人工脳組織でCPU開発、超低消費電力
実験室で培養された人間の脳組織(ヒト脳オルガノイド)を使ってCPUを作り出す革新的なシステム「ニューロプラットフォーム」が、スイスのバイオコンピューティング企業FinalSparkによって開発されました。
- 人間の脳組織を使ったCPUシステム
- 16個の脳組織がプロセッサーとして機能
- 脳組織はiPS細胞から作られている
このシステムでは、16個のヒト脳オルガノイドが接続され、プロセッサーとして機能します。
研究者はこの「脳」を使って計算や情報処理を行うことができるのです。
ヒト脳オルガノイドは人工多能性幹細胞(iPS細胞)から分化誘導された神経幹細胞で作られており、ニューロプラットフォームではiPS細胞由来のものが使用されています。
参考記事：Tom’s Hardware
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