「メガロポリス」予告編、AI生成による偽批評コメント発覚で謝罪

2024年8月22日に公開されたフランシス・フォード・コッポラ監督のSF映画「メガロポリス」の予告編が、映画評論家による偽の批評コメントを使用していたことが発覚しました。

この予告編には、The New Yorkerのポーリン・ケイル氏やThe Village Voiceのアンドリュー・サリス氏といった著名な評論家が、コッポラ監督の過去作を批判するコメントが含まれていました。

しかし、これらのコメントは実在しないものであり、映画関連メディアのVultureが即座に指摘しました。

その後、配給を担当するライオンズゲートは問題の予告編をインターネットから削除し、謝罪声明を発表。

声明では、審査プロセスでの誤りを認め、関係者に謝罪しました。

さらに、映画メディアのDeadlineが独自に調査を行った結果、偽コメントはAIによって生成されたものであり、制作には独立系映画コンサルタントのエディ・イーガン氏が関与していたことが判明。

イーガン氏はこの騒動を受けて、マーケティングチームから解雇されました。

参考記事：Valture