AIの知識はどこまで?トリビアクイズでChatGPTの理解度を試してみた

今回は、知識豊富なAIアシスタントであるChatGPTに、さまざまなトリビアクイズに挑戦してもらいました。

驚きの知識量を持つChatGPTが、あなたの問いにどのように答えるのか、ぜひご覧ください。

一緒にChatGPTのトリビア世界へ飛び込んでみましょう!

目次

なぜトリビアクイズなのか

ChatGPTが情報の理解と応用、そして推論の能力をどの程度持っているか気になったからです!

トリビアクイズは単に事実を再生するだけでなく、情報を解釈し、文脈を理解し、関連性を見つける能力を必要とします。

これは、人間の思考と知識の応用に非常に近い方法であり、AIの能力を試すには最適な手段の一つだと思いました。

ChatGPT知識の深さがどの程度なのかを検証していきましょう!

トリビアクイズを始める前に!

使用したChatGPTの環境

今回使用したChatGPTの情報はこちらです。

  • GPT-3.5-turbo モデル
  • ChatGPTは2021年9月までの情報に基づいて回答する

ChatGPTは、OpenAIの最も先進的な言語モデルである「GPT-3.5-turbo」を搭載しています。
このモデルは、数十億のパラメータを持っており、自然言語処理のタスクに特化しています。

ChatGPT3.5の言語理解や知識の応用能力を活かして、問題に回答してもらいましょう!

知識と対話の融合! ChatGPTでトリビアクイズ解いてみた!

今回は、全部で8つの質問をしてみました!
ChatGPTの回答と、それが正解かどうかを記載しています。

Q1. 鬼滅の刃の善逸はこれまで7人の女の子と付き合ったことがある?

A1. ChatGPTの回答

A1. 回答の正否

正解:参考(善逸はどうしようもない女好きだったのか?

Q2. 日本のモグラは富士山を境に二大勢力に分かれている?

A2. ChatGPTの回答

A2. 回答の正否

正解:参考(哺乳類を学ぶ:アズマモグラとコウベモグラ

Q3. ライオンはボスが替わると元のボスの子供を全て殺す?

A3. ChatGPTの回答

A3. 回答の正否

不正解:ライオンの社会では、新たなボスが現れると、元のボスの子供たちを殺すことがあります。この行動は繁殖戦略の一環であり、新しいボスが自分自身の遺伝子を広めるために行います。なぜなら、メスライオンは発情すると他のオスライオンと交尾し、その子供を産むためには一定の期間が必要になるからです。しかし、元のボスの子供がいるとメスライオンは発情しなくなるため、新たなボスは自分の子供を持つ機会を得ることができません。したがって、新たなボスは競争相手である元のボスの子供たちを排除し、自分の子供を優位にするのです。このような行動はライオンの生存戦略の一環であり、野生の動物たちの世界では一般的な行動として知られています。(【獅子は我が子を千尋の谷に落とす】のは本当か?言葉の由来の大きな誤解

Q4. 日本で最初に作られたカレーにはカエルが入っていた?
Q5. 麦茶と牛乳と砂糖を混ぜるとコーヒー牛乳の味がする?

A5. ChatGPTの回答

A5. 回答の正否

正解:参考(麦茶と牛乳と砂糖を混ぜるとコーヒー牛乳の味がする理由

Q6. 江戸時代のお金「寛永通寳」は昭和28年まで使えた?

A6. ChatGPTの回答

A6. 回答の正否

正解:参考(第4回 寛永通宝は昭和の時代まで使われていた(1636年~1953年)

Q7. 野球における背番号18がエースナンバーと呼ばれるわけは?

A7. ChatGPTの回答

A7. 回答の正否

正解でも不正解でもない:歌舞伎界で得意としていた演目を「歌舞伎十八番」(おはこ)といったことから、得意とする芸という意味で「十八番」が使われるようになりました。そこから派生して、野球界でも一番秀でているものが「十八番」とされてきたという見方があります。また球界の中心に座る巨人において、藤田元司氏、堀内恒夫氏、桑田真澄氏という好投手が18番をつけていたことから、徐々に「18番=エース」となっていったという見方もあります。(なぜ背番号18は日本プロ野球のエースナンバーとなったのか

Q8. 「白雪姫」はもともと王子のキスではなく、王子の召し使いに背中を殴られ目覚めた?

A8. ChatGPTの回答

A8. 回答の正否

正解:参考(本当のグリム童話では白雪姫は殴られて目覚めた

ChatGPTのパフォーマンスとAIの可能性

本実験により、ChatGPTはトリビアクイズの解答能力においては、比較的優れた成績を収めました。

その知識と応答生成能力は、AIの進歩と成熟を示す一例と言えると思います。

では、ChatGPTの回答に限界はあるのでしょうか?

