サム・アルトマンが新AIモデル「ストロベリー」の噂を呼ぶ
OpenAIのCEO、サム・アルトマンが、ソーシャルネットワークXで「私は夏の庭が大好き」とキャプションを付けて庭のイチゴの写真を投稿しました。
この無害に見える投稿が、AIコミュニティで大きな反響を呼んでいます。
- サム・アルトマンがイチゴの写真を投稿
- AIコミュニティが新モデル「ストロベリー」の噂
- GPT-4以降の競争が激化している
AIコミュニティでは、この投稿が新しい基盤モデル「ストロベリー」の存在を示唆しているのではないかと憶測が飛び交っており、ストロベリーは期待されているGPT-5モデルに相当する可能性があるとされています。
AI情報アカウント@kimmonismusは「他にどんな手掛かりが必要か?」と投稿し、オープンソースAIスタートアップAbacus AIのCEO、ビンドゥ・レディも「プロジェクト・ストロベリーへの言及」としています。
さらに、人気のオープンソースlmsysアリーナに新しい「匿名チャットボット」AIモデルが追加されました。
このチャットボットはOpenAIのGPT-4ファミリーの一部と主張し、GPT-4oよりも高度な推論能力を示しています。
2023年11月、ReutersはOpenAIが「Q*」という新しいAIモデルを開発中であると報じました。
「Q-スター」とも呼ばれるこのモデルは、OpenAIの人工汎用知能(AGI)追求の一環とされています。
その後、2024年7月には、OpenAIが「ストロベリー」というコードネームのプロジェクトに取り組んでいると報じられました。
具体的な新機能としては、ストロベリーモデルはクエリに対する回答生成だけでなく、インターネットを自律的にナビゲートして「深い研究」を行う能力を持つとされています。
OpenAIはGPT-4をリリースしてから約1.5年が経過しており、その間にGPT-4oとGPT-4o miniをリリースしましたが、競争は激化しています。
参考記事:VentureBeat
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