【PLAUD WEB】ChatGPTと連携した最強AIボイスレコーダーにWEB管理ページが登場!
クラウドファンディングサイトのMakuakeにて、応援購入総額が2.7億円以上を達成し、世界初のAIボイスレコーダーとして注目を集めている「PLAUD NOTE」。ChatGPTと連携しているため、スマートフォンのアプリと接続することで文字起こしや要約ができるという機能を持っています。
そんなPLAUD NOTEは、PCからでも文字起こしや要約機能が使えるWEB版の管理ページ「PLAUD WEB」を2024年4月19日にリリースしました。
この記事では、PLAUD NOTEの概要や活用シーンに加えて、PLAUD WEBの登録方法を画像付きでご紹介します。最後までお読みいただくと、PLAUD NOTEの魅力について理解できるのでぜひご覧ください。
PLAUDとは
PLAUD(プラウド)は、AIオーディオハード/ソフトウェアの設計、開発、販売を一連で行いグローバルに展開する、アメリカのNicebuild LLC社のブランドです。
AI技術を活用したオーディオハードウェアの開発を軸にしており、性能はもちろん、デバイス専用のケースを販売するなどデザイン性にも力を入れています。
また、Nicebuild LLC社は、PLAUD NOTEの他にも、世界最薄級ボイスレコーダー「 iZYREC」の販売も行っており、今後の製品展開についても注目されています。
PLAUD NOTEとは
前述の通り、PLAUD NOTEはクラウドファンディングサイトMakuakeにて、応援購入総額が2.7億円以上を達成した世界初のAIボイスレコーダーです。日本だけではなく世界中から評価を得ており、5万人以上のユーザーがPLAUD NOTEを活用しています。
AIボイスレコーダーということでChatGPTと連携しており、2024年3月にはGPT-4へのアップデートが行われ、さらに精度が向上しています。GPT3.5の時から評価が高かったため、GPT4にアップデートされたことでさらに利用者が増えるのではないでしょうか。
PLAUD NOTEを利用するためにはデバイスの購入はもちろんですが、アプリと連携して利用するため有料のPLAUD AIメンバーシップに加入する必要があります。
なお、生成AIを活用したハードウェアについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
PLAUD NOTEでできること
世界中で注目されているPLAUD NOTEですが、具体的にはどのようなことができるのでしょうか。次にPLAUD NOTEの代表的な機能についてご紹介します。
録音
まず、PLAUD NOTEを利用するには、Bluetoothでスマートフォンと連携が必要なため、専用アプリが必要です。Bluetoothでのペアリングが完了したらPLAUD NOTE本体のボタンを1秒以上長押しすることで録音することができます。録音を終了させる場合もPLAUD NOTEのボタンを長押しすることで録音を停止できます。
また、通常の録音だけではなく、PLAUD NOTEのスライドボタンを通話録音モードに切り替え、スマートフォンに装着することで通話中の音声も録音可能です。骨伝導の仕組みを活用しているため、スピーカーフォンにしなくても双方の声を録音できますが、イヤホンなどを使って通話する場合は自分の声のみの録音となるので注意が必要です。
文字起こし
PLAUD NOTEは、録音した音声を専用のアプリを活用してマートフォンに取り込むことで、文字起こしすることができます。この文字起こし機能には、OpenAIが開発した文字起こしAIのWhisperを活用しているため、精度の高い文字起こしが可能となっています。しかし、場合によっては音声が正しく認識がされていないこともあるので注意が必要です。
録音した音声を再生する場合は、再生される音声に合わせて起こされた文字を追従することができます。さらに、もう一度聞きたい部分へジャンプできたり、キーワード検索にも対応してたりするので、聞き直したい部分だけを簡単に再生することが可能です。
また、「あの」や「えっと」、「えー」などといったつなぎ言葉は排除して文字起こししてくれるため、見やすい点もポイントです。
要約
PLAUD NOTEは、録音、文字起こしができるだけではなく、音声データの内容を要約することも可能です。要約機能についてはChatGPTが活用されており、自動で録音データのタイトルや要約を作成することができます。
長時間の会議や電話など、確認するのに時間のかかる内容でも、ChatGPTが瞬時に要約してくれるので時短につながります。
また、誰かが議事録を作成する必要もなくなるため、ブレストなどを行う際にも全員で議論を行えて、議論後はすぐに議事録を共有できるので作業効率を上げることもできます。
なお、Whisperについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
デバイスについて