ChatGPTの強みと限界

ChatGPTは、自然言語処理の分野で強力な能力を持つAIモデルですが、いくつかの強みと限界があることがわかりました。

強み
  1. 豊富な知識と言語理解能力: ChatGPTは大規模なデータセットで訓練され、膨大な情報を吸収しました。そのため、広範なトピックに関する知識を持っています。また、自然言語の理解能力が高く、質問や文章の文脈を理解して適切な回答を生成することができます。
  2. 創造性と柔軟性: ChatGPTは訓練データから学んだパターンや規則に基づいて回答を生成しますが、時には予期せぬ創造的な回答も示し、新しい視点や面白いアイデアを提供することがあります。
  3. オンデマンドで利用可能: ChatGPTはクラウドベースのサービスとして提供されており、必要に応じて利用することができます。これにより、トリビアクイズや他のタスクの解決に便利です。
限界
  1.  基礎的な情報に依存: ChatGPTは訓練データに基づいて学習しているため、最新の情報や特定の個人の経験については限定的な知識しか持っていません。したがって、新しい発見や最新の動向については追加の検証や情報源が必要です。
  2. エラーとバイアスの可能性: ChatGPTは人間の言語データから学習するため、時には誤った情報を提供することがあります。生成された回答には検証が必要です。
  3. 文脈の不十分さ: ChatGPTは一度に1つの文を処理するため、文脈が不明確な場合や複数の文を考慮する必要がある場合には限定的な回答しか提供できません。文脈を十分に理解するためには、追加の対話や質問が必要となることがあります。

現時点で限界はありますが、AIの能力向上は多くの分野で様々な可能性をもたらすことが期待されます。

AIが活用される可能性

AIの活用は教育やエンターテイメント分野にとどまらず、さまざまな分野で可能性を秘めています。

例えば、教育分野では、ChatGPTのようなAIモデルを活用することで、生徒や学習者に対して個別化された学習体験を提供できます。学習者の進捗や理解度に合わせて適切な問題を出題したり、質問に対して解説や補足情報を提供したりすることが可能です。

ただし、AIの活用には慎重さが必要な場合があります。AIが提供する情報の信頼性や正確性を確保するために、人間の専門家や教育者の役割が重要です。彼らはAIが提供する情報を適切に補完し、必要な解釈やフィードバックを行うことで、学習者や参加者に適切な支援を提供します。AIはツールや補助的な役割であり、人間との連携や統合が不可欠です。

さらに、AIの進歩には倫理的な考慮も必要です。プライバシーセキュリティバイアスの問題など、技術の進歩に伴う懸念事項を解決するために、適切なガイドラインや規制の策定が重要になります。

まとめ

ChatGPTのトリビアクイズへの挑戦を通じて、AIの能力の向上とその応用の可能性を確認しました。

AIは人間の知識と経験を補完するパートナーとして活用されるべきであり、人間とAIの連携によってさらなる進歩が期待されます。

応用範囲は広範であり、医療診断や治療の支援研究の推進クリエイティブなアートや音楽の創造ビジネスの効率化など、さまざまな分野での活用が可能です。

AIの発展には慎重な取り組みと倫理的な視点が必要ですが、その進歩によって私たちの社会がより豊かで効果的なものになることを期待しましょう!

最後に

今回は、ChatGPTにトリビアクイズを解かせてみた結果を検証しました。

この検証を通じて、有益な情報を得られたでしょうか?
もし気になる方がいらっしゃれば、ChatGPTの活用記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください!

弊社では、リスクも考慮したコンサルティングや、生成系AIを搭載したPoC開発も行っていますので、ご相談いただければと思います。

以上、株式会社WEEL LLMリサーチャーLeonでした。

最後に

いかがだったでしょうか?

弊社では

・マーケティングやエンジニアリングなどの専門知識を学習させたAI社員の開発
・要件定義・業務フロー作成を80%自動化できる自律型AIエージェントの開発
・生成AIとRPAを組み合わせた業務自動化ツールの開発
・社内人事業務を99%自動化できるAIツールの開発
ハルシネーション対策AIツールの開発
自社専用のAIチャットボットの開発

などの開発実績がございます。

まずは、「無料相談」にてご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。

➡︎生成AIを使った業務効率化、生成AIツールの開発について相談をしてみる。

生成AIを社内で活用していきたい方へ
無料相談

「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、生成AI社内セミナー・勉強会をさせていただいております。

セミナー内容や料金については、ご相談ください。

また、サービス紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。

投稿者

  • WEEL Media部

    株式会社WEELが運営する生成系AI関連メディア「生成AI Media」は、AIの専門家によるWebメディアです。 AIに特化した編集部がAIの活用方法、導入事例、ニュース、トレンド情報を発信しています。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次