Stable Diffusionで使える「Civitai」とは?使い方・モデルの選び方・安全なダウンロード方法まで徹底解説

- Stable Diffusion向けのモデル共有サイトでCheckpointやLoRA追加により生成クオリティを底上げ
- 2026年4月のドメイン再編でcivitai.comはSFW専用、civitai.redがNSFW込みの本体に役割分担
- 安全面は.safetensors優先とライセンス欄4項目の確認で商用利用リスクを低減
突然ですが、みなさんはStable Diffusionの可能性を広げる「Civitai」についてご存知でしょうか。
CivitaiにはStable Diffusionで使用できるAIモデルが多数共有されており、ダウンロードしたモデルを使用すれば生成画像のクオリティを向上させられるのが魅力です。ただ、Civitaiは2026年4月にサイトのドメイン構成そのものが変わり、料金プランや使えるBuzzの種類も以前とは異なります。今回は、Civitaiの概要と使い方を2026年8月時点の最新仕様にあわせて解説します。
モデルの選び方や安全なダウンロード方法、料金プラン、WebUI拡張機能「Civitai Helper」の使い方についてもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/
Civitaiとは

Civitaiは、Stable Diffusionで使用できるAIモデルを多数共有しているプラットフォームです。ユーザーは簡単なテキスト入力やパラメータの調整を通じて、高品質な画像を生成できます。
アカウントを作成すると、サイト内通貨の「Buzz」が獲得できるほか、ブックマーク機能やモデルの評価・レビュー投稿など、便利な機能が利用可能になります。
Buzzは暗号資産ではなく、Civitai内で使えるサイト内通貨(ポイント)です。2026年4月のドメイン再編にともない、Buzzは以下の3種類がドメインごとに役割分担する形になりました。
| Buzzの種類 | 入手方法 | 使えるドメイン | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| Blue Buzz | サイト内の活用(レビュー投稿、デイリーログインなど)で無料獲得 | civitai.com/civitai.red の両方 | SFWコンテンツの画像生成、クリエイターへのチップ |
| Yellow Buzz | civitai.redで暗号資産(対応コインの直接送金)を使って購入 | civitai.red | NSFW含む全コンテンツの画像生成、LoRAトレーニング |
| Green Buzz | civitai.comでクレジットカード購入 | civitai.com | Civitai GreenでのSFW画像生成 |
Buzzの主な使い道は以下のとおりです。
| 画像生成 | Civitaiのオンサイトジェネレーターで画像を生成する際に消費 |
|---|---|
| LoRAトレーニング | 自分だけの追加学習モデルを作成 |
| クリエイターへのチップ(投げ銭) | 気に入ったモデル作者を応援 |
| バウンティ(報酬付きリクエスト)の投稿 | 欲しいモデルのリクエストを出す |
| チャレンジ(コンテスト)への参加 | Buzz賞金付きのコンテストに参加 |
civitai.comとcivitai.redの違い
2026年4月15日、Civitaiはサイトのドメイン構成を再編しました。2026年8月現在はcivitai.comがSFW(全年齢向け)専用サイト、civitai.redがNSFWを含む全コンテンツを扱うメインサイトという2本立てになっています。2025年10月に登場したSFW専用サイト「Civitai Green」は役割をcivitai.comに引き継ぎ、civitai.greenにアクセスすると現在はcivitai.comへリダイレクトされます。
| 項目 | civitai.com | civitai.red |
|---|---|---|
| 扱うコンテンツ | SFW(全年齢向け)のみ | SFW+NSFWの全コンテンツ |
| 決済手段 | クレジットカード | 暗号資産が中心 |
| メンバーシップの購入 | 可能 | civitai.com側で購入する |
| 使えるBuzz | Blue Buzz/Green Buzz | Blue Buzz/Yellow Buzz |
| アカウント | 共通(1アカウントで両方にログイン可能) | 共通 |
アカウントは1つで両方のドメインを行き来でき、フォローや投稿、統計情報は共通です。表示されるコンテンツが違うだけで、裏側のデータベースは同じという設計になっています。
かつて課題だったクレジットカード決済も、SFW専用となったcivitai.com側で利用できるようになりました。職場や教育機関など、NSFWコンテンツの閲覧が望ましくない環境でCivitaiを使いたい場合は、civitai.comだけを使う運用にしておけば安心です。
Civitaiの料金プラン
Civitaiには無料プランのほか、3段階の有料メンバーシップがあります。
2026年8月現在、SFW専用サイトとなったcivitai.com上でクレジットカードによる通常購入が可能です。ギフトカード方式のプリペイドメンバーシップも引き続き選べます。
| プラン | 月額 | Green Buzz付与 | プライベートモデル | 1ジョブの画像枚数 | 主な特典 |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料 | 0ドル | Blue Buzz(活動で獲得) | – | – | モデル閲覧・ダウンロード、SFW画像生成 |
| Bronze | 10ドル | 10,000 Buzz/月 | 3個 | 8枚(同時8ジョブ) | 広告非表示、優先サポート、Civitai Link、8画像/ジョブ |
| Silver | 25ドル | 25,000 Buzz/月 | 10個 | 10枚(同時10ジョブ) | Bronzeの全機能+150%Buzzボーナス、10画像/ジョブ |
| Gold | 50ドル | 50,000 Buzz/月 | 100個 | 12枚(同時10ジョブ) | Silverの全機能+300%Buzzボーナス、アニメバッジ、VIPサポート |
有料プラン共通の特典として、広告非表示、Civitai Link(ローカル環境との連携)、限定Discordチャンネルへのアクセス、新機能の早期アクセス、クリエイタープログラム(Buzzで収益化)への参加が含まれます。
なお2026年8月には、現金ではなく貯めたBuzzで支払う「Buzzメンバーシップ」も選べるようになりました。Buzz付与は付かず特典のみのプランですが、サイト内での活動が多い方には現実的な選択肢です。
Civitaiのサインイン方法
Civitaiでは、多くのモデルのダウンロードにサインインが必要です。特にNSFWコンテンツを含むモデルや、一部の人気モデルはサインイン必須となっています。登録方法は簡単で、以下の3ステップでできます。
- 公式サイトにアクセスする
- ログイン方法を選択する
- アカウント情報を登録する
公式サイトにアクセスする

