Kirigamiとは?AI生成スライドを編集可能なパワーポイントに変換する国産ツールを徹底解説

Kirigami AI生成 スライド 編集 可能 パワーポイント 変換 国産 ツール 徹底 解説
押さえておきたいポイント
  • AI生成スライドを編集可能なパワーポイントに変換できる国産ツール
  • 重なった画像を自動分離し、破損文字も修復する高度なAI技術を搭載
  • クレジット制の料金体系で15ページ約5分で処理

2026年1月、国産スライドAIエージェントがリリースされました!

今回リリースされた「Kirigami」はNano Banana ProやNotebookLMで作成した画像をパワーポイントスライドとして編集できるようになるサービスです!

本記事ではKirigamiの概要や仕組み、使い方について解説をします。本記事を最後までお読みいただければ、Kirigamiについての理解が深まります!

ぜひ最後までお読みください!

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目次

Kirigamiの概要

AI生成画像をビジネス資料として活用する際、多くのユーザーが直面する課題があります。Nano Banana ProやNotebookLMで作成したスライドは、一枚の画像として出力されるため、テキストの修正や要素の調整ができません。

Kirigamiは、こうした課題を解決するために開発された国産スライドAIエージェントです。AI生成された画像スライドを、編集可能なパワーポイントスライドに変換できます。

参考:https://kirigami.app/ja#

Kirigamiは文字認識、オブジェクト分離、さらには破損文字の修復まで、複数の画像処理技術を用いることで、実用レベルの編集可能なスライドを生成できます。

Kirigamiの仕組み

Kirigamiは、複数の画像処理技術を組み合わせることで、一枚の画像として出力されたスライドを編集可能な形式に変換します。処理は、大きく分けて3つの段階で構成されています。

第一段階では、アップロードされた画像に対して高度なオブジェクト認識を実行します。

背景、テキスト、図形、装飾要素など、スライド内の各要素を個別のオブジェクトとして処理。この段階では、単に「何があるか」を検出するだけでなく、各要素の階層構造(前景・背景の関係)まで理解します。

第二段階では、OCR技術によってテキスト情報を抽出。画像内の文字を検出し、それを編集可能なテキストボックスとして再構成します。

Kirigamiでは、NotebookLMで時折発生する文字の歪みやぼやけといった破損文字も、AIが自動的に認識して修復可能。

第三段階は、最も技術的に高度なオブジェクト分離と再構成の処理です。重なり合った画像要素を個別のレイヤーに分離し、隠れている部分を補完します。

例えば、背景画像の上に配置された剣のイラスト、水滴、書道文字などが、それぞれ独立した編集可能なオブジェクトとして分離されます。

これらの処理を経て、最終的にパワーポイントスライドファイルとして出力されます。

変換後のファイルでは、テキスト、図形、画像などの各要素が個別のオブジェクトとして配置されており、通常のスライド編集と同様に位置調整、サイズ変更、色変更などの操作が可能です。

Kirigamiの特徴

Kirigamiの特徴

Kirigamiには、AI生成スライドの実用性を大きく向上させる3つの主な特徴があります。

破損文字の自動修復機能

NotebookLMやNano Banana Proで生成されたスライドでは、時折テキストが歪んだり、ぼやけたりする現象が発生します。Kirigamiは、こうした破損文字を検出し、正確なテキストに自動変換できます

意図的に破壊された判読不可能な文字であっても、認識して書き直すことも可能。

単純なOCR処理ではなく、文脈や周辺情報から文字を推測・修復するAI技術が活用されているのが特徴です。これにより、生成後の手動修正作業を大幅に削減できるでしょう。

重なり合った画像要素の分離技術

Kirigamiの最大の特徴は複数の画像要素を個別のレイヤーに分離する能力でしょう

通常の画像編集ツールでは、重なり合ったオブジェクトを分離することは難しいです。

しかしKirigamiは、背景、前景のイラスト、装飾要素、テキストなどを自動的に識別し、それぞれを独立した編集可能なオブジェクトとして抽出。さらに重なりによって隠れていた部分を推測して再構成し、必要な箇所に透明処理を施す点です。

例えば、背景画像の上に剣のイラスト、水滴、書道文字が配置されたスライドでも、各要素を個別に移動・編集できる形式に変換されます。

複数ページの並列処理対応

実務でスライドを作成する際、10ページ以上の資料を扱うことも珍しくありません。Kirigamiは、複数ページのPDFを一括でアップロードし、並列処理によって効率的に変換できます。

また、各ページが個別のスライドとして出力されるため、パワーポイントスライドでそのまま編集・プレゼンテーションに使用できる形式です。

Kirigamiの安全性・制約

Kirigamiの利用にあたっては、セキュリティ面と技術的制約の両面を理解しておく必要があります。

データの取り扱いとプライバシー

アップロードされた画像やPDFファイルがどのように処理・保管されるかについて、具体的な情報は明らかにされていません。

機密性の高い資料や個人情報を含むスライドを変換する場合は、事前に提供元への確認をお勧めします。特に企業での導入を検討する際は、データ管理ポリシーやコンプライアンス対応について、直接問い合わせることが重要でしょう。

