Maxim、AI品質向上の新プラットフォーム発表

カリフォルニアに拠点を置くスタートアップ、Maximは、AIアプリケーションの品質問題を解決するための包括的な評価プラットフォームを発表しました。

このプラットフォームは、元GoogleとPostmanの幹部であるVaibhavi Gangwar氏とAkshay Deo氏によって設立され、Elevation Capitalなどから300万ドルの資金を調達しました。

Maximのプラットフォームは、AI開発のライフサイクル全体を通じて品質と安全性を向上させることを目的としており、開発者が直面する最大の課題である大規模言語モデル（LLM）を使用したAIアプリケーションの開発中の問題を解決します。

Maximのソリューションは、リリース前とリリース後の両方でAIの品質と安全性をテストし改善することに焦点を当てており、企業がAIアプリケーションのライフサイクル全体を効率化し、高品質な製品を迅速に提供できるようにします。

プラットフォームには、実験スイート、評価ツールキット、観測機能、データエンジンの4つの主要コンポーネントが含まれており、これにより開発チームはプロンプト、モデル、パラメータなどを試行錯誤し、最適な結果を得ること可能です。

Maximは、すでに数十のパートナー企業と協力しており、AI製品のテスト、反復、出荷を従来の約5倍の速度で行うことができると主張しています。

今後、さらに多くの企業と提携し、プラットフォームの機能を拡張する計画です。

参考記事：VentureBeat