ここでは、日本語の画面でわかりやすく説明しますね。まずは、Civitaiの公式サイトにアクセスし、右上にある「サインイン」をクリックします。
ログイン方法を選択する

ログインする方法を選択します。以下のいずれかのアカウントがあれば登録可能です。
- Discord
- GitHub

利用規約が表示されるので、しっかり読んで問題がなければ先へ進みます。
アカウント情報を登録する

登録方法はメールアドレスとユーザー名を入力するだけ。「保存」をクリックして次へ行きましょう。あとは、以下のように「保存」「終わり」と進むと登録完了です!


これで多くのモデルのダウンロードや便利な機能が使えるようになります。
Civitaiで何がダウンロードできる
Civitaiでは、以下のようなさまざまな種類のリソースをダウンロードできます。
| Checkpoint(モデル) | 画風のベースとなるメインのモデル |
|---|---|
| LoRA | 少ない計算量で特定のスタイルやキャラクターを学習させた追加モデル |
| VAE | 生成画像の色味や精度を向上させるモデル |
| Textual Inversion(Embedding) | 特定の概念やスタイルをテキストとして埋め込んだ学習データ |
| Hypernetwork | モデルの出力を微調整するネットワーク |
| LyCORIS | LoRAの発展型で、より柔軟な追加学習が可能 |
| ポーズ集(Poses) | ControlNetで使用できるポーズデータ |
| ワイルドカード(Wildcards) | プロンプトのランダム生成に使えるテキストファイル |
Checkpoint(モデル)
Checkpoint(モデル)とは、Civitai内で提供されている特定の画像を事前学習した生成AIのモデルを指しています。通常はモデルと一括りに呼ばれますが、CivitaiではCheckpointと呼ばれているのが特徴です。
Checkpointをダウンロードすれば、アニメ風・リアルの人物風など、指定した画風で簡単に画像を生成できます。使用するCheckpointを切り替えるだけで画風も瞬時に切り替えられるので、色々試してみてください!
Checkpointについては下記の記事でも解説しています。

