AIスタートアップEma、3600万ドル調達成功
元GoogleとOktaの社員が設立したサンフランシスコ拠点のAIスタートアップ「Ema」は、シリーズAの資金調達ラウンドで新たに3600万ドルを調達し、総額6100万ドルとなりました。
このラウンドはAccelとSection 32が主導しました。
- EmaがシリーズAで3600万ドルを調達。
- ユニバーサルAI従業員を提供。
- フィンテック等で導入が急速に進行。
Emaは企業がコード不要でAIエージェントを展開できる技術を開発しており、さまざまな業務を自動化する「ユニバーサルAI従業員」を提供しています。
CEOのSurojit Chatterjee氏によると、Emaは顧客サポート、営業、法務など幅広い業務をカバーできるとのことです。
Emaは数か月前にステルスモードから脱し、フィンテック、法務、ヘルスケア、eコマースなどの分野で急速に導入が進んでいます。
新たな資金は技術のさらなる開発と市場展開チームの拡大に使用される予定です。
競合他社としてはDecagon、Yellow AI、Cognigy、Rasa、Kora AIがあり、OpenAIの取締役会メンバーBret Taylor氏のSierraもこの分野に参入しています。
Emaは、プライベートカスタムモデルを使ってAIエージェントを構築できる機能を提供し、データの安全性とプライバシーを確保するための強力なセキュリティ対策を実施しています。
Chatterjee氏は、Emaが企業の単調な作業を自動化し、従業員がより価値のある仕事に集中できるよう支援すると述べています。
参考記事:Ema
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