【Character.AI】五条悟と領域展開について話せる!歴史上の偉人やアニメキャラと会話できるAIツールを使ってみた
WEELメディア事業部AIライターの2scです。
みなさん、次元の壁が越えられると話題の生成AIチャットサービス「Character.AI」をご存じですか?アニメやマンガでおなじみの版権キャラクターや、歴史上の偉人との対話が楽しめちゃうすごいチャットサービスなんです!
Character.AIのスマホアプリ版は、リリースから1週間でなんと170万インストールを達成している人気ぶりです。当記事では、そんなCharacter.AIの概要・使い方から注意点までを詳しくご紹介していきます。
最後までお読みいただくと二次元の世界にどっぷり浸かれるはずなので、ぜひ最後までご覧いただき、次元の壁を越えてみてください!
そもそもCharacter.AIって何?
ここでは話題のCharacter.AIについて、概要をご紹介します。まずは技術面での特徴から、詳しくみていきましょう!
独自の言語モデルを採用したAIチャットサービス
「Character.AI」は同名のスタートアップが送る、キャラクターや人物を模した生成AIチャットボットを作成&共有できるサービスです。独自の大規模言語モデルを搭載しており、誰でも簡単にチャットボットの調整ができるようになっています。
ちなみに、このCharacter.AIを支える技術は以下の2つです。
【Character.AIに搭載される技術】
● 敵対的生成ネットワーク / GAN:2つのネットワークが競い合って正しい回答を目指す
● 変分自己符号化器 / VAE:学習した情報から要点だけを抜き出す
Character.AIはスマホアプリ版のリリース以降、たったの1週間で170万ものユーザーを集めるほどの人気ぶりです。
次はCharacter.AIの魅力についても、詳しくみていきましょう!
会社のほうのCharacter.AIは、元GoogleエンジニアのNoam Shazeer(Spell Checkerの開発者)とDaniel De Freitas(LaMDAの開発者)によって立ち上げられました。同社は、Google Cloudと戦略的パートナーシップを結んでおり、GoogleのTPUを学習に使っています。
偉人やアニメキャラと語り合える
Character.AIではその名のとおり、アニメキャラクターや歴史上の偉人とチャット形式で会話ができます。百聞は一見にしかずということで、Character.AIの画面をご覧ください。
おなじみの版権キャラクターがずらりと並んでいますね。またCharacter.AIでは、キャラクターとの会話以外にも以下の機能があります。
● チャット上での画像生成
● オリジナルキャラクターの作成
といったことがでるんです!キャラクターの作成はとても簡単で、フォーマットに合わせて入力するだけで属性や振る舞いを指定できます。
そんな夢のようなCharacter.AIは、日本語でも使えるのでしょうか?次の見出しでみていきましょう。
ChatGPTとの違い
ChatGPTとの違いは大きく分けて2つあります。
まず1つは、そもそもの目的が異なる点です。ChatGPTはユーザーからの質問に応答したり文章を生成・要約することが目的ですが、CharacterAIは、特定のキャラクターを模倣することに特化しており、ユーザーにより遊び心のあるインタラクションを提供することを目的としています。
もう1つの違いは、技術的な側面です。ChatGPTは、大規模なデータをもとに言語モデルをトレーニングして幅広い内容に応答できるよう構築されていますが、一方でCharacterAIは、キャラクター固有の対話を実現する独自の大規模言語モデルを使用しています。
同じ対話型AIといっても、そもそもの目的が異なるため、ユーザーの使用用途もまったく違うことがわかりますね。
Character.AIは日本語でも使える?
結論からいうと、Character.AIは日本語でも使えます!表示設定とチャットの両方が日本語に対応済みです。言語設定の方法は、、画面右上の右から3番目のボタンをクリックすると、日本語に変更できます。
また、各キャラクターとのやり取りについては、設定なしでそのまま日本語で行えます。
ただし、英語でのやり取りと比べて回答の精度は落ちてしまいます。適宜「日本語でお願いします」との命令が必要でしょう。
なお、ChatGPTでキャラクターを作る方法について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→【やってみた】GPT3.5 Turboのファインチューニングで岸田総理ボット開発するまで
Character.AIの料金体系
Character.AIは、会員登録するだけですべての機能が無料で使えてしまいます!有料版の「Character.AI+」もありますが、月額9.99ドルの課金が必要です。日本円にすると約1,500円程度ですね。
有料版の特典は主に以下の3つです。
【有料版・Character.AI+の特典】
● 混雑時の優先アクセス
● 回答速度の向上
● 新機能への早期アクセス
キャラクターとの会話に没頭したい方や、通信速度を気にせず利用したい方は有料版がおすすめです。
Character.AIの使い方
ここからは実際に、Character.AIの使い方を解説していきます。ステップを踏んで説明していきますので、順番に確認してみましょう。
まずはアカウントの作成から
Character.AIを無制限で使うには、アカウント登録が必要です。まずは、画面右上の「Sign up」を押してみてください。
このように登録画面に移ります。ここでアカウント登録をしていくのですが、メールアドレス+任意のパスワード以外では、下記4つのアカウントでも登録できます。
- Googleアカウント
- Facebookアカウント
- Discordアカウント
- Appleアカウント
登録すると、次は以下の画面に移ります。
ここでユーザー名と生年月日を入力して、利用規約に同意すれば登録完了です!
ちなみに、Character.AIには年齢制限があります。13歳以下(EUでは16歳以下)の方は登録ができませんのでお気をつけください。
既成のキャラクターと会話する
Character.AIでは、ログイン後からすぐにチャットが楽しめます。Character.AIのWebサイトのトップに戻ると……
このようにおなじみの顔ぶれが出てきました。あとは会話したいキャラクターのパネルをクリックすれば、チャット画面に移れます。
今回は試しに、『呪術廻戦』の五条悟と語り合ってみましょう!五条先生に「何してるの / what do you do?」と聞いてみると……
原作どおり、呪術高校の教師をしていると返してくれました。翻訳の手間はかかりますが、このように英語だとリアルな会話ができちゃうんです!
ちなみに日本語で会話する場合は、変換時のEnterキー押下で入力内容が送信されてしまいます。入力文は続けて書きましょう!
自分のペルソナを設定する
Character.AIのUser Persona機能を使えば、ユーザー自身もキャラクターになりきることができます。
