Seedance 2.0とは?2K対応の動画生成AIの仕組み・特徴・使い方まで徹底解説

- TikTok運営会社であるByteDance発、次世代AI動画生成モデル
- 「映画のようなシネマティックコンテンツ」を実現するマルチモーダル生成機能を備える
- 生成される動画は4~15秒程度の長さで、自動的に効果音や音楽が付加される
2026年2月、TikTok運営会社であるByteDanceは、新世代のAI動画生成モデル「Seedance 2.0」を発表しました!
このモデルは画像・動画・音声・テキストのマルチモーダル入力に対応しており、短いシーンの映像を自動生成することが可能です。
ByteDanceによれば、Seedance 2.0は「映画のようなシネマティックコンテンツ」を実現するマルチモーダル生成機能を備えており、公開直後には中国のAI関連企業の株価が上昇するなど、大きな注目を集めています。
そこで本記事では、このSeedance 2.0の仕組みや性能、ライセンス情報や使い方まで徹底的に解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
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Seedance 2.0とは?

Seedance 2.0は、従来のSeedance 1.5 Pro版をさらに強化したAI動画生成モデルで、同時に複数のメディアを処理できます。
われわれユーザーは、最大9枚の画像、3本の動画、3つの音声ファイル(合計12ファイル)を組み合わせて入力でき、生成される動画は4~15秒程度の長さで、自動的に効果音や音楽が付加されます。
ByteDance公式発表によると、Seedance 2.0は前バージョンに比べて出力速度が約30%向上し、最大2K解像度の高精細映像をサポートしているそうです。
また、CHINA DAILYの記事によると、スイスのCTOL社が、Seedance 2.0を「最先端のAI動画生成モデル」と評価していて、OpenAI「Sora 2」やGoogle「Veo 3.1」よりも優れた性能を残していると報告しています。
なお2026年2月10日時点で、Seedance 2.0は限定ベータ版としてByteDance公式の動画編集プラットフォーム(「剪映/ジーメン」)上で提供されています。
リリース当初は一部機能に倫理的な議論も起こっていて、実在人物の顔画像による音声生成機能が一時停止されているようです。
なお、初期モデル「Seedance 1.0」について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

Seedance 2.0の仕組み
Seedance 2.0の生成エンジンは「Dual Branch Diffusion Transformer」アーキテクチャを採用していて、映像生成用と音声生成用の2系統を並列に動作させます。
これによって、テキストや画像などの入力から、映像と音声を同時に生成することが可能となっています。生成プロセスでは、アップロードした参照用動画からカメラワークや動作パターンを抽出して新映像に反映する機能も備えています。
イメージとしては、参照素材の解析結果と指示テキストを組み合わせ、各フレームの一貫性を保ちながら複数シーンを連続生成するような形です。