VAE
VAE(Variational Auto Encoder)とは、生成画像の精度を高めるために使用されるモデルのことです。エンコーダーとデコーダーの2つのモデルがそれぞれ役割を果たすことで、精度の高い画像を生成しています。
まずは、エンコーダーで入力された画像を圧縮しているのが特徴。その後、デコーダーで画像を復元し、精度の高い画像に仕上げています。ユーザーとしては、リアルなテクスチャや複雑なパターンを持つ画像を効率的に生成できるのが大きなメリットです。
LoRA
LoRA(Low-Rank Adaptation)は、大規模言語モデルや画像生成AIを効率的に学習できるモデルです。Civitaiでは、おもに画像生成AIの学習に特化したモデルが多く共有されています。
LoRAを使用すると少ない計算量で追加学習できるので、ほかの学習方法に比べて時間やコストがかかりません。Civitaiには、アニメキャラや日本人女性の生成に特化したLoRAが共有されているため、生成画像のテイストを特定のジャンルに特化させたい場合にダウンロードしてみてください。
LoRAについては下記の記事も参考にしてください。

ポーズ集
Civitaiでは、画像生成で利用できるポーズ集もダウンロードできます。ダウンロードしたポーズは、Stable Diffusionの「ControlNet」という拡張機能を使用することで利用できる仕組みです。
通常、画像生成時にプロンプトでポーズを指定しても、なかなかうまく生成画像に反映されません。しかし、CivitaiでダウンロードしたポーズをControlNet経由で指定すれば、自分が思い描く画像を生成できます。
ControlNetについては下記の記事でも解説しています。

LyCORIS
LyCORIS(Lora beYond Conventional methods, Other Rank adaptation Implementations for Stable diffusion)は、LoRAを発展させた追加学習アルゴリズムをまとめた総称です。
LoCon・LoHa・LoKr・(IA)³・DyLoRAなど複数の手法が含まれており、LoRAより小さいファイルサイズで画風やキャラクターの特徴を再現しやすいのが特徴といえます。
Civitaiで探すときは、Modelsページの「Filters」から「Model types」で「LoCon」を選ぶとLyCORIS系のモデルが絞り込めます。CivitaiではLyCORISをLoCon種別として扱っているためです。
使い方はLoRAとほぼ同じです。AUTOMATIC1111版Stable Diffusion WebUIはバージョン1.5.0以降でLyCORISを標準サポートしているので、拡張機能を入れなくても models/Lora フォルダに置くだけで認識されます。プロンプトからも <lora:ファイル名:強度> というLoRAと同じ書式で呼び出せます。
なお、1.5.0より前のバージョンで使っていた古いLyCORIS拡張機能が残っていると競合するので、心当たりのある方は削除しておきましょう。
HypernetworkとTextual Inversion(Embedding)
HypernetworkとTextual Inversionは、どちらもLoRAより前から使われてきた追加学習の手法です。
Hypernetworkは、モデル本体には手を加えず、出力を横から微調整する小さなネットワークを追加する方式です。ファイルは models/hypernetworks フォルダに置き、プロンプトでは <hypernet:ファイル名:強度> の形式で呼び出します。
Textual Inversion(Embedding)は、特定の画風や概念を「新しい単語」としてモデルに覚えさせる手法です。ファイルは embeddings フォルダに置き、プロンプトにファイル名をそのまま書くだけで効果が出ます。ファイルサイズが数十KB程度と非常に軽いため、ネガティブプロンプト用のEmbeddingとして今も広く使われています。
現在の主流はLoRAとLyCORISですが、Civitaiには両形式のリソースが今も公開されています。軽さを優先したい場面ではTextual Inversionが選択肢になるでしょう。
Civitaiで安全にモデルをダウンロードするためのポイント
Civitaiのモデルダウンロードは基本的に安全ですが、ファイル形式によってはリスクがゼロではありません。Civitaiを安全に使いこなすためのポイントを押さえておきましょう。
.safetensors形式を選ぶのがおすすめ
AIモデルのファイル形式には、主に「.ckpt」と「.safetensors」の2種類があります。結論から言えば、.safetensors形式を選ぶのが安全です。
.ckpt形式はPythonの「pickle」という仕組みを使っていて、ファイル内に任意のコードを埋め込むことが技術的に可能です。過去には、悪意のあるモデルファイルを通じてPCが乗っ取られるリスクが指摘されています。
一方、.safetensors形式はHugging Faceが開発した新しいフォーマットで、テンソルデータのみを格納する設計になっています。コード実行の仕組みがないため、マルウェアのリスクがありません。
Civitaiのセキュリティスキャン
Civitaiでは、アップロードされたすべてのファイルに対してウイルススキャン(ClamAV)とPickleスキャンが実施されています。
モデルページに「File verified」と表示されている場合でも、万全を期すのであれば、 .safetensors形式を選ぶことをおすすめします。
ダウンロードボタンの横にファイル形式が表示されるので、複数の形式が用意されている場合は.safetensorsを選びましょう。
Civitaiのおすすめモデル8選
Civitaiにはアニメ画に特化したものや写実画に特化したものなど、さまざまなモデルが存在しています。2026年現在は、SD 1.5・SDXLに加えて、アニメ系に強い「Illustrious」やPony系といった新しいベースモデルの派生も主流になりつつあります。
どれを使えばいいかわからない!という方のために、2026年8月時点でも現行かつダウンロード数の多いモデルを8つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
majicMIX realistic 麦橘写实

