Runway、生成AIビデオ「Gen-3 Alpha」新機能を発表
ニューヨーク市のスタートアップRunwayは、データスクレイピングやトレーニング手法に対する議論にもかかわらず、生成AIビデオプラットフォームに新機能を追加しました。
- Runwayが新機能「Gen-3 Alpha」を発表。
- テキストと画像から瞬時にビデオ生成。
- 生成ビデオは5秒か10秒で選択可能。
新しいAIビデオモデル「Gen-3 Alpha」は、テキストプロンプトから数秒でリアルなビデオを生成できるだけでなく、静止画像をプロンプトとして使用することも可能です。
ユーザーはRunwayのウェブサイトから「Gen 3-Alphaを試す」ボタンをクリックし、画像をアップロードするかテキストプロンプトを入力して新しいAIビデオ生成を開始できます。
生成するビデオの長さは5秒または10秒から選べ、10秒のビデオ生成には40クレジット、5秒の生成には20クレジットが必要です。
実際のテストでは、静止画像からビデオを生成するのに1分未満で完了し、そのスピードと品質に驚かされました。
さらに、このモデルは明示的な画像や有名人の画像からのビデオ生成を自動的に検出してブロックする機能も備えています。
週末に一部のRunwayサブスクライバーに一時的に公開された後、正式にリリースされたこの機能は、映画制作やビデオ作成の分野に新たな変革をもたらすと期待されています。
Runwayの共同創設者兼CEOのCristóbal Valenzuelaは、個人のXアカウントで自身の画像から生成したビデオを投稿し、この新機能を紹介しました。
Runwayは、OpenAIやKuaishou Technology、Luma AI、Pikaなどと共に高速で高品質な生成ビデオを提供することを競っていますが、著作権法に関する訴訟が今後の進展に影響を与える可能性があります。
参考記事:Runway
「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、朝の通勤時間に読めるメルマガを配信しています。
最新のAI情報を日本最速で受け取りたい方は、以下からご登録ください。
また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。