Stability AI、新CEOと資金調達で再出発

Stability AI

Stability AIは新たな指導体制を迎え、創業者のEmad Mostaqueが3月に辞任してから約3か月が経過しました。

The Informationの報道によると、視覚効果会社Weta Digitalの元CEOであるPrem Akkarajuが新CEOに就任する予定です

このNEWSをAIが簡単要約
  • Stability AIの新CEOにPrem Akkarajuが就任予定
  • 投資家の懸念でCEO交代、3000万ドルの損失
  • Stable Diffusion 3 Mediumを6月12日にリリース

この人事異動は、投資家が同社の財務状況と事業運営に懸念を抱いていたことが背景にあります。

5月のロイター報道では、Stability AIが第1四半期に3000万ドル以上の損失を計上したと伝えられています。

しかし、同社は画像生成技術Stable Diffusionの改良を続けており、6月12日には最新版のStable Diffusion 3 Mediumをリリースしました。

Stability AIは画像生成以外の分野にも進出しており、コード生成モデルのStable Code、テキスト生成モデルのStable LM、音声生成のStable Audio 2.0、動画生成のStable Videoなど、多様なAIモデルを展開しています。

昨年12月には新たな会員制モデルを導入し、商用利用には有料会員登録が必要となりました。

APIを通じた利用も可能で、使用量に応じた課金体系を採用しています。

一方、元CEOのMostaqueは新たな取り組みとしてSchelling AIを立ち上げ、分散型AIの実現に向けて活動を続けています。

参考記事:VentureBeat

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