majicMIX realistic 麦橘写实は、アジア人に特化した実写系の画像を生成できるモデル。写真のようにリアルなアジア系美女の画像を生成したい場合におすすめです。
Realistic Vision V6.0 B1

「Realistic Vision V6.0 B1」は、人物から動物まで幅広いジャンルの画像を生成できます。とてもリアルな画像を生成できるので、様々な被写体の写真のような画像を生成する場合におすすめです。
Crystal Clear XL

「Crystal Clear XL」は、実写系や3Dグラフィックスなど高品質な画像を生成できるモデルです。街並みや生き物など、アート系の画像を生成するのに向いています。
Counterfeit-V3.0

「Counterfeit-V3.0」は、美少女アニメ系に特化した画像を生成できるモデル。人物から背景まで、繊細なタッチを特徴としています。
Cherry Picker XL
Cherry Picker XLは、写真のようなリアルな画像を生み出すモデルです。複数の優れたモデルを組み合わせて作られているので、高品質な画像が期待できます。人物や風景など幅広い題材に対応しているのが魅力です。初心者でも使いやすく、プロ級の仕上がりを楽しめるでしょう。
Juggernaut XL

Juggernaut XLは、実写系モデルの中でも人気が高く、累計ダウンロード数は161万件を超えています。2026年8月時点の最新版は2025年5月公開の「Ragnarok」で、人物の表情や細かな質感までリアルに再現でき、写真のような仕上がりを求める人にぴったりのモデルと言えるでしょう。
Nova Anime XL

Nova Anime XLは、2026年のアニメ系モデルの土台になっている「Illustrious」をベースにしたモデルです。累計ダウンロード数は46万件を超え、2026年5月にも更新が入っています。
線がはっきりした現代的なアニメ調の絵柄が得意で、キャラクター単体のイラストからイラスト風の背景まで幅広く対応できます。Illustrious系はLoRAの数も多いため、アニメ系モデルを1つだけ試すならここから入るのが無難でしょう。
RealVisXL V5.0

RealVisXL V5.0は、SDXLベースのフォトリアル系モデルです。累計ダウンロード数は67万件を超えており、人物のポートレートから風景まで、写真と見分けがつきにくいレベルの質感を出せます。
高速に生成できるLightning版も配布されているので、試行錯誤の段階ではLightning版、仕上げでは通常版と使い分けるのも手です。
Civitaiの使い方
Civitaiの使い方は簡単です。Civitaiのサイトにアクセスして使用したいモデルを選べば、Stable Diffusionで利用できるモデルをすぐにダウンロードできます。以下で、スクショ画像を共有しながら詳しく解説していきますね。

まずはCivitaiにアクセスして左上の「モデル」を選びます。その後、画像モデルの一覧が表示されるので、気になったものを選択しましょう。

モデルを選んだあとは、「ダウンロード」をクリックします。ダウンロードしたあとはモデルを早速使いたいところですが、商用利用ができるかの確認も忘れてはいけません。必ず利用規約を確認しておきましょう。

