Zscaler、生成AIとゼロトラストでセキュリティ強化
ZscalerのCEOであるジェイ・チャウドリー氏は、同社の年次イベント「Zenith Live 24」で、生成AIの利便性とそのセキュリティリスクについて強調しました。
- Zscalerの年次イベントで生成AIの利便性とリスクを強調
- GoogleやNVIDIAとの提携を発表し、生成AIツール「ZDX Copilot」を導入
- FedExなどがZscalerのソリューションでコスト削減と生産性向上を実現
イベントは6月11日から13日まで米国ネバダ州ラスベガスで開催され、GoogleやNVIDIAとの提携を発表。
Zscalerは、従来のネットワークセキュリティをモダンなクラウドベースのソリューションに進化させる企業で、ゼロトラストの考え方に基づく「Zero Trust Exchange Platform」を提供しています。
チャウドリー氏は、生成AIが業務効率を大幅に向上させる一方で、攻撃者も同様に生成AIを利用して攻撃の効率を上げていると指摘。
Zscalerは、生成AIを活用した新しいツール「ZDX Copilot」を導入し、NVIDIAの技術を利用して不正アクセスの迅速な検知を可能にしています。
また、Googleの大企業向けWebブラウザ「Chrome Enterprise」にZscalerのZPA機能を統合し、VPNを使用せずに安全に企業のイントラネットにアクセスできるようにしました。
さらに、FedEx、CVS Health、ServiceNow、Nationwideなどの企業がZscalerのソリューションを導入し、コスト削減や生産性向上を実現している事例が紹介されました。
参考記事:クラウドWatch
「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、朝の通勤時間に読めるメルマガを配信しています。
最新のAI情報を日本最速で受け取りたい方は、以下からご登録ください。
また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。