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【GPT 4 All Tools】ChatGPTもはやAGIじゃん…!革命的な活用事例10選をご紹介

GPT-4 All Tools ChatGPT AGI 活用事例

ChatGPTでイラスト作成やデザインの修正が手軽にできるようになったことはご存知でしょうか?

2023年10月29日にChatGPTの機能がアップデートされ、GPT-4 All ToolsとしてGPT-4搭載の全ての機能を切り替えることなく使えたり様々な形式のファイルの入出力に対応できる機能が追加されました。

実際にこんなことができるようになるんです!

ただし、まだ実装されたばかりの機能であるため、具体的な活用方法がわからない方がほとんどだと思います。

そこで本記事では、GPT-4 All Toolsの具体的な活用事例を10個ご紹介します。

最後まで目を通していただくと、GPT-4 All Toolsの機能を使いこなせるようになり、クリエイター業務の効率化が加速するはずです。ぜひ最後までお読みください。

なお弊社では、生成AIツール開発についての無料相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。

目次

GPT-4 All Toolsの活用事例10選

GPT-4 All Toolsは、2023年10月29日にChatGPTに機能が実装されてから、マルチモーダルAIとしてさまざまな活用方法がネット上で共有されています。

ここでは、X(旧Twitter)の投稿をもとに、10個の活用事例をご紹介するので、ぜひ真似してみてください。

2023年時点の情報を質問

元々ChatGPTは、2021年9月まで(GPT-4は2022年8月まで)の情報しか学習しておらず、それ以降の情報には回答できない状態でした。

しかし、今回GPT-4 All Toolsが実装されたことで、2023年4月もしくは2023年9月までの学習データを備えていることが判明しています。(公式に発表されていないので、詳しい学習期間は不明)

こちらの投稿者の場合は、早速2023年時点の情報を質問したようです。

「現在の総理大臣は?」という問いに対して、「岸田文雄」と回答しているので、確かに2023年4月時点の情報を学習していることがわかります。

最新の情報を学習したことで、さらに質問への回答精度が上がっているので、日常や仕事で疑問が浮かんだ際はChatGPTに質問してみてください。

【小説執筆での活用事例】GPT-4 All Toolsで文章に合った挿絵を自動生成!

こちらの投稿者は、どうやら小説に使用するイメージイラストをGPT-4 All Toolsで生成したようです。

手順は上記投稿のとおりで、まずは小説のPDFをGPT-4 All Toolsに読み込ませて要約させたとのこと。その後に、任意のシーンを指定するとイメージイラストを画像ファイルで出力してくれるようです。

ここまでの流れをまとめると、「PDF→テキスト→画像」というようにファイル形式が変わっているので、マルチモーダルAIとしてプロンプトに柔軟に対応できていることがわかります。

こちらの投稿者は「アニメーション風の画風で」というように細かい指示を与えていますが、ここのバリエーションを変えれば、画風を細かく設定できそうですね!

デザインの修正

今までの画像生成AIでは、既存のデザインに少しだけ手を加えたいという要望に応えるのが困難で、デザインを1から生成することしかできませんでした。

しかし、GPT-4 All Toolsを利用すると、画像をアップロードするだけでデザインの修正が一瞬でできるようです。

上記の投稿では、一例として楽天カードのデザインを異なる4つのデザインに変更しています。どれもクオリティが高く、本当に採用されてもおかしくないデザインに仕上がっていますね!

デザイン関係の仕事を行なっている方はもちろん、企画や広報の仕事でも活かせそうです。

Pythonでパワーポイント資料を作成

GPT-4 All Toolsを使えば、Pythonでパワーポイント資料の作成ができます。これは、ChatGPTがDALL-E・Advanced Data Analysis・Bingなど、さまざまなモードを自動で切り替えられるようになったためです。

こちらの投稿者は、GPT-4 All Toolsを使ってハロウィンを説明する資料を作っています。

まずは、ハロウィンに関係する画像を生成させ、その画像に対する説明文を出力させた上でスライドを生成させています。

今回は、AIが生成した画像をスライドに用いていますが、自社の商品画像を読み込ませれば、営業用のスライドも作れそうですね!

画像を読み込ませてモデルの描写を変える

GPT-4 All Toolsに画像を読み込ませれば、モデルの動きや表情など、細かい部分を調整して新しい画像を生成できます

こちらの投稿者は、座っている犬の画像を読み込ませて、同じ犬が走っている画像を生成したようです。

Twitter(X)の日本語訳

みんな、『All Tools』がどれだけ強力かまだ気づいていない。

GPT-4に画像をアップロードすることができる。

GPT-4 All Toolsに読み込ませた画像と新しく生成した画像で犬の見た目を比較すると、ほとんど同じ見た目に仕上がっていることがわかります。

今回はたまたま犬で実験していますが、人やアニメキャラクターなどで同じ指示を与えたら、もっと需要のある画像を生成できそうですね!

