Cisco SystemsがSplunkを買収、オブザーバビリティ分野に新展開

Cisco-System Splunk買収 オブザービリティ分野に新展開

Cisco SystemsがSplunkを買収したことで、オブザーバビリティ(可観測性)の分野が新たな展開を見せています。

このNEWSをAIが簡単要約
  • Cisco SystemsがSplunkを買収し市場に変化。
  • DatadogがAI活用とツール統合を強化。
  • 日本市場でのクラウド導入が進展。

クラウドモニタリングサービスのリーダーであるDatadogは、オブザーバビリティ、セキュリティ、プロダクト分析を一つのプラットフォームで提供する戦略を進めています。

6月末にニューヨークで開催されたDatadogの年次イベント「DASH 2024」では、AIを中心とした新たな取り組みが発表されました。

共同創業者兼CEOのOlivier Pomel氏によると、Kubernetesのオートスケール機能やプロセス効率化ツールが短期的なインパクトを与え、AI関連の「LLM Observability」や「Bits Autonomous Agent」が長期的な影響をもたらすとのことです。

Pomel氏は、オブザーバビリティ分野の大きなトレンドとして、ツールの統合を挙げています。

これはコスト削減と価値向上を求める顧客ニーズに応えたものです。

生成AIの影響については、コード記述の支援ツールとして有効であり、複雑性が増すことでエンジニアの重要性がさらに高まると述べました。

DatadogはAIを活用した製品展開を進めており、インシデント管理を支援する自律エージェント「Bits Autonomous Agent」などを導入しています。

また、顧客が複数のツールを利用する現状に対応するため、OpenTelemetryなどの標準技術をサポートし、他社ツールとの相互運用性を強化しています。

同社はオブザーバビリティからセキュリティへの領域拡大を図っており、新機能の導入は顧客のニーズに応じたものであると強調。

特にビジネスユーザー向けにシンプルなUIを提供することで、より広範な層への訴求を図っています。

日本市場についても言及し、クラウド導入が進む中でDatadogの取り組みが拡大していることを示唆しました。

特に金融機関でのクラウド利用が進んでおり、日本の他業界にもその波が広がる可能性が高いとしています。

参考記事:ZDNET

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