GitHub、新サービスで生成AIモデルの活用を簡便化
GitHubが新たに発表した「GitHub Models」は、エンタープライズ開発者が生成AIモデルを簡単に試せるようにする取り組みです。
- GitHubが新サービス「GitHub Models」を発表
- 多様な生成AIモデルへの簡単なアクセス
- 実験から本番展開までスムーズに移行
GitHubは以前から生成AIの利用に積極的で、特にGitHub Copilotで知られていますが、今回の新サービスはより多様なAIモデルへのアクセスを提供します。
MetaのLlama 3.1やOpenAIのGPT-4o、MicrosoftのPhi-3など、多くのモデルが利用可能です。
GitHubのプロダクトシニアバイスプレジデント、マリオ・ロドリゲス氏は、「今後のアプリケーションはインテリジェンスが必須になる」と述べ、新サービスの重要性を強調しました。
また、従来は異なるサイトを行き来し、複数のアカウントを作成する必要があった開発者の負担を軽減することが目指されています。
GitHub Modelsは、GitHubプラットフォーム内で一括してAIモデルにアクセスし実験できる環境を提供し、開発者が摩擦なく生成AIを活用できるようにします。
さらに、実験から本番展開への移行もスムーズに行えるように設計されています。
GitHub ModelsでAIモデルを評価した後、開発者はGitHub CodespaceやVS Code環境を通じて、Microsoft Azureに接続し必要なAPIキーを取得することが可能です。
これにより、生成AIの導入が容易になり、企業が直面するレイテンシー、応答の質、コストといった課題に対処できます。
「生成AIは一過性の流行ではなく、今後も成長し続ける」とロドリゲス氏は述べ、GitHub Modelsが開発者の負担を軽減し、生成AIの普及を促進することを強調しました。
参考記事:GitHub
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