Suno AIで日本語テキストから楽曲生成!使い方や料金、商用利用の著作権を徹底解説
皆さんは「Suno」という音楽生成AIをご存じですか?
Suno AIは、これまで出来なかったユーザーが入力した歌詞でヴォーカルまで生成してくれる革新的な音楽生成AIです。日本語化も可能で、日本語の歌詞を使った楽曲制作が簡単に行えます。音楽の知識や作曲知識がなくともプロンプト次第で、あなたも音楽プロデューサーになれてしまうとんでもないAIなのです。
今回は、Sunoの概要や実際に使ってみた感想、Stability AI社が2023年9月に公開したStable Audioとの比較をお届けします。
Suno AIの登場によって誰でも簡単に音楽制作をできるような時代がやってきたと言えるほど、革新的なサービスであるSuno。
その優れている点や将来性についても触れますので、是非最後までご覧ください!
Suno AIの概要
Sunoは、多くの人々が待ち望んでいたテキストから音楽を生成する無料のAIサービスです。その使い方はとても簡単で、初心者でもすぐに始められます。
またスマホでも利用できるため、いつでもどこでも音楽制作が可能です。Suno AIの登場によって、誰でもAIを使って簡単にオリジナルの音楽が作れるようになりました!
2023年に、Googleの「MusicLM」Metaの「MusicGen」などのテキストから音楽を生成するAIサービスが展開され始めました。しかし、これらのサービスでは、は、ユーザーが歌詞を追加したり、ヴォーカルを生成することができないものでした。
Sunoは歌詞を追加できる上にその歌詞にメロディを自動でつけてくれる機能を持ち、なおかつ優れた操作性を持っていたことで、短期間で爆発的な人気を集めることになりました。
そんなSunoの主な特徴は以下の4つです。
- 高速生成
Sunoはユーザーが入力した歌詞に基づいて、数分で音楽を生成することができ、音楽作曲の知識がなくとも誰でも手軽にオリジナルの音楽を作成できます。 - 多機能なオーディオ生成
Sunoはヴォーカルに加え、バックトラックがついた2つの120秒までの音楽が生成できます。さらにまったく同じヴォーカルとバックトラックに歌詞を追加して、生成する音楽を30秒以上に拡張することもできます。 - Discordとの連携
SunoはDiscordのコミュニティ上で動作して音楽を生成します。そのため、操作が簡単というだけでなく、他の人が生成したものを聴いたり、ユーザー同士のコミュニケーションがとりやすくなっています。 - 高度なカスタマイズ性と操作性
生成された音楽で気に入れば、それをさらにカスタマイズでき、これを複数回繰り返すことで数分間の完全にオリジナルの曲を作る事も可能です。
このような特徴を持つSunoは、リリース直後から大注目されており、今後もユーザーのフィードバックなどを参考にしながらアップデートされていくとのこと。予定されているアップデート内容については後述します。
Suno AIの商用利用
Suno AIを商用利用するには、Proプラン以上の契約が必要です。まず、公式サイトでアカウントを作成し、商用ライセンスを取得しましょう。有料プランに加入すれば、広告やプロモーションビデオでの活用が可能になります。
Suno AIは、YouTubeで商用利用されるBGMにも最適です。しかしYouTubeでの使用時には、動画説明欄にSuno AIを利用したことの明記が推奨されます。視聴者に対して透明性を保つことで、視聴者からの信頼を得られるでしょう。
商用利用は、収益を生むあらゆる活動を含みます。例えば、YouTubeのようなサイトでの収益化や、SpotifyやApple Musicのような音楽ストリーミングサービスへの楽曲のアップロードなども含まれます。また、広告、映画、テレビ番組、ポッドキャストで生成した曲を使用するためのライセンスも含まれます。
商用利用するために生成した楽曲を使用したい場合は、有料プランであるProまたはPremierのいずれかに必ず加入しましょう。
Suno AIの日本語対応
Suno AIは日本語入力に対応しており、ユーザーは日本語の歌詞を入力することで自然なヴォーカルを生成できます。設定は簡単で、Suno AI内の言語オプションから日本語を選ぶだけです。
さらに、日本の音楽スタイルに特化したプリセットも用意されており、伝統音楽からポップスまで幅広く対応しています。このプリセットによって、ユーザーは自分のアイデアを日本語で具体化しやすくなります。日本のユーザーにとって、とても便利な機能です。
日本語で操作できれば、言語の壁を感じることなくスムーズに音楽制作を楽しめます。
それでは早速Sunoを実際に触っていきましょう!
