Ability AI、110万ドルの資金調達を達成
ウクライナ発のマーケティング技術スタートアップ、Ability AIが110万ドルのプレシード資金調達を達成しました。
同社はフルサイクルの有料マーケティング自動化を実現する自律型AIエージェントを開発しており、この資金調達はその技術革新を加速させるものです。
- Ability AIが110万ドルの資金調達を達成。
- AIエージェントでマーケティングを自動化。
- SMRK VCなどが資金調達を支援。
有料マーケティングキャンペーンの管理は、戦略策定から最適化まで多くの手間と時間を要しますが、Ability AIはこれをAIエージェントに任せることで、人間のチームが創造性や製品の質に集中できる環境を提供します。
CEO兼共同創業者のユージン・ヴァイボロフ氏は、「AIが日々のマーケティング決定をシームレスに処理する未来を目指しています」と述べ、AIの統合による戦略的成長とイノベーションへの寄与を強調しました。
Ability AIのSaaSプラットフォームは、戦略、コンテンツ、メディアバイイング、分析などの分野で専門エージェントが自律的に運用され、協力して複雑なマーケティング目標の達成を支援します。
現在、戦略エージェントのベータテストを開始しており、成功次第でプレミアムパッケージを導入する予定です。
今回の資金調達ラウンドはSMRK VCがリードし、エンジェル投資家のアンソニー・ヴィーナス氏、キャサリン・ダール氏、ニック・ビロゴルスキー氏らが支援しました。
SMRK VCのパートナーであるヴラッド・ティスレンコ氏は、「この投資によりチームの拡充と米国およびヨーロッパでの市場拡大を進めることができます。AIエージェントの導入がビジネス成長を加速させると期待しています」と述べています。
参考記事:Tech News180
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