Outlook Copilotの使い方を解説!機能・料金・設定方法や表示されないときの対処法も紹介

Outlook Copilotの使い方を解説!機能・料金・設定方法や表示されないときの対処法も紹介
押さえておきたいポイント
  • Outlook Copilotは、メールの要約や返信文の下書き作成を支援するMicrosoftの生成AI機能
  • 本格的に使うには、Microsoft 365 Copilotなど対象のライセンスが必要
  • 表示されないときは、Outlookの種類・ライセンス・設定の順に確認する

Outlook Copilotは、メールの要約や返信文の下書き作成を手伝ってくれる生成AI機能です。うまく使えば、毎日のメール対応にかかる時間を大きく減らせます。

Outlook Copilotの使い方を解説!機能・料金・設定方法や表示されないときの対処法も紹介

とはいえ、「どのプランなら使えるの?」「Copilotのボタンが表示されない」と困っている方も多いのではないでしょうか。本記事では、Outlook Copilotでできることや料金、使い方、有効化・無効化の設定方法、表示されないときの対処法までをわかりやすく解説します。

\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/

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【監修者】田村 洋樹

株式会社WEEL代表取締役 / 累計25社以上のAIアドバイザリーを担当 / 企業向けセミナー・大学講義でのべ10,000人超に登壇 / 日本HP・インテルなど、大手企業主催カンファレンスへの登壇実績多数。AI導入支援・生成AIを活用した業務改革のプロとして、アドバイザリー・PM・講演者など多面的な立場から企業を支援中。

目次

OutlookでもCopilotを使える

OutlookでもCopilotを利用できます。長いメールの要約や返信文の下書き作成をCopilotに任せれば、日々のメール対応にかかる時間を減らせます。

使える機能や表示場所は、Outlookの種類や契約しているMicrosoft 365のプランによって変わります。まずは自分の環境が対象かどうかを確認しておきましょう。

対応しているOutlookの種類

Outlook Copilotは、新しいOutlook for Windows、Web版のOutlook(Outlook on the web)、Mac版、iPhone・Android版のOutlookアプリで利用できます。2026年10月時点のMicrosoft公式FAQでも、これらのアプリが対象として案内されています。

従来版のOutlook for Windowsでも使えますが、機能やボタンの位置が新しいOutlookと異なる場合があります。また、職場・学校アカウントだけでなく、outlook.comなどの個人用アカウントでも、Microsoft 365 PersonalやFamilyを契約していれば利用可能です。

Copilotが見当たらないときは、アプリを最新版に更新してから確認してみてください。

OutlookでCopilotを使うメリット

OutlookでCopilotを使う最大のメリットは、メール対応の時間を減らし、本来の業務に集中しやすくなることです。返信文の下書き作成や、長いメールの要点整理をCopilotに任せられます。

大量のメールに目を通す必要がある方や、取引先への返信に時間がかかっている方ほど、効果を実感しやすいでしょう。

メール作成・返信にかかる時間を短縮できる

Copilotを使えば、メールの下書きや返信文をゼロから考える手間を減らせます。たとえば日程調整や問い合わせへの返信なら、伝えたい要点と文体を指定するだけで、内容に合った文章を作ってくれます。

作成された下書きをもとに表現を整えれば、文章を考える時間は大きく短縮できます。宛先や日付、金額などの重要な情報は、送信前に必ず自分の目で確かめてください。

長文メールや会議内容をすぐに把握できる

要約機能を使えば、長いメールのやり取りを最初から読み返さなくても、要点をすばやくつかめます。複数の担当者が関わるスレッドから、決定事項や未対応の課題を拾い出したいときに重宝します。

会議に関するメールが多い場合も、情報の整理に役立ちます。要約では細かな条件や背景が省かれることもあるため、重要な判断の前には元のメールにも目を通しましょう。

OutlookのCopilotができること・活用例

OutlookのCopilotには、メールの要約、返信文の下書き作成、会議の準備や日程調整の支援といった機能があります。どれも、メール中心の業務を効率化するための機能です。

なお、使える機能はアカウントの種類や契約プランによって変わります。以下で紹介する機能が自分の環境で使えるかも、あわせて確認してください。

メールの要約機能で長いメールをすぐに把握

要約機能では、メールのスレッド全体をCopilotがまとめ、主な論点や決定事項、対応が必要な内容を整理してくれます。メールを開くと上部に表示される「Copilotによる要約」を選ぶだけで使えます。

たとえば、取引先との長いやり取りから納期や確認事項だけを把握したいときに便利です。具体的な操作は、後述の「メールを要約する手順」で紹介します。

OutlookのCopilotによる要約

返信メールの下書きを自動作成

返信文の作成でもCopilotが役立ちます。返信したいメールを開いてCopilotの下書き機能を選ぶと、メールの内容に合わせた返信案が提案されます。

「丁寧な表現で」「要点を簡潔に」のように文体や長さを指示すると、目的に合った文章に近づけやすくなります。提案された文章はそのまま送らず、事実関係や言葉づかいを確認してから使いましょう。