画像をアニメ風デザインに変更

GPT-4 All Toolsに画像を読み込ませて新しい画像を生成できることはここまで何度も紹介しましたが、画風そのものを変更できるようです

こちらの投稿者は、リアルのカピパラの画像を読み込ませて、アニメーション風の画像を生成させています。

Twitter(X)の日本語訳

真のマルチモーダルが #ChatGPT に登場!

画像をアップロードして、#GPT4にピクサー風のアニメーションを作ってもらうデモです。

ChatGPTは#Dalle3によって完全に生成されたカピバラのピクサー風バージョンを出力します。

すべて1つのチャットで動作します!

投稿者が「ピクサー風のアニメーション」と指定することで、確かにピクサー作品に見られるような画風に仕上がっています。

漫画家や小説家、イラストレーターなど、さまざまなクリエイター達が当たり前のように使用する時代が来るかもしれませんね!

旅程表をアップロードしてフライト時間を確認

こちらの投稿者は、GPT-4 All Toolsの「アップロードしたPDFの内容を要約して出力できる」という特性を活かして、旅程表からフライト時刻を出力させています

https://twitter.com/arousaltakuya/status/1718557820998865012

上記のように、アップロードしたファイルから一瞬で欲しい情報を抜き出せるのは大変便利ですよね!

今回は、たまたま旅程表からフライト時間を出力させていますが、ほかにもさまざまな使い方ができます。仕事に導入すれば、生産性向上に役立つことでしょう。

殴り書きした絵をもとにリアルな画像を生成

画像ファイルをGPT-4 All Toolsにアップロードすれば、たとえそれが殴り書きしたレベルの絵であっても、リアルな画像に昇華できます。

こちらの投稿者は、ガンダムに出てくるシャアの絵をアップロードして、リアルな画像を生成したようです。

とくに注目すべきなのが、ダウンロード用のリンクを添えている点です。ユーザーに配慮した、とても親切な設計ですね!

作画に自信がない方でも、この技術を使えば、高レベルのイラストが作れそうです。

2枚の画像をミックスして新しい画像を生成

GPT-4 All Toolsを使った画像生成において、2枚の画像を合体させるという面白い取り組みを行った方がいたので紹介します。

生成した画像を見てみると、生成前の2つの画像の要素が反映されていることがわかります。左側の男性周りにある円形のアイコンと、左側の少女イラストの雰囲気が合わさり、とてもポップな雰囲気のイラストに仕上がっていますね!

良さそうな雰囲気の画像を2枚見つけたら、ぜひ試してみてください。

PDFを読み込ませてロードバイクの組立手順を解説させる

組み立ての手順書や説明書の文章量が多すぎて、確認が面倒に感じることはよくありますよね。このようなときは、GPT-4 All ToolsにPDFファイルを読み込ませて、要点を解説してもらうとよいかもしれません。

こちらの投稿者は、ロードバイクの組み立て手順書をアップロードして、手順の詳細をテキストで出力させています

さらに、画像をアップロードすれば、パーツの名称まで教えてもらえるので、組み立てがかなり捗りそうですね!

ロードバイク以外にも、家具で同様の使い方ができそうです。組み立て手順を見るのが苦手な方は、GPT-4 All Toolsを活用してみてください。

なお、GPT-4 All Toolsについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
【GPT-4 All tools】ChatGPTが全機能同時に使用できるように!何がすごいのか徹底解説

GPT-4 All Toolsを活用して仕事を効率化させよう

GPT-4 All Toolsは、画像やPDFファイルなどを読み込ませることで、さまざまなクリティブ活動を効率化できます。

具体的な活用事例は、以下のとおりです。

  • 2023年時点の情報に関する質問
  • 文章に適した小説の挿絵を生成
  • デザインの修正
  • Pythonでパワーポイント資料の作成
  • 画像を読み込ませてモデルの描写を変更
  • 画像をアニメ風デザインに変更
  • 旅程表をアップロードしてフライト時間を確認
  • 殴り書きした絵をもとにリアルな画像を生成
  • 2枚の画像をミックスして新しい画像を生成
  • PDFを読み込ませてロードバイクの組立手順を解説させる

これらを参考に、GPT-4 All Toolsを活用すれば、創作活動はもちろん、クリエイター業務全般が捗ります。既存の画像をもとに、デザインを少し修正したいケースなどで活用すると、大変便利です。

GPT-4 All Toolsは順次利用範囲が拡大していくので、ぜひ活用してみてください。

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投稿者

  • いつき

    高卒6年目にして独立開業した、フリーランスのWebライター。 ChatGPTをはじめ、多くのAIツールを使いこなした経験を基に、AIメディアの記事を執筆中。 複数のWebメディアに在籍し、ライター・ディレクター業務をマルチにこなす。

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