Together AI、企業向けAI展開を簡素化する新プラットフォーム発表

Together-AI 企業向けAIプラットフォーム発表

Together AIは、パブリッククラウドでのAI運用に伴うデータプライバシーやセキュリティの懸念を解消するため、プライベートクラウドやオンプレミス環境でAIを展開するための新しいプラットフォーム「Together Enterprise Platform」を発表しました。

このNEWSをAIが簡単要約
  • Together AIが新プラットフォームを発表。
  • プライベートクラウドでのAI展開を支援。
  • コスト効率とデータプライバシーを強化。

同社は2023年に設立され、企業向けにオープンソースの大規模言語モデル(LLM)の利用を簡素化することを目指してきました。

新プラットフォームは、企業が自社の仮想プライベートクラウド(VPC)やオンプレミス環境でAIを展開できるようにし、プライバシーやコスト効率、パフォーマンスといった課題に対応します。

Together AIのCEOであるヴィプル・プラカシュ氏によると、企業はAIのワークロードをスケールアップする際に効率とコスト、データプライバシーを重視しているといいます。

Together Enterprise Platformの特徴として、AI推論のパフォーマンスを2~3倍に改善し、推論に必要なハードウェアを50%削減することで、企業にとって大幅なコスト削減とリソースの最適化を実現。

プラカシュ氏は、最適化されたソフトウェアとハードウェアの活用により、GPUの計算効率を最大限に引き出し、遅延を最小化するアルゴリズム的工夫が行われていると説明しています。

また、Together Enterprise Platformは、複数のAIモデルを単一のアプリケーションやワークフロー内でオーケストレーションする機能を備えています。

企業は、オープンソースモデルやカスタムモデルを組み合わせて使用することが一般的であり、Together AIのプラットフォームは需要に応じてこれらのモデルを動的に拡大・縮小することが可能です。

Together AIは「Mixture of Agents」と呼ばれる独自のアプローチを採用しており、複数のモデルを組み合わせたエージェント型AIで、パフォーマンスを最適化します。

同社は今後、エージェント型AIワークフローにさらなる改良を加えていく予定です。

参考記事:Together AI

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