OutlookのCopilotの下書き作成メニュー
参考:https://support.microsoft.com/ja-jp/outlook/frequently-asked-questions-about-copilot-in-outlook

会議準備や予定調整をサポート

会議の準備や日程調整にもCopilotを活用できます。メールのスレッドを開いてリボンの「Copilotでスケジュール」を選ぶと、そのやり取りをもとに会議出席依頼を作成できます。

会議の日程や議題、参加者からの依頼事項が書かれたメールを要約すれば、事前準備もスムーズです。作成された出席依頼は、日時や参加者に誤りがないか確認してから送信しましょう。

Outlookの「Copilotでスケジュール」ボタン
参考:https://support.microsoft.com/ja-jp/outlook/frequently-asked-questions-about-copilot-in-outlook

OutlookでCopilotを使うには有料プランが必要?

Outlook Copilotの機能をフルに使うには、Microsoft 365 Copilotなどの有料ライセンスが必要です。一方で、職場・学校アカウントでMicrosoft 365を契約している場合は、追加料金なしで使えるCopilot Chatが用意されています。

個人用アカウントの場合は、Microsoft 365 PersonalやFamilyを契約すれば使えますが、毎月付与される60クレジットの範囲内での利用となります。どの機能まで使えるかは契約内容によって変わるため、Microsoftの公式情報で確認しておきましょう。

Copilotの無料版と有料版の違いについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

Copilotが使える有料プランの種類と料金

法人でOutlook Copilotを使う場合、主な選択肢は「Microsoft 365 Copilot Business」です。既存のBusinessプランに単体で追加する方法と、Business StandardまたはBusiness Premiumとセットで契約する方法があります。

年払いの場合、Copilot Business単体は1ユーザーあたり月額相当3,148円で、2026年12月31日までは割引価格の2,698円で提供されています。Business Standardとのセットは3,523円、Business Premiumとのセットは4,797円で、いずれも税別です。

スクロールできます
プラン1ユーザーあたりの月額相当(年払い・税別)
Microsoft 365 Copilot Business3,148円(2026年12月31日までの割引価格:2,698円)
Business Standard + Copilot Business3,523円
Business Premium + Copilot Business4,797円
Outlook Copilotが使える法人向けプランと料金(年払い・税別)

※Copilot Business単体の割引価格は、対象のBusinessプランを利用中の既存顧客が年間契約した場合に、初年度のみ適用されます。価格は変更される場合があるため、契約前にMicrosoft公式の料金ページで最新情報をご確認ください。

Microsoft 365 Copilotの機能や導入のポイントについては、下記の記事で詳しく解説しています。

Outlook Copilotの使い方

OutlookでCopilotを使う基本の流れは、対象のメールを開き、目的に合った機能を選ぶだけです。要約ならメール上部の「Copilotによる要約」、返信なら返信画面にあるCopilotの下書き機能を使います。

ボタンの名前や位置はOutlookの種類によって少し異なるので、画面の表示もあわせて確認してください。ここからは、要約と返信の具体的な手順を紹介します。

メールを要約する手順

OutlookでCopilotを使ってメールを要約する手順は、以下のとおりです。

STEP
要約したいメールを開く

Outlookを起動し、要約したいメールのスレッドを開きます。

STEP
「Copilotによる要約」を選ぶ

メール画面の上部に表示される「Copilotによる要約」を選択します。

STEP
要約の内容を確認する

Copilotが要約を作成したら、表示された内容に目を通します。

STEP
必要に応じて元のメールを読み返す

決定事項や対応が必要な項目を確かめ、気になる点があれば元のメールも確認します。

「Copilotによる要約」が見当たらない場合は、利用しているアプリの種類やライセンスを見直してみてください。

返信メールを作成する手順

OutlookでCopilotを使って返信メールを作成する手順は、以下のとおりです。

STEP
返信したいメールを開く

Outlookで返信したいメールを開き、「返信」を選択します。

STEP
Copilotの下書き機能を選ぶ

返信画面のツールバーにあるCopilotのアイコンを選び、「Copilotの下書き」をクリックします。

STEP
返信に含めたい内容を指示する

「お礼を伝え、来週の打ち合わせ候補日を尋ねる」のように、返信に盛り込みたい内容を入力します。

STEP
生成された文章を調整する

作成された文章を読み、必要に応じて表現や内容を修正します。

STEP
内容を確認して送信する

宛先や本文に誤りがないことを確かめてから送信します。

Copilotのアイコンが表示されない場合は、後述の「Outlook Copilotが表示されない・使えないときの対処法」を参考にしてください。

Copilotをもっと便利に使うコツは、下記の記事で紹介しています。

Outlook Copilotの有効化・無効化の設定方法

Copilotのオン・オフは、Outlookの設定画面から切り替えられます。新しいOutlook for WindowsとOutlook on the webでは、「設定」内の「Copilot」から操作します。