利用規約は、上記赤枠部分をクリックすると下に箇条書き形式で表示されます。今回のモデルの場合は、生成した画像を商用利用しても問題ないようです。商用利用可能なモデルはStable Diffusionで利用できます。
CivitaiでダウンロードしたモデルをStable Diffusionで使う方法
ダウンロードしたモデルをStable Diffusionで利用するための手順は、以下のとおりです。
- Googleドライブへサインイン。
- モデルファイルを保管する新しいフォルダを作成。
- 作成した新しいフォルダ内に、事前にダウンロードしておいたモデルをアップロード。
- Google Colabを使用してStable Diffusionを起動する際、”Model Download/Load”のセクションに先ほどアップロードしたモデルのパスを入力し実行。
上記の手順を実行することで、CivitaiからダウンロードしたモデルをStable Diffusionで使用できます。
Stable Diffusionをローカル環境で構築する方法を詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

Civitai Helperで拡張機能からモデルを管理する方法
モデルが増えてくると、「このファイルはどのモデルだったか」「新しいバージョンは出ていないか」が分からなくなってきます。そこで役立つのが、Stable Diffusion WebUI用の拡張機能「Civitai Helper」です。
Civitai Helperを入れると、WebUI内で次のことができるようになります。
- ローカルのモデルを一括スキャンして、Civitaiからモデル情報とプレビュー画像を自動取得
- モデルカードにサムネイル画像を表示
- ローカルのモデルに新しいバージョンが出ていないかを一括チェック
- CivitaiのURLを貼るだけで、WebUIから直接モデルをダウンロード(中断しても再開可能)
Civitai Helperのインストール方法
インストールはWebUIの画面から完結します。
「Install from URL」タブを選び、URL欄に https://github.com/butaixianran/Stable-Diffusion-Webui-Civitai-Helper を貼り付ける
WebUIをいったん終了し、起動し直す
ここで注意したいのが、最後の再起動です。この拡張機能は「Reload UI」だけでは反映されないため、必ずWebUIそのものを再起動してください。
再起動すると「Civitai Helper」タブが追加されています。タブを開いて「Scan Model」ボタンを押すと、ローカルにあるモデルのSHA256ハッシュを計算し、それをキーにCivitaiからモデル情報とプレビュー画像を取得してくれます。
スキャンが終わったら、モデルカードの上にマウスを乗せてみてください。カードの上部に3つのアイコンが表示され、それぞれCivitaiのページを開く、トリガーワードをプロンプトに追加する、プレビュー画像のプロンプトを流用する、という操作ができます。アイコンが出てこない場合は「Refresh Civitai Helper」ボタンを押すと復帰します。
「Check models’ new version」を実行すると、ローカルのモデルに新バージョンが出ていないかをまとめて確認できます。更新があったモデルは一覧で表示され、そのままWebUI内でダウンロードまで完結します。
なお、Civitaiはログインしないとダウンロードできないモデルが多いため、拡張機能から落とす場合はAPIキーの設定が必要です。CivitaiのアカウントページからAPIキーを作成し、WebUIの設定画面にある「Civitai API Key」欄に貼り付けておきましょう。
civitai.red側のモデルを扱いたい場合は、バージョン1.12.0で追加された設定項目「Civitai Domain」で「.red」に切り替えます。ドメイン再編に対応済みなので、SFW中心ならデフォルトの「.com」のままで問題ありません。
ちなみに、同じ用途でよく名前が挙がる「CivitAI Browser+」は、2025年7月を最後に開発リポジトリがアーカイブされています。これから導入するなら、更新が続いているCivitai Helperを選ぶのが安全です。
Civitaiのプロンプト確認方法
画像を生成するにはプロンプトが必要ですが、慣れるまではプロンプトの内容に悩むこともあるでしょう。プロンプトがわからない!という場合は、モデルのページに表示されている画像のプロンプトを丸々コピーするか、真似て入力してみるのがおすすめです。
画像生成時のプロンプトは見られるものと見られないものがありますが、確認できる場合には右下に「i」アイコンが表示されています。(右下赤枠部分)
「i」アイコンをクリックすると、以下の左側画像のようにプロンプトの詳細が表示されますので、コピーして使うとよいでしょう。

