Altera、新FPGA製品でAI推進を加速
インテルのプログラマブルチップ部門であるAlteraは、エッジとクラウドに向けたAI強化を目指し、新たな製品群を発表しました。
- Alteraが新製品群でAI推進を強化。
- 独立再出発し、FPGA市場で成長目指す。
- Agilex FPGAがAI対応機能を強化。
今回の発表には、設計後でもプログラム可能なFPGAハードウェア、ソフトウェア、および開発ツールが含まれ、これにより広範なユースケースでの活用が可能になります。
年次開発者会議でAlteraは、新世代のAgilex 3 FPGAの詳細を公開し、次世代のAgilex 5 FPGA向けの開発キットとソフトウェアサポートを発表しました。
これについて、AlteraのCEOであるサンドラ・リベラ氏は、「私たちはイノベーターに最新のプログラマブル技術を提供することに全力を尽くしています」と述べ、データセンターや自動車、産業、医療などの分野での応用を強調しました。
リベラ氏は、Alteraをインテルから再独立させる取り組みを進めており、今年の「Altera Innovator’s Day」でその成果を発表。
リベラ氏は「世界一のFPGAプロバイダーになることを目指しており、すでに多くの設計で勝利を収めています」と語り、今後のさらなる成長を予感させました。
Alteraは、高性能なFPGAソリューションを提供する唯一の独立企業として、顧客に迅速かつ柔軟な開発環境を提供しています。
特に、Agilex FPGAはAI推論に最適化されており、AI Tensor Blocksや人気のAIフレームワークを活用した開発が可能です。
新たに発表されたAgilex 3 FPGAは、前世代と比べて高い集積度と性能を備え、セキュリティ機能も強化されています。
Alteraは今後も、FPGA市場での地位を強化し、AI時代の要求に応える製品開発を進めていく方針です。
参考記事:Intel
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