Suno AI V3について
Suno V2 | Suno V3 | |
---|---|---|
1曲の長さ | 1分20秒まで | 2分まで |
インストゥルメンタル(ヴォーカルなし) | 選択不可 | 選択可能 |
性能 | 従来の音楽生成AIより操作性が優秀歌詞やメロディの自動付与も可能 | 従来のV2よりもさらに優れた音質とプロンプト精度音楽生成速度が向上音楽ジャンル・対応言語が増加 |
2024年3月のアップデートでSuno AIはV2からV3にアップデートされました!主にV3へのアップデートされた箇所は以下の通りです。
- 音質の向上
- プロンプトの精度向上
- 歌詞あり・歌詞なしを任意に選択
- 生成される曲の長さが最長2分へ
- 音楽生成速度の向上
- 音楽ジャンルの細分化
V2の頃だとニッチな音楽ジャンルの再現性が低かったのですけど、V3になってこちらの意図する音楽を生成しやすくなり、より良質な音楽が作曲できるようになりました!
Suno AIの利用料金およびライセンスについて
Sunoを利用するには無料の「Basic Plan」有料の「Pro Plan」「Premier Plan」の3つのプランがあります。
Sunoは1つ楽曲を作るごとに10クレジットを消費する仕様になっています。
例えば、無料で使えるBasic Planであれば50クレジット/日ということなので1日に5曲作れるということですね。注意しなければならないのは、無料のBasic Planで生成された音楽については非営利が条件となっています。
Sunoを商用利用したい場合はPro Plan以上を検討してください。
Suno AIの著作権について
Suno AIで作った音楽の著作権は、その音楽を作った人にあります。ユーザーは自分の作った曲を自由に商用利用が可能です。
ただし、他の音楽やサンプルを使う場合は、その音楽の著作権に注意が必要になります。Suno AIの利用規約を確認し、著作権をきちんと管理することが大切です。
音楽を作る際には、著作権のルールをしっかり把握して、他の人の権利を侵害しないように注意しましょう。こうした理解を深めることで、クリエイターとしての信頼を築き、長期的な活動が可能になります。
Suno AIの使い方
ここではSuno AIを動かすのに必要なPCのスペックや実際に使うための準備を解説します。また日本語設定を行えば、よりスムーズな操作も可能になります。
実際にSuno AIを動かしたPCのスペック
- マシン:MacBook Pro(13-inch 2020)
- CPUの種類:1.4 GHz クアッドコアIntel Core i5
- システムメモリ:16GB
- GPUの種類:Intel Iris Plus Graphics 645 1536 MB
- HDD/SSDの空き容量:50GB
MacBooK Proを使ってSuno AIを動かしてみましたが、Suno AIを動かすのに高スペックなマシンは必要ありません。基本的にはブラウザが動作すれば音楽を生成できるので、普段お使いのPCでもSuno AIを使うことができるでしょう。
2018年に販売されたCPUにCore i3を搭載しているChromebookでも上記と変わらない速度でSuno AIは音楽を生成してくれました。
Suno AIで音楽を作るための準備
Suno AIはDiscordやGoogle、マイクロソフトのアカウントがあればとても簡単に使うことができます。
では、早速使い方の流れを説明していきます。
まず、Sunoの公式サイトにアクセスします。
次に、ページ右上の「Make a song」をクリックします。
その後、左サイドバーの「Create」ボタンをクリックするとDiscordかGoogleアカウント、Microsoftアカウントのどれを使うか聞いてくるので、今回はDiscordを選択します。
ここで、すでにDiscordにログインしていればそのまま楽曲作成に入れます。もし、Discordにログインしていない場合はログイン画面が表示されますので利用しているDiscordのアカウントやGoogleアカウント、Microsoftアカウントでログインしてください。
下記のような画面になればログインは完了です。これで、音楽を生成する準備ができました!