Seedance 2.0の特徴

Seedance 2.0は、「プロ級」の動画品質と柔軟な制御性を両立します。
出力映像は最大2K解像度まで対応し、1080pシネマ品質相当の高解像度で生成されます。前モデルに比べ、約30%高速な生成を実現し、数分で複数カットからなるストーリー動画を作成できます。
1つのプロンプトから連続する複数のシーンを自動生成しつつ、キャラクターや画風の一貫性も維持できる点が大きな特徴です。
音声生成も強化されていて、英語・日本語・中国語など8カ国語以上に対応した音素レベルのリップシンクをサポートしています。
Seedance 2.0の安全性・制約
Seedance 2.0では、倫理・法令順守の観点から、現実の人物に関する機能に制限が設けられています。
具体的には、実在人物の顔画像を参照に使用する機能は2026年2月10日時点で一時ブロックされており、本人の声を無断で生成する機能も緊急停止されています。
ByteDanceはその代替策として、アプリ上で動画生成前にライブ認証を行い、使用者自身の顔と音声を確認する仕組みを導入しているそうです。
さらに、Seedance 2.0による生成物には、著作権や肖像権などの権利問題が潜むため、商用利用の際は素材の権利許諾を確認する必要があります(ガイドラインに沿ったコンテンツ利用が求められます)。
Seedance 2.0の料金
Seedance 2.0はサブスクリプション制で提供され、利用者は用途に応じたプランを選択します。下表にプランと月額料金(年間契約時)をまとめます。
| プラン | 月額 | AIクレジット量 |
|---|---|---|
| Basic | $8.33 | 36,000 |
| Pro | $16.67 | 74,400 |
| Elite | $33.33 | 153,600 |
すべてのプランに商用利用ライセンスが含まれ、生成動画を広告・マーケティングなどに利用できます。
Seedance 2.0のライセンス
Seedance 2.0のモデル自体はクラウドサービスとして提供されており、ユーザーは利用契約に基づいてサービスを使用します。すべてのプランに商用利用が認められるライセンスが付与されており、生成動画の商用利用は可能です。
一方、モデルのアルゴリズムや学習済み重みをユーザーが改変・再配布することは禁止されています。
| 利用用途 | 可否 | 備考 |
|---|---|---|
| 商用利用 | ⭕️ | |
| 改変 | ❌️ | |
| 配布 | ❌️ | |
| 特許使用 | ⭕️ | |
| 私的使用 | ⭕️ |
Seedance 2.0の使い方
2026年2月10日時点でSeedance 2.0は、ByteDanceの動画編集プラットフォーム「剪映(ジーメン)」および外部サービスで試すことができます。以下に代表的な利用手順を示します。
ByteDanceの動画編集プラットフォーム(Jimeng)で使う
Webブラウザで「剪映(jimeng.jianying.com)」にアクセスし、アカウントでログインします。一部限定で、ByteDance公式サイト上でSeedance 2.0ベータが提供されているようです。
メニューからビデオ生成ツールを選択し、新規プロジェクトを開始します。
以下の画像の赤枠部分がモデル選択メニューですが、筆者の環境ではまだSeedance 2.0を利用することはできませんでした。


利用できるようになったら、参照に使う静止画や動画を必要に応じてアップロードします(最大9枚の画像、3本の動画、3つの音声ファイルまで)。
プロンプト欄に生成したい内容を日本語または英語で入力しましょう。
CapCutのDreaminaなどのサードパーティプラットフォームで使う
日本語環境や海外から試す場合、CapCutのDreamina側などのサードパーティプラットフォームも利用できます。CapCutではSeedance 2.0が統合されており、無料トライアルで体験できます。
CapCutのWebページにアクセスすると、すでにSeedance 2.0がモデル選択できる状態に見えますが、実際に使えるのはSeedance 1.5 Proまで、2.0は近日公開予定とのことです。
もし使えるようになったら、先ほどの手順と同様に、画像/動画/音声をアップロードし、プロンプト中で @Image1 @Video1 を使って指示を記述します。
生成ボタンを実行するとSeedance 2.0が稼働し、短時間で映像が出力されるかと思います。生成された動画はWeb画面上でダウンロードできます。
以上のように、Seedance 2.0は公式サイトだけでなく外部サービス経由でも利用できるようになる予定で、いずれの場合もマルチモーダル入力とプロンプトによって簡単にAI動画を生成できます。
Seedance 2.0の活用シーン

Seedance 2.0は多用途の映像制作に適しており、企業やクリエイターの幅広い課題を解決してくれそうです。
ByteDance公式では「SNS用のショートビデオ、マーケティングキャンペーン、商品デモ映像、教育教材、映画のプリビジュアライゼーション、個人の記念動画」などへの利用例が挙げられています。
特に、プロ並みの演出が求められる広告制作や、複数カットを連続した物語映像としてまとめたい場面で威力を発揮しそうです。
Seedance 2.0によって、以前は撮影・編集に数日かかったようなコンテンツを、少人数・短時間で生成できるようになる可能性がありますね。
なお、その他の動画生成AIについては下記の記事をご覧ください。

よくある質問
まとめ
ByteDanceのSeedance 2.0は、マルチモーダル対応の先進的なAI動画生成モデルです。
テキストや画像、動画、音声を組み合わせることで、数分でプロ品質の映像を出力でき、多様なクリエイティブ業務に応用が期待されます。
Seedance 2.0は映像制作の効率と表現力を飛躍的に向上させてくれる技術であり、今後も動画AIの最前線で大きな注目を集めるでしょう。
最後に
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