AWSジャパン、金融業界向け生成AI活用事例を紹介

AWSジャパン 金融業界 生成AI活用事例

AWSジャパンは6日、金融業界向けに生成AIの業務活用を紹介する記者説明会を開催しました。

説明会には、インテック、キャピタル・アセット・プランニング、ナウキャスト、野村総合研究所(NRI)、Finatextの5社が登壇し、それぞれの生成AI活用事例が紹介されました。

このNEWSをAIが簡単要約
  • AWSジャパンが生成AIの金融業務活用を紹介
  • 5社が生成AIを活用した事例を発表
  • 生成AIで業務効率化と生産性向上を目指す

インテックは、金融機関向けCRM「fcube」に生成AIを組み込み、顧客情報の検索や分析を効率化するソリューションを開発中です。

AIエージェントを活用して顧客アプローチの効率化や情報把握の短縮を目指しており、2024年にはトライアルを開始し、2025年には本格展開を予定しています。

キャピタル・アセット・プランニングは、生命保険の募集関連文書のチェック業務に生成AIを導入しました。

生成AIを活用することで文書の正確性を保ちつつ、チェックにかかる時間を65%削減することに成功。

保険会社向けには2025年に正式版をリリース予定です。

ナウキャストは、証券や保険のコンプライアンスチェック業務を支援するAIツールを開発しました。

AIが違反の可能性がある箇所を色分けし、コンプライアンス担当者のチェックを効率化します。

さらに、営業スタッフの商談を振り返る機能を追加し、業務支援の幅を広げています。

NRIは、コンタクトセンターでの生成AI活用を推進。

AIがオペレーターを支援し、通話内容の要約や重要な会話の抽出を自動化する機能を提供しており、業務の効率化に貢献しています。

Finatextは、保険業向けクラウドサービス「Inspire」に生成AIを組み込み、保険金査定業務の自動化を図っています。

生成AIがナレッジの蓄積や査定文書の作成を支援し、業務の効率化と負荷軽減を目指しています。

今回の説明会を通じて、金融業界における生成AIの実用化が進んでおり、今後さらに多くの企業での導入が期待されます。

参考記事:クラウドWatch

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