シスコ、AI投資で企業共創を推進
シスコは、AI分野での新たな投資ファンドを発表しました。このファンドは、単なる資金提供にとどまらず、企業との協力と共創を目指しています。
- シスコは新たなAI投資ファンドを発表。
- ファンドは企業との協力と共創を目指す。
- シスコはCohereやMistral AIを支援。
シスコのCEO、チャック・ロビンズ氏は、ラスベガスで開催されたCisco Liveで、「最近ではAIに1億ドル投資するという話を聞いても誰も驚かないが、我々は少し違った考え方をしている」と述べました。
この新しい1億ドルのAI投資ファンドは、スタートアップエコシステムを強化し、生成AIや大規模言語モデル(LLM)の開発を進めることを目的としています。
シスコは、Cohere、Mistral AI、Scale AIなどの企業を支援しており、これらの企業は最近の資金調達キャンペーンで数十億ドルの評価を受けています。
特にMistral AIは、元MetaやGoogle DeepMindの科学者によって設立され、米国市場をターゲットにしています。また、Mistralは新たに6億ドルの資金調達を進めており、評価額は60億ドルに達する見込みです。
Scale AIは、AIアプリケーションのトレーニングと検証を提供しており、これまでに130億件のアノテーションと3700万件の生成AIデータをラベル付けしました。
シスコのリーダーたちは、このイニシアチブが単なる金銭的な投資を超え、企業との協力と共創を目指していることを強調しています。
参考記事:VentureBeat
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