PLAUD NOTEのデバイスの特徴は、なんといっても厚み0.297 cmのクレジットカードサイズとコンパクトかつ、わずか30gという軽量であることです。加えて、2つのハイエンドマイクが搭載されているだけではなく、気になるノイズや破裂音をフィルタリングするAIノイズキャンセリング機能も搭載されているというのが驚きです。
録音許容範囲は3m程度で、30時間連続で録音可能なバッテリーを内蔵しているので必要な時にすぐに使える仕様となっています。
また、MagSafe対応の専用ケースが用意されているため、iPhoneに装着したまま持ち運ぶこともできるので、携帯性にも長けているデバイスといえるでしょう。
PLAUD NOTEの利用料金
PLAUD NOTEを利用するためには、有料のPLAUD AIメンバーシップに加入する必要があります。Makuakeにてクラウドファンディングを募っている際の価格は、年間プラン6,000円で月額1,200円でした。しかし、2024年4月21日現在では年間プランのみしかなく、価格も12,000円と倍になっています。
PLAUD AIメンバーシップに加入して開放される機能は下記の通りです。
- 月600分の文字起こし
- ChatGPTを活用した要約
- 議事録、マインドマップ、ToDoリスト、日記などのコンテンツの作成
PLAUD NOTEのデバイスを購入するタイミングによっては、PLAUD AIメンバーシップの無料期間がついている可能性があるので、購入する際は公式サイトをチェックしましょう。
PLAUD NOTEの活用シーン
軽量かつコンパクトで、持ち運びに便利なPLAUD NOTEはさまざまなビジネスシーンで活躍します。ほんの一例ですが、下記のような使い方ができるでしょう。
- 社内外での会議
- 個人用のボイスメモ
- 取引先や社内からの電話
- 取材やインタビュー
- 講義
など、使い方はさまざまです。
著者が特に便利だと感じたのは、電話の録音機能です。ビジネスにおいて電話で重要な話を進めてしまうと言った言わないというトラブルが起こることはしばしばあり、大事な話は基本的に書面やメール、チャットアプリなど、文面でエビデンスを残すことが重要です。
しかし、PLAUD NOTEを使えば急な電話でもボタン一つで録音でき、エビデンスを残すことができるので、言った言わないを激減させるアイテムといえるでしょう。
PLAUD WEBが正式にリリース
PLAUD NOTEの管理画面はスマートフォン専用のアプリのみで、今まではPCから利用することはできませんでしたが、2024年4月19日にWEBから利用ができる「PLAUD WEB」が正式にリリースされました。これにより、PCからも文字起こしや要約機能が使えるようになりました。
分かりやすいUIや一括ファイル管理機能が改善されたりと、スマートフォンの小さな画面では少し見づらかったページも、PCの大きな画面で確認することができる使いやすい仕様になっています。
PLAUD WEBの利用は無料でできるので、PLAUD AIメンバーシップの方はログインするだけで簡単に利用ができるようになります。
PLAUD WEBの登録方法
PLAUD WEBへの登録方法は簡単です。まずは、公式サイトにアクセスします。
上記の画面に移行したら、アカウントをお持ちの方はメールアドレスとパスワードを入力してログインすることで簡単に利用ができます。
初めての利用でアカウントを持っていない方は、ログインボタンの下にある赤枠の「今すぐ登録」をクリック。
クリックすると上記のページに移動するので、メールアドレスを入力したのちに「コードを取得」をクリックします。そうすると入力したメールアドレス宛に確認コードが届くので、届いたコードを入力しパスワードを設定して、「確認してください」ボタンをクリックするだけで登録が完了です。
登録完了の画面などは一切なく、「確認してください」ボタンをクリック後は最初のログイン画面へ移動しますが、問題なく登録はできているので設定したメールアドレスとパスワードを入力すればログインできます。
なお、ChatGPTを使って文字起こし・議事録作成方法について知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
生成AIを活用して業務効率を上げる
軽量コンパクトで持ち運びに便利なだけではなく、高性能なマイクを搭載したり、通話中の音声の録音をしたり、録音した内容を要約してくれたりとさまざまなことができるPLAUD NOTE。特に、ビジネスシーンにおいてはエビデンス残しや対応漏れを防ぐなど、PLAUD NOTEを活用すれば未然にトラブルを防ぐこともできるでしょう。
また、ChatGPTと連携しているため、簡単に情報をまとめられ共有もできるので、今まで議事録の作成に割いていた時間を別の業務に回すことができるようになります。
このように、生成AIをうまく活用すれば、時間のかかっていた作業を瞬時に終わらせることができます。今後、さらに生成AIを活用したツールやデバイスが登場することが予想されるので、時代に取り残されないためにも今のうちに生成AIについての知識を蓄えておく必要があるでしょう。
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