日本語化の設定を行えば、日本語でのプロンプト入力もスムーズになります。実際に音楽を生成する手順は後述する「Sunoを実際に使ってみた」で詳細をお伝えします。
それでは使っていきましょう!
Suno AIを実際に使ってみた
Suno AIは、YouTube動画の音楽など簡単に作成できるため、クリエイターにとって便利なサービスです。Suno AIの使い方を理解すれば、より効率的に音楽を生成できるでしょう。
以下では、Suno AIで音楽を生成する大まかな手順を以下に示します。では実際に使ってみましょう。
Suno AIで作曲してみよう
具体的な使い方を順を追って説明します。
Suno AIの使い方は簡単!まず左サイドバーの「Create」をクリックすると、「Song Description」という入力項目が出てきます。Suno AIは基本的にこのSong Descriptionにプロンプトを打ち込むことで音楽を生成出来ちゃうんです。
またスマホアプリを利用することで、手軽に音楽を作成できます。
Suno AIはアップデートによって現在V3というVerになっており、V2の頃よりも格段にユーザーが欲する楽曲と、歌詞ありと歌詞なしも自由に選べるようになりました。
各項目を解説していきます。
Custom Mode 歌詞を入力する項目
Custom ModeのトグルをONにするとユーザーが歌詞を入力できる項目が表示されます。Suno AI V3にアップデートされてから、しっかりとイントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏部分等々、テレビで流れていてもおかしくない歌詞と音楽が生成できるようになりました。
Song Description プロンプトを入力する項目
Song Descriptionはプロンプトを入力する項目で、ここで大まかなプロンプトを打ち込みます。細かくプロンプトを指定するほど、生成される音楽のディティールはハッキリする傾向ですが、余り複雑なジャンルやマニアックな音楽ジャンルは得意ではないようです。日本語設定を行えば、歌詞やプロンプトを日本語で入力しやすくなります。
Instrumental 歌詞なしにできる項目
歌詞のない音楽を生成したい時にONにしてください。Suno AI V2は「歌詞は必要ない」とプロンプトに入れても歌詞を勝手に生成する場合もあって、使いづらい部分もあったのですが、V3からはインストゥルメンタルの楽曲が簡単に生成可能になりました。
V3→V2 Suno AIのVerを変える項目
こちらの項目は現行のSuno AI V3から一つ前のV2のどちらを使うか選択出来る項目です。大きなこだわりがなければV3のまま使う方がクオリティの高い音楽が生成できるでしょう。
Suno AIを使って試しに生成
Song Descriptionに作りたい音楽の説明を入力すると、その内容に沿った音楽を歌詞付きで生成してくれます。
試しに、「グルーヴィなドラムにダンサブルなノリ」という曲を作ってもらいましょう!
AI音楽にグルーヴという概念があるのかわかりませんが、ChatGPTで英語に訳したものを入力しCreateボタンを押すと、数秒で2曲生成してくれました!
たった数秒で出来上がったとは思えないほど、かなりの完成度です・・・!
また、Createの画面上に「Custom Mode」というボタンがありますが、これを押すと更に細かく楽曲のスタイルを指定可能です。
Lyricsに歌詞、Style of Musicに曲調、Titleにタイトルを入れてCreateを押せばOKです!
LyricsやStyle of Musicは自動で選択してくれる機能もあるので特に難しいことを考えなくても音楽を生成できます。
完全にお任せで作ってみたのですが、こちらは約1分ほどで音楽が2曲生成されました。
すごいですね・・・!