「ネガティブプロンプト」については、画像を生成するうえで避けたい内容を入力します。入力しなくても問題ありませんが、ネガティブプロンプトも入力した方が画像のクオリティが高くなるので、画像の精度を上げたい方は忘れずに入力しましょう!
プロンプトの秘密について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Civitaiで理想のモデルを見つけるコツ
Civitaiで欲しいモデルを探すのは大変ですが、コツを押さえれば簡単に見つかります。まずは、キーワード検索を使ってみましょう。作りたい画像のイメージを言葉にして、検索窓に入れると、関連するモデルが表示されます。
タグ検索も便利です。Civitaiでは、モデルごとにタグが付いているため「アニメ風」「リアルな感じ」「風景」など、大まかなものから目的のモデルを絞り込めます。人気順や新着順で並べ替えることも可能です。ユーザーの評価が高いモデルや、最新のトレンドを反映したモデルを見つけやすくなります。
お気に入りのクリエイターをフォローすれば、その人が新しいモデルを公開したときにすぐ見つけられます。定期的にフォローしているクリエイターのページをチェックするのも良いでしょう。これらのコツを組み合わせれば、たくさんのモデルの中から、自分にぴったりのものが見つかるはずです。
Civitaiを利用してみた
Civitaiのモデルページには、思わず見入ってしまうような高品質なサンプル画像が並んでいます。そこで今回は、実際にモデルをダウンロードして検証してみましょう。
使用したのは、記事内でも紹介しているmajicMIX realistic 麦橘写实のv7です。Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111版)を使いました。
サンプル画像のプロンプトは、たった3語だった
まず、モデルページのサンプル画像に埋め込まれたプロンプトを確認しました。前述の「i」アイコンから見られる、あの情報です。
1girl,sweater,white background,結果は拍子抜けするものでこれだけでした。ネガティブプロンプトも、サンプル10枚すべてで共通の以下の1行だけでした。
(worst quality:2),(low quality:2),(normal quality:2),lowres,watermark,同じ設定で生成してみた
では、この3語で本当に同じような絵が出るのか。推奨設定どおり Euler a・20ステップ・CLIP SKIP 2・512×768で生成してみました。

白背景にセーター姿の人物という、サンプルと同じ系統の画像です。3語しか指定していないのに、髪型も服の質感も破綻していません。
ここが重要なポイントで、Civitaiのモデルは特定の絵柄を出せるよう作り込まれているため、絵柄に関する指示はモデル側がすでに持っています。利用者が書くべきなのは「何を描くか」だけで、「どういう画風で描くか」を毎回言葉で指定する必要はないわけです。
プロンプトを長く書けば良くなるのか
比較のため、品質タグや照明、質感の指示を盛り込んだ長文プロンプトでも生成しました。シードは同じ値で固定しています。

顔の描写は確かに精緻になりました。一方で、プロンプトには「upper body(上半身)」と指定したのに、返ってきたのは顔のアップです。語数を増やしたことで一つひとつの指示の重みが薄まり、かえって構図の制御が効かなくなっているのかもしれません。
長く書けば良くなるわけではない、というのが実際に比べてみた印象です。まずはサンプルのプロンプトをそのまま使い、必要な要素だけを足していくほうが結果的に早いでしょう。
サンプルとの差を生んでいたのは「Hires fix」だった
ただ、最初に生成した画像をサンプルと見比べると、まだ差があります。セーターの編み目が中央でつぶれ、のっぺりした印象になっているのです。
原因を探ってサンプル画像のメタデータを見直したところ、10枚すべてで「Hires fix」が使われていることが分かりました。これは低解像度で生成した画像を拡大しながら描き直す機能で、作者はアップスケーラーにESRGAN_4x、Denoising strengthを0.1〜0.15に設定していました。
そこで、プロンプトもシードもそのままに、Hires fixだけを足して生成し直しました。

