Pure Storage、AIとセキュリティ強化の新機能を発表
エンタープライズ向けフラッシュストレージベンダーの米Pure Storageは、6月に米国で開催した年次イベント「Pure//Accelerate 2024」で、新機能や新ソリューションを発表しました。
このNEWSをAIが簡単要約
- Pure StorageがAI対応の新機能を発表
- AIコパイロットでストレージ管理を簡素化
- サイバーセキュリティ対策と柔軟なSTaaS
AIワークロード向けの購入モデルやAIを使ったストレージ管理、セルフサービスでのストレージ環境の利用を可能にする「Pure Fusion」のストレージOSへの統合などが含まれています。
7月4日にピュア・ストレージ・ジャパン株式会社がオンライン記者説明会を開催し、プリンシパル・テクノロジストの岩本知博氏が詳細を説明しました。
同氏は、発表内容を以下の4つの分野に分けて解説しました。
- Pure FusionのストレージOS統合とAIコパイロット
新しい「Pure Fusion」では、利用部門がクラウドサービスのようにセルフサービスでストレージをプロビジョニング可能です。さらに、自然言語でストレージを管理できる「AIコパイロット」も発表され、チャット形式でのストレージ状況の調査や構成の推奨が可能となります。 - AIワークロード向けの「Evergreen//One for AI」
GPUの最大帯域幅要件に基づく課金モデル「Evergreen//One for AI」が導入され、AI学習用途に適した柔軟なストレージ利用が可能です。また、NVIDIAの「DGX SuperPOD」の認定を取得し、イーサネットベースのストレージソリューションでも高い性能を提供します。 - サイバーレジリエンスの強化
ランサムウェア対策を強化し、バックアップからの復帰を保証するSLAを拡充。AIを活用して異常検知を強化し、性能やオペレーションの異常なパターンを検出します。 - STaaSの柔軟なメニュー
「Evergreen//One サイト・リバランスSLA」により、データセンターのリバランスを12カ月に一度実施可能にし、高性能な「Ultra」などのメニューがコストパフォーマンスを向上させています。
これらの新機能とソリューションは、Pure Storageのストレージ管理の方向性を示し、クラウドライクな自動化とAIの活用を強調しています。
参考記事:クラウドwatch
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