Redbird、AIエージェント活用で企業の分析業務を革新
ニューヨーク拠点のRedbirdは、企業向けにAIエージェントを活用した新たなチャットプラットフォームを発表しました。
- RedbirdがAIエージェント搭載の新プラットフォーム発表。
- 自然言語で質問し、リアルタイムで分析。
- 企業のBI業務90%以上を自動化可能。
このプラットフォームは「専門エージェント」を利用し、データ収集から分析、レポート作成に至るまでのアナリティクス業務を支援します。
ユーザーは自然言語で質問を入力するだけで、データからのインサイトをほぼリアルタイムで取得でき、分析作業も自動で実行。
Redbirdの共同創設者兼CEOであるErin Tavgac氏によると、このシステムは企業のビジネスインテリジェンス(BI)活動の90%以上をカバーし、セルフサービス型の対話型BIを可能にします。
長年、企業が直面してきた複雑なデータパイプラインや専門的な技術を要するダッシュボード作成の問題を解決するものです。
Redbirdは2018年にCube Analyticsとして設立され、コード不要のツールキットを提供してきました。
今年初めには、自然言語で質問をするだけでリアルタイムでレポートを取得できる会話型インターフェースを導入。
今回の新機能では、専門エージェントが複数の分析タスクを自動で調整・実行し、ユーザーの質問に答えます。
管理者はプラットフォームのセットアップ時に、GPTやLlamaなどの大規模言語モデル(LLM)を選び、企業固有のデータやビジネスロジックを取り込んでカスタマイズが可能です。
AIエージェントは、収集した情報をもとに分析を行い、ユーザーのプロンプトに応じて最適なエージェントがタスクを実行します。
さらに、100以上のデータソースからデータを引き出し、分析結果に基づいてレポートを生成し、必要なアクションを実行することも可能です。
現在、Redbirdはこの技術をSaaSモデルで提供しており、大手企業を含む多くの顧客に採用されています。
今後もさらなる専門エージェントの追加を予定しており、BI領域を超えて、より高度な意思決定を支援するAIエージェントの開発を進める計画です。
参考記事:Venture Beat
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