同じ歌詞でも曲調によってガラッと雰囲気が変わるのでいろいろ試してみてください。歌詞もスタイルもすべてAIに任せてしまっても、数分でかなりのクオリティの曲を作ってくれるので、Suno AIが注目されるのも当然だと思います。
Suno AIの楽曲ダウンロード方法
Suno AIで生成した音楽は、簡単にダウンロードできます。
まず、保存したい楽曲を選択し、ダウンロードボタンをタップします。次に、希望するフォーマットを選び、端末に保存。保存した音楽は、他のアプリやデバイスで再生可能です。
制作した楽曲は、さまざまなプラットフォームで共有できます。音楽制作の幅が広がり、作品を多くの人に届けられるでしょう。
またダウンロードした音楽を編集し、さらに独自のアレンジを加えることで、より個性的な作品を作り上げることもできます。
スマホでのSuno AIの使い方
Suno AIは現在、iOS向けの公式アプリとして提供されています。スマートフォンでの利用を考えている場合、まずはApple App Storeからアプリをダウンロードしてください。
このアプリは、ユーザーがテキストプロンプトを入力するだけで、さまざまな音楽スタイルの楽曲を生成できます。直感的なインターフェースを備えており、音楽のジャンルやテンポ選択が可能です。作成した音楽はその場でプレビューでき、気に入ったものをすぐに保存できます。
外出先でもインスピレーションを逃さずに音楽制作を楽しめるのが特徴です。現在のところ、iOSのみでの提供となっているため、Androidユーザーは今後の展開を期待しましょう。
スマホを使うことで、移動中でも手軽にアイデアを形にでき、忙しい日常の中でも音楽制作を楽しめます。
Suno AIの推しポイントは本当にすごいのか?
ズバリ、Sunoの推しポイントは、ハイクオリティのヴォーカル付き楽曲を生成できることです。それは、上記の「使ってみた」パートで十分感じられたかと思います。
そこで、ここではSunoが作る曲のクオリティを、2023年9月13日に公開されたの「Stable Audio」と比較していきたいと思います!
SunoとStable Audioを比較してみた
Stable Audioは、作りたいサウンドをテキストで記述すると、それに沿った曲が生成されるものなのですが、Sunoのように歌詞を追加することは出来ないため、ヴォーカル付きの音楽は生成できないようです。
そのため今回は、Sunoの方では歌詞の指定はせず、スタイルのみ「EDM」と設定し、Stable Audioの方ではプロンプトにEDMと打ち込んで生成された曲を比較していきます。
Suno | Stable Audio | ||
---|---|---|---|
開発会社 | – | Suno AI | Stable Diffusion |
料金体系 | – | Free、pro plan (月額8ドル)、Premier Plan(月額24ドル) | Free、Pro(月額11.99ドル)、Enterprise(料金は相談) |
機能 | 生成できる曲の長さ | 最長120秒 | 時間を指定できて最長3分 |
音楽生成 | 〇 | 〇 | |
歌詞生成 | 〇 | × | |
ヴォーカル生成 | 〇 | × |
まず、Sunoで生成されたものは以下の二つです。
二つとも歌詞を指定していなかったのですけれど、AIが自動的にトラックにあうようなヴォーカルを入れてくれていました!
ただ、EDMかといわれると、どちらかといえばポップな洋楽みたいな感じなのでその点は少し残念でした。
次に、Stable Audioで生成されたサウンドはこちらです。
こちらはヴォーカルはありませんが、純粋なEDMに近い曲を生成してくれました。Stable AudioはBPMや重低音のレベルなどの詳細な設定もプロンプトに入力できるので、よりクオリティの高いものが生成されると思います。
今回の結果だけですべての性能が比較できるわけではないのですが、これらを比較してみると、生成時間の差はほとんどありませんでした。プロンプトで指定したスタイルにより近い曲を生成してくれたのはStable Audioでした。
Sunoは歌詞の指定を全くしなくてもヴォーカル付きの楽曲を出力してくれたことに加え、そのクオリティも人間と遜色ないものなので、ヴォーカル付きの本格的な音楽を作ることに秀でていると言えます。
Stable Audioはヴォーカル付きの曲は生成できませんが、プロンプトで詳細な設定ができるので、Sunoに比べ高度なインストゥルメンタルを作成できます。
もし、これらのAIを使って楽曲作成を行う方は、それぞれのサービスの得意分野を調べた上で利用するとより効果的にAIを活用できると思います。
Sunoで日本語ヴォーカルの楽曲を生成してみた
Sunoはテキストを入力すればヴォーカル入りの楽曲を生成してくれますが、日本語の歌詞をプロンプトに入力すると日本語ヴォーカルで生成してくれるのです!
今回はSunoに3つの楽曲を作成してもらいます。歌詞はChatGPTに命令書を出して生成してもらいました。早速やってみましょう!
