レノボ・ジャパン、2024年度戦略発表 AI投資強化へ
レノボ・ジャパン合同会社は2024年度の事業戦略を発表しました。同社は日本において、パソコンなどのデバイス事業を担当するレノボ・ジャパン、企業向けソリューションを提供するレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ、スマートフォンなどのモバイルデバイスを手がけるモトローラ・モビリティ・ジャパンの3社で構成されています。
- レノボ・ジャパンは2024年度戦略を発表しました。
- AIへの積極投資とITソリューション強化を目指します。
- 環境対策や働きがいのある職場づくりにも注力します。
2024年度は、3社共通でNo.1 ITソリューションプロバイダーを目指すことを目標に掲げました。
また、「ポケットからクラウドまで――AIのパワーをもっと身近に」をテーマに、AIへの積極的な投資を進める考えも示しています。
レノボ・ジャパンの檜山太郎社長は、「多くの製品ポートフォリオを活かし、すべてのデバイスにAIを組み込むことで、新しい社会の実現を目指したい」と語りました。
2023年度の実績として、パソコン市場シェア1位、ソリューション&サービス事業の二桁成長、モトローラ・モビリティ・ジャパンの出荷台数135%増などの成果を振り返り、今後もさらなる成長を目指すとしています。
AI関連では10億ドルの投資を行い、AI関連デバイスやソリューション、インフラの強化を図るとしています。
レノボグループは、Microsoftとの協業でAIアシスタントを搭載した「Copilot+ PC」や「ThinkPad T14s Gen 6」などを提供し、AI Readyなインフラを構築する計画です。
また、働きがいのある職場づくりにも注力し、社員のスキル向上や企業文化の変革を進めており、持続可能な社会の実現に向け、CO2オフセットサービスや環境対策の強化にも力を入れています。
参考記事:
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