AI業界で台頭するLateral、企業の成長を支援

人工知能（AI）業界の発展が続く中、企業が優れた技術基盤を持つパートナーを必要とする場面が増えています。

そんな中、2008年に設立されたLateralが注目されています。

同社はヘルスケアやサステナビリティ、産業技術分野で台頭するAI企業を支える開発スタジオです。

特に、AI人材不足が深刻化する現状で、Lateralの役割が一層重要になっています。

AIエンジニアの確保には高額なコストがかかり、多くのスタートアップが技術的な成長に苦戦しています。

そこでLateralは、技術パートナーとして企業が成長できるようにサポートし、大規模な社内チームを持たずにAIの最先端技術を活用できる体制を提供しています。

たとえば、AIを使ったがんの早期発見を目指すEzraは、Lateralを単なるベンダーではなく戦略的パートナーとして選びました。

この協力により、Ezraは4,000万ドル以上の資金調達を成功させ、革新的ながん検出モデルを開発しました。

また、Lateralは廃棄物管理の改革を目指すRubiconとも提携し、持続可能な社会づくりに貢献しています。

Lateralはグローバルに300名以上の従業員を抱え、5つのスタジオを展開することで、AIの人材不足に対応しています。

世界中から優れたイノベーターを集め、クライアントのニーズに合わせた高度な技術サポートを提供しています。

今後もLateralはAI企業とのパートナーシップを拡大し、技術とコストの両面で支援する体制を強化していく方針です。

CEOのCiprian Morar氏は、「私たちは未来を作り上げており、テクノロジーがどのように生活を変革するかを形作っています」と語っています。

参考記事：Venture Beat