AWS、独立APIでAIモデルに柔軟なガードレール提供
Amazon Web Services (AWS)は、ガードレール機能を独立したAPI「Guardrails API」として提供し、AIモデルやアプリケーションに適用できるようにしました。
これにより、ヘイトスピーチや性的表現などのガードレールを柔軟に設定できるようになり、AWSの顧客はAmazon Bedrockを使用していなくても、このAPIを利用してガードレールを設定できます。
- AWSは独立APIでAIガードレール提供。
- 新機能でAIの安全性とプライバシー確保。
- AIモデルが過去の情報を記憶・分析。
AWSの生成AI担当副社長ヴァシ・フィロミン氏は、このAPIの目的は、顧客にさらなるモデル選択肢を提供し、安全性、プライバシー、真実性を確保することだと述べています。
また、文脈的グラウンディングという新機能により、AIモデルが現実のデータを基に応答しているかを確認し、幻覚を75%以上検出・フィルタリングすることも可能です。
Bedrock上で構築されたAIエージェントは、過去のインタラクションを記憶し、ユーザーの好みを反映させることができるようになります。
さらに、新しいコード解釈機能により、AIモデルが数値データを分析するコードを生成し、複雑なクエリに回答する能力が強化されました。
AWSは、これらのアップデートにより、顧客が生成AIを活用しやすくすることを目指しています。
フィロミン氏は、生成AIがあらゆる業務や業界を変革する可能性があり、顧客に適切なツールと機能を提供することが重要だと強調しています。
参考記事:AWS
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