フォントの再現性に関する制約

変換後のスライドでは、元のフォントが必ずしも正確に再現されない場合があります。

元のフォントがシステムにインストールされていない場合や、フォントライセンスの関係で埋め込みができない場合に発生すると考えられます。ただし、フォントの変更自体は手動で容易に修正できるため、実用上の大きな障害とはならないでしょう。

テキストレイアウトの調整が必要なケース

テキスト内容自体は正確に認識される一方で、文字サイズや配置位置が元のスライドから若干ずれることがあります。

特に、複雑なレイアウトや細かい文字間隔が設定されたスライドでは、変換後に微調整が必要になる可能性が高いです。

この点については、日々アップデートがされており、精度向上が継続的に図られています。現時点では「完全自動」ではなく「手動修正を最小限にする」ツールとして位置づけるのが適切でしょう。

Kirigamiの料金

Kirigamiはクレジット制の料金体系を採用しています。変換処理を実行する際に、ページ数や処理内容に応じてクレジットが消費される仕組みです。

プラン名月額料金クレジット数
LIGHT480円200クレジット/スライド約20枚分
STANDARD980円450クレジット/スライド約45枚分
PREMIUM1,840円900クレジット/スライド約90枚分
参考:https://kirigami.app/ja/pricing

上記は月額プランの一覧ですが、追加クレジットにも対応しています。

パック名料金クレジット数
12回パック320円120クレジット
30回パック720円300クレジット
100回パック2,200円1000クレジット
追加クレジット一覧表

Kirigamiのライセンス

Kirigamiのライセンス形態や利用規約については確認できませんでした。

なお、ChatGPT APIをウェブ上から利用できるオープンソースUIであるChatBot UIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Kirigamiの使い方

Kirigamiを使うには公式ページから無料登録をして利用を開始します。

参考:https://kirigami.app/ja

トップページ右上の「無料で始める」をクリック後、「無料で新規登録」を行います。

参考:https://kirigami.app/ja

Googleアカウントで登録をしたのち、Kirigamiを使えるようになります。

参考:https://kirigami.app/ja

あとはパワーポイント形式にしたい画像をアップすればOKです。

Kirigamiの活用事例

Kirigamiの技術的特徴を踏まえると、さまざまなシーンでの活用が期待できます。ここでは、具体的な活用パターンを紹介します。

NotebookLMとの組み合わせによる資料作成

まず第一には、NotebookLMで生成したスライドをKirigamiで編集可能にするワークフロー。NotebookLMは高品質なスライドデザインを生成できる一方、出力が画像形式であるため編集ができませんでした。

Kirigamiを組み合わせることで、以下のようなことを実現できます。

  1. NotebookLMで資料の骨格となるスライドを生成
  2. Kirigamiで編集可能なパワーポイント形式に変換
  3. 細かい文言調整やレイアウト修正を実施

このワークフローにより、ゼロからスライドを作成する場合と比較して、大幅な時間短縮が可能でしょう。特に、デザインセンスに自信がない担当者でも、AIが生成した洗練されたデザインをベースに資料を完成させられます。

マーケティング資料の迅速な制作

マーケティング部門では、製品紹介資料や営業用プレゼンテーションを頻繁に作成する必要があります。

Nano Banana Proで視覚的に魅力的なスライドを生成し、Kirigamiで細かなブランドガイドラインへの調整を行うことで、制作工数を削減できるでしょう。

特に、次のような場面での活用が考えられます。

  • 新製品発表会のプレゼンテーション資料
  • 展示会用のブース説明スライド
  • 社内向けキャンペーン告知資料

Kirigamiの画像分離機能により、ロゴやブランドカラーの差し替えも容易です。

Kirigamiを実際に使ってみた

実際にKirigamiを使ってみたいと思います。

今回は弊社記事をPDF化し、それをNotebookLMで画像化して、スライドに変換していきます。PDF化する記事はDeepTutorに関する記事です。

実際にNotebookLMで出力されたのがこちら。

出力されたスライドをダウンロードしてKirigamiにアップします。

アップをして編集可能にしようとしたら、クレジット不足で編集可能にできませんでした。また、本記事執筆(2026年1月9日)時点では決済サービスが止まっているので課金することもできませんでした。

なお、安定性・セキュリティ・運用性が一気に進化した次世代オートメーションAIであるn8n 2.0について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

まとめ

本記事では国産スライドAIエージェントであるKirigamiについて解説をしました。

これまでNotebookLMやNano Banana Proでスライド用の画像を生成していたけど、編集ができずに悩まれていた方達にとっては、最高のツールになるのではないでしょうか。

最後に

いかがだったでしょうか?

Kirigamiで「編集可能になった」スライドを、さらに自社フォーマットへ自動適用したい方へ。

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投稿者

  • WEEL Media部

    株式会社WEELが運営する生成系AI関連メディア「生成AI Media」は、AIの専門家によるWebメディアです。 AIに特化した編集部がAIの活用方法、導入事例、ニュース、トレンド情報を発信しています。

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