同じ構図のまま、セーターの編み目が1目ずつ描き分けられ、顔の精細さも上がりました。サンプルとの差は、プロンプトではなく生成設定にあったわけです。
つまり「サンプルのプロンプトをコピーすれば同じ絵になる」というのは、正確ではありません。プロンプトと一緒に、Sampler・Steps・CLIP SKIP・Hires fixの設定までコピーして初めて、サンプルに近づけるということです。「i」アイコンから見られる情報にはこれらもすべて含まれているので、プロンプト欄だけでなく下の設定値まで目を通しましょう。
なお、モデルページには推奨VRAMも記載されており、majicMIX realisticの場合は最低1.4GB・推奨3.2GBでした。今回使ったSD 1.5系のモデルは2GB前後と軽いですが、SDXLやIllustrious系のモデルは6GB超のものが多く、環境によっては生成が難しくなるでしょう。
Civitaiを利用する際の注意点
Civitaiを利用する際には、以下4つの注意点があります。
- サイトは英語表記
- 著作権問題
- 商用利用の可不可
- プライバシー保護
とくに、著作権や商用利用の可否は、生成AIを利用するうえで重要なポイントです。以下で、注意点の詳細を解説していくので、一度ご確認ください。
サイトは英語表記

Civitaiは、海外企業が運営しているプラットフォームであるため、サイトも英語表記です。上記のように、基本的にはすべての表記が英語になっており、日本語には対応していませんので注意してください。
ただし、サイト自体は日本語表記に対応しないものの、Google Chromeの機能を使えば翻訳して表示できます。どうしても日本語表記でCivitaiを利用したい方は、右クリックを押して「日本語に翻訳」を選択しましょう。
翻訳した際、翻訳した文章が若干不自然になっていることがあるのでそこは注意してください。
著作権問題
画像生成AIで作成した画像を公開する際は、著作権の取り扱いに注意が必要です。過去には、Stable Diffusionやその他画像生成AIを公開している企業が複数のクリエイターから訴訟を受ける事件が発生しました。
とくに、リアルな人物画像やアニメ風画像の取り扱いには注意しましょう。Civitaiで共有されているモデルは、著作権をもつ個人や作品を学習しているケースが多いので、そのようなモデルで生成した画像は公開しないのが無難です。
商用利用の可不可
Civitaiで共有されているモデルは、それぞれ商用利用の可否が異なります。生成した画像を販売したり、広告に利用したりする場合は、事前に利用規約を確認しましょう。

上記画像の赤枠部分をクリックすると、下に商用利用の可否が記載された利用規約が表示されます。もし、商用利用不可のモデルで生成した画像を販売などに利用した場合は、最悪訴訟されるケースもあるので注意しましょう。
プライバシー保護
Civitaiを利用する際、プライバシー保護を忘れてはいけません。画像をアップする時は注意が必要で、顔が写っていたり、名前や住所が分かったりするような画像はNGです。しっかりチェックしてからアップロードしましょう。生成したモデルも同じく、特定の個人や有名人をマネすることは避けるべきです。
他の人の情報はもちろん、自分の情報も慎重に扱うことが大切です。うっかり個人情報を出してしまうと、法的な問題に発展する可能性もあります。ユーザー一人ひとりが責任ある行動を心がけることで、安全で楽しい体験ができるでしょう。
生成AIの企業利用・開発のリスクについて詳しく知りたい方は、以下の記事を合わせてご確認ください。

Civitaiに関するよくある質問
Civitaiを活用してハイクオリティな画像を生成しよう!
Civitaiには、Stable Diffusionの画像生成の可能性を広げる多くのモデルが共有されています。これらのモデルをダウンロードすれば、手軽に特定のスタイルに特化したハイクオリティな画像を生成可能です。
一方で、2026年4月のドメイン再編により、civitai.comはSFW専用、civitai.redがNSFW込みのメインサイトという2本立てに変わりました。目的のモデルが見つからないときは、まずドメインを確認するのが2026年のCivitaiを使いこなすコツです。Civitaiを活用してハイクオリティな画像を生成しましょう!

最後に
「Civitai」を活用して生成画像のクオリティを向上させる方法は、次世代のビジュアルコンテンツ制作を大きく変える可能性を秘めています。
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