まずひとつ目の歌詞を生成したプロンプトはこんな感じです。
#命令文
あなたは様々なジャンルの歌詞を手掛けている有名な作詞家です。
以下の#条件に従って歌詞を作成してください。
#条件
・出力は下記に示す#出力 の通りに生成する。
・歌詞は下記に示す#入力 の通りに生成する。
#入力
・ジャンル:J-POP
・ターゲット層:全年代
・曲及び歌詞の雰囲気:ゆっくりめ
・歌詞の内容:Suno AIの魅力を歌詞する
・歌詞に含めて欲しい単語
suno ai
無料
プロンプト
作曲
音楽
使い方
有料
歌詞なし
V3
#出力
【歌詞】
イントロ:
Aメロ:
Bメロ:
サビ:
すると、下記のような歌詞が生成されました。
イントロ:
静かな風が運ぶ、未来へのメロディ
suno aiの響き、始まりの予感に
Aメロ:
無料で触れたこの奇跡、プロンプトに誘われ
音楽を紡ぐ日々、使い方は無限大
あなたの思い描くハーモニー、すべてがここから生まれる
Bメロ:
有料の世界へと足を踏み入れて
深化するクリエイティブ、V3の魔法にかかって
歌詞なしでも表現できる、新しい形の感動
サビ:
suno ai、君と創る未来
作曲も夢も、ここに溶け合う
ただリズムに身を任せて、自由に歌おう
無限の可能性を、suno aiとともに
さて、この歌詞を元にしてSunoに作ってもらった楽曲がこちらです!
ちなみに、Style of Musicには「J-pop」と入力しました。すごくないですか!?アニメのオープニングテーマかな?って思える出来栄えに驚きです!
もう少しテンポが速いほうがよかったなぁと思ったのですが。ちょっとブラッシュアップすれば十分曲としてリリースできるレベルで本当にびっくりしました。
では次の曲はどうでしょうか?
ChatGPTに歌詞制作をお願いしたプロンプトは次のとおりです。
あなたは様々なジャンルの歌詞を手掛けている有名な作詞家です。
以下の#条件に従って歌詞を作成してください。
#条件
・出力は下記に示す#出力 の通りに生成する。
・歌詞は下記に示す#入力 の通りに生成する。
#入力
・ジャンル:Nu-metal
・ターゲット層:全年代
・曲及び歌詞の雰囲気:ヘヴィでSlipknotのようなニューメタルサウンド
・歌詞の内容:Suno AIを使えば誰でもクリエイターになれる
・歌詞に含めて欲しい単語
suno AI
生成AI
著作権は有料プラン
商用利用
プロンプト
音楽ジャンル
#出力
【歌詞】
イントロ:
Aメロ:
Bメロ:
サビ:
先ほどとは違い、久しぶりにメタルが聞きたいなと思って作ってもらった歌詞がこちらです。
イントロ:
響け、壊れたシステムを超えて
目覚める新時代の序章
Aメロ:
suno AIで解き放つ、創造の波
生成AIが映す、未見のスケープ
吐き出す言葉、投げ込むプロンプト
それぞれがクリエイター、限界なく
Bメロ:
著作権は有料プラン、商用利用の鍵を握る
音楽ジャンル越え、結界を破壊
挑む全ての声に、力を与え
繋がる世界、無限の扉を開け
サビ:
壊れ、創れ、suno AIとともに
誰もが描く、その手で創造の楔を
ビートに乗せて、叫べ自由を
全てはここから、新たなる道を—
歌詞の内容は先程と似てる部分がありますが、激しめな音楽を指定しただけあって、歌詞が力強い…!ひとまず、これをSunoに投げてみることにします。
Style of Musicは「Nu-metal」と指示しました。
結果はこちらです!
シャウトからのビートダウンとデス声!とても良いですね!そしてAメロでメロディを歌う流行りのメタルが生成されました!1曲目とは違い、メタル系の曲も簡単に生成できたので音楽生成できるジャンルの幅は広そうです!
