リコージャパン、AIとセキュリティに注力 2024年度戦略を発表
リコージャパンは2024年度の事業戦略として、「AI」「セキュリティ」「脱炭素ソリューション」の3つを強化ポイントに掲げました。
- リコージャパンはAI・セキュリティを強化します。
- 脱炭素ソリューションで全国展開を進めます。
- 700億パラメーターの大規模言語モデルを発表しました。
同社の代表取締役社長、笠井徹氏は「お客様の最大の関心事はAIであり、同時にデジタル化されたデータの保護も重要です。また、脱炭素は大きな社会課題ですが、中小企業では実行が難しい現状がある」と述べ、これらの課題解決に向けたソリューションを提供する方針を示しました。
AI分野では、AI導入が進まない原因として理解不足や人材不足が挙げられ、リコージャパンは「使いこなせるAI」を提供するための支援を強化します。
社内では既に「FAQ支援AI」や「レコメンドAI」などを実践しており、これらの成果を顧客にも提供する予定です。
セキュリティ分野では、第三者の侵入を前提とした包括的な対策が必要とされ、リコージャパンは「事業に寄与するISMS」を継続し、セキュリティの実践事例を全国で紹介しています。
脱炭素ソリューションにおいては、ZEB(脱炭素実践事業所)化の推進を通じて省エネと働きやすさを両立した事業所を全国に展開し、広範な法人からのニーズに応えるとしています。
さらに、同社は700億パラメーターの大規模言語モデルを発表し、製造業や医療機関向けに支援を提供していく方針です。
笠井氏は、「専門性の高い職種で今後プライベートAIが活用されるケースが増える」と述べました。
参考記事:ZDNET
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