従来版のOutlook for Windowsでも、2026年6月から「ファイル」メニューでCopilotを管理できる設定が順次追加されています。設定項目の有無はアカウントや組織の方針によっても変わるので、見当たらない場合は管理者に確認しましょう。

有効化の設定手順

OutlookでCopilotを有効にする手順は、以下のとおりです。

STEP
Outlookを開く

新しいOutlook for Windows、またはOutlook on the webを開きます。

STEP
「設定」を開く

画面右上の歯車アイコン(設定)を選択します。

STEP
「Copilot」を選ぶ

設定画面のメニューから「Copilot」を選びます。

STEP
Copilotをオンにする

Copilotをオンにするトグルが表示されていれば、オンに切り替えます。

STEP
Copilotが表示されたか確認する

Outlookの画面に戻り、Copilotのアイコンや機能が表示されているか確かめます。

トグルが表示されない場合は、アプリのバージョンやライセンス、組織の管理者による制限が原因かもしれません。

無効化の設定手順

Copilotを無効にする手順も、有効化とほぼ同じです。

STEP
設定から「Copilot」を開く

有効化と同じ手順で、Outlookの「設定」から「Copilot」を開きます。

STEP
Copilotをオフにする

Copilotのトグルをオフに切り替えます。

STEP
Copilotの表示が消えたか確認する

Outlookの画面に戻り、Copilotのアイコンや機能が表示されなくなったことを確かめます。

この設定は、同じアカウントで使っているほかのOutlookにも反映される場合があります。会社のアカウントで設定を変更できないときは、組織の管理者に相談しましょう。

Outlook Copilotが表示されない・使えないときの対処法

OutlookでCopilotが表示されない、または使えないときは、原因が1つとは限りません。Outlookの種類や更新状況、ライセンス、アカウントの設定など、考えられる原因を順番に確認していくのが近道です。

会社や学校のアカウントでは、管理者が利用を制限しているケースもあります。

表示されない主な原因

Copilotが表示されない原因として多いのは、アカウントにCopilotを使えるライセンスが割り当てられていないケースです。ライセンスを追加した直後は、反映までに時間がかかることもあります。

ほかにも、Outlookが最新版になっていない、設定でCopilotがオフになっている、といった原因が考えられます。会社や学校のアカウントでは、組織の管理者が利用を制限している場合もあるでしょう。

なお、グループメールボックスなど、一部のメールボックスはCopilotの対象外です。従来版のOutlook for Windowsでは、Copilotのボタンが表示されなくなる不具合がMicrosoftから報告されたこともあります。

原因別の対処法

まずはOutlookを最新版に更新し、サインインしているアカウントにライセンスが割り当てられているかを確認しましょう。設定画面にCopilotの切り替え項目があれば、オフになっていないかもチェックします。

従来版のOutlook for Windowsで表示されない場合は、新しいOutlookやOutlook on the webで使えるか試してみてください。Microsoftも、従来版でボタンが消える不具合の回避策として、この方法を案内しています。

Web版で表示されないときは、ブラウザーのキャッシュを削除するか、別のブラウザーで開き直すと改善することがあります。会社や学校のアカウントで解決しない場合は、管理者に利用制限の有無を問い合わせましょう。

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Outlook Copilotに関するよくある質問

OutlookのCopilotは日本語で使えますか?

はい、日本語に対応しています。Microsoftの公式FAQでも多くの言語がサポートされていると案内されており、日本語で指示を入力すれば、日本語の要約や返信文を作成できます。

スマホのOutlookアプリでもCopilotは使えますか?

はい、iPhone版とAndroid版のOutlookアプリでも使えます。メールの要約や返信文の下書きなど、主な機能は外出先からでも利用可能です。使える機能はパソコン版と異なる場合があるため、アプリを最新版にしたうえで確認してください。

Copilotに読み込ませたメールの内容は、AIの学習に使われますか?

職場・学校アカウントで使うMicrosoft 365 Copilotでは、プロンプトや応答が、基盤となる大規模言語モデルのトレーニングに使われることはありません。ただし、社内ルールで生成AIへの入力が制限されている場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

暗号化されたメールもCopilotで要約できますか?

いいえ、S/MIMEや二重キー暗号化で暗号化されたメールには、Copilotがアクセスできません。IRMで保護されたメールなども、一部の機能の対象外です。機密性の高いメールでは、Copilotを使えない場面があることを覚えておきましょう。

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