最後は子ども向けの楽曲を作ってみようかなと思います。
まずは下記のプロンプトでChatGPTに歌詞の制作を依頼しました。
#命令文
あなたは様々なジャンルの歌詞を手掛けている有名な作詞家です。
以下の#条件に従って歌詞を作成してください。
#条件
・出力は下記に示す#出力 の通りに生成する。
・歌詞は下記に示す#入力 の通りに生成する。
#入力
・ジャンル:幼児番組向け
・ターゲット層:3歳〜7歳
・曲及び歌詞の雰囲気:子供にSuno AIを普及させたい。歌詞は今まで作ってくれた歌詞を子供向けに
#出力
【歌詞】
Aメロ:
サビ:
出来上がった歌詞がこちらです。
Aメロ:
ねえ、お友達のsuno AI、
とっても楽しいんだよ
色んな言葉を教えてね、
新しい歌を作ろう
プロンプトでね、アイデアを出して、
音楽がポンポン生まれるよ
無料で始められるから、
みんなで歌おう、楽しい歌
サビ:
suno AI、君と一緒に
楽しい歌を、どんどん作ろう
手をたたいて、リズムを取って
歌って踊って、笑顔になろう!
プロンプト通り、子ども向けの歌詞が生成されました。
では、Sunoに「j-pop, kids, uplifting」で楽曲制作をお願いしたものがこちらです!
すごく使えそうな曲があがってきました!
どこかの番組で流れていても気が付かないクオリティです。けれど子供向けというよりもアニソンって感じは否めません。ただ、これが数秒で出来てしまうというのですから音楽クリエイター泣かせであることは間違いありません。
いやぁ〜・・・すごい時代ですねぇ・・・。
テキストを入力するだけで、こんなにも違うジャンルの楽曲を、しかも日本語ヴォーカル付きで生成してくれるとは・・・。
まだ人間の手直しが必要ではありますが、いずれ完全にAIが楽曲制作を行う時代は近いのではないかと感じましたし、これからはAIを駆使した音楽クリエイターが活躍する時代なのかな。と感じています。
なお、Suno AI以外の音楽生成AIを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
SunoAIはテキストだけで誰でも作曲できる最新ツール
Sunoは多くの人が待ち望んでいた、テキストを入力するだけで誰でも簡単に音楽を生成できる革新的なツールです。既存の音楽生成AIが出来なかった歌詞の作成やヴォーカルの生成ができるため、短期間で爆発的な人気を集めることになりました。
Sunoは数分でクオリティの高い2つの音楽を生成してくれ、その中で気に入ったものをさらに詳細にカスタマイズして、オリジナルの曲を作ることも可能です。
また、現在のSunoはDiscord上で動作するため操作が簡単というだけでなく、他のユーザーと交流したり制作物からインスピレーションを得たりできます。アイデアは無限大!
同じ音楽生成AIのStable Audioとの比較では、出力される音楽の特性の違いが明確に現れていました。Sunoはやはりヴォーカル生成に主眼を置いているようで、特に指定をしなくても勝手にヴォーカルを生成してくれました。
一方Stable Audioはヴォーカルは生成できませんが、プロンプトで詳細な設定ができます。、高クオリティのインストゥルメンタルを生成できるので、そこに主眼を置いていると思います。
また、画像生成AIとSuno AIを組み合わせてAIシンガーのようなジャンルも拡大しており、誰でも気軽に音楽配信ができる時代になってきました。
様々なサービスの特徴を把握し、自分の目的に合わせてうまく使い分ける事で、音楽生成の新しい可能性を開拓できるでしょう!
生成系AIの業務活用なら!
・生成系AIを活用したPoC開発
・生成系AIのコンサルティング
・システム間API連携
最後に
いかがだったでしょうか?
弊社では
・マーケティングやエンジニアリングなどの専門知識を学習させたAI社員の開発
・要件定義・業務フロー作成を80%自動化できる自律型AIエージェントの開発
・生成AIとRPAを組み合わせた業務自動化ツールの開発
・社内人事業務を99%自動化できるAIツールの開発
・ハルシネーション対策AIツールの開発
・自社専用のAIチャットボットの開発
などの開発実績がございます。
まずは、「無料相談」にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。
➡︎生成AIを使った業務効率化、生成AIツールの開発について相談をしてみる。
「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、生成AI社内セミナー・勉強会をさせていただいております。
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また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。