより大きいプランです。一方、X連携そのものに追加料金がかかるかどうかは、公式ドキュメントに記載がありません(2026年10月時点)。
なお、2026年10月にGrok・Grok Bot・Cursor・X Premiumをまとめた新しいサブスクリプションが発表されました。統合前のSuperGrok・Cursor・X Premiumの契約は、変更や解約をしない限り続き、切り替えた場合は未使用分が日割りで返金される仕組みです。
Grok BotのX連携における注意点

Grok BotのX連携は手軽に試せる反面、使う前に知っておきたい点もあります。ここからは、プラン・費用・情報の正確さの3つに絞って見ていきましょう。
1つ目は、Grok Botの利用には対応プランが必要な点です。2026年10月時点ではPremium以上が対象ですが、プランの名称や構成は、2026年8月の提供開始時と10月のプラン統合後で変わっています。契約前には、公式の料金ページで最新の内容を確認しておきましょう。
2つ目は、アカウント連携なしの読み取りと、Xコネクタ経由の読み取りでは、費用のかかり方が違う可能性がある点です。Xコネクタについては、2026年8月の公式発表でX APIのクレジットが付くと案内されていました。
一方で、連携なしの読み取りに費用がかかるかどうかは、公式には明記されていません。どちらの経路で読んでいるのかを意識し、利用量の表示をときどき確かめておくと混同を防げます。
3つ目は、Botが集めた投稿や要約に取りこぼしや誤りが含まれうる点です。重要な判断に使う前には、挙げられた投稿を実際に開いて内容を確かめてください。
Grok Botなど生成AI関連のご相談はWEELへ!
Grok BotのX連携によって、Xアカウントを連携しなくても、公開投稿の検索・閲覧・監視をBotに任せられるようになりました。評判の分類や、キーワードの定期的なまとめも、チャットで頼むだけで始められます。
一方で、業務に取り入れるとなると、どの業務に使うか、集めた情報の正確さをどう確かめるかといった検討が欠かせません。すでに使っている分析ツールや社内の報告フローと、どう組み合わせるかも考えておく必要があるでしょう。
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