Snowflake、AI21のJamba-Instructを導入
データクラウド大手のSnowflakeは、イスラエルのAIスタートアップAI21 Labsの企業向け生成AIモデル「Jamba-Instruct LLM」をCortex AIサービスに追加しました。
このモデルは、本日から利用可能で、Snowflakeの企業顧客は高品質かつ正確な生成AIアプリケーション(チャットボットや要約ツールなど)を構築できるようになります。
- SnowflakeはJamba-Instruct LLMを導入。
- 企業は長文処理やコスト削減が可能。
- 他のLLMも選択可能で柔軟性が高い。
Jamba-Instructは256Kトークンの大きなコンテキストウィンドウを持ち、企業の財務履歴や臨床試験インタビューなど、長文の文書を処理するのに適しています。
また、サーバーレス推論と消費ベースの価格モデルにより、企業は専用インフラを維持することなく、使用したリソースに対してのみ支払うことができます。
AI21 LabsのSVP兼GMであるPankaj Dugar氏は、「組織はSnowflakeのスケーラビリティとJamba-Instructの効率を活用して、パフォーマンス、コスト、レイテンシーをバランスよく管理できます」と述べました。
さらに、Cortex AIは他のLLM(Google、Meta、Mistral AI、Reka AIなど)もカバーしており、企業は最適なモデルを柔軟に選択できます。
今後、さらに多くの大規模モデルがプラットフォームに登場する予定で、Snowflakeは顧客のフィードバックを重視してLLMを評価し、特定の要件やユースケースに対応するモデルのみを統合する方針です。
現在、5,000社以上の企業がSnowflakeのAI機能を利用しており、主なユースケースは自動化されたBI、生成AIアシスタント、テキスト要約です。
参考記事:Snowflake
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