Figma、AI搭載デザインツールでAdobeに挑戦

Figma AI搭載 デザインツール

Figmaは、Adobeに対抗するためにAIを活用した新しいデザインツールを発表しました。

このNEWSをAIが簡単要約
  • FigmaがAI搭載デザインツール発表
  • AIでアイデアから製品化を実現
  • Figma AIの多彩な機能と利用条件

この新機能は、デザインのワークフローを加速させ、チームが高品質なソフトウェアを構築するのを支援。

現在、限定ベータ版として提供されているFigma AIは、単一のプロンプトでデザインのドラフトを生成し、デザイナーがビジョンを表現するための異なる視点を探求し、迅速なプロトタイピングと反復を可能にします。

これにより、Figmaは単なるデザインツールから製品開発プラットフォームへと進化し、かつての買収提案者であるAdobeに対抗しようとしています。

Figmaの共同創設者兼CEOであるディラン・フィールド氏は、「AIによってより多くのソフトウェアが作成され、再構築される世界では、製品のデザインと構築は誰にとっても重要なビジネスです。

Figmaは、プロのデザイナーを支援するAIツールから、デザインとコードの間に強固なつながりを作る開発者ツールまで、アイデアから製品までを一つの場所で実現できるようにしたいと考えています」と述べています。

Figmaは、2023年にFigJamホワイトボードツールにAI技術を組み込み、ユーザーがアイデアや計画を迅速に視覚化し、ベストプラクティスを提案し、面倒な作業を自動化するのを支援しました。

Figma AIは、特にプロダクトデザイナー向けに同様の目標を達成しようとしています。

新しいAIは、プロのデザイナーの作業を自動化し、非デザイナーがデザイナー仲間に対するフィードバックやアイデアを視覚化しやすくすることで、プロのデザイナーの作業を「高める」と主張しています。

Figma AIの主な機能には、テキストプロンプトを使用してモバイルおよびWebのUIモックアップを異なるスタイルやレイアウトで作成する機能、フレームや画像、スクリーンショットを使用してチームの作業を検索し、正確なデザインを見つけたりインスピレーションを得たりする機能、コンテキストに応じてすべてのレイヤーの名前を一括で変更し整理する機能、静的なモックアップを自動的に動作するプロトタイプに変換する機能、リアルなテキストの追加、翻訳、トーンの調整、画像の生成、画像背景の削除などがあります。

Figma AIは現在ベータ版として無料で利用可能ですが、一般提供が開始されると料金が発生する予定です。

また、FigmaのAI検索機能は、プラットフォームのPro、Organization、Enterpriseプランの加入者に提供されますが、チーム管理者がアクセスを有効にする必要があります。

参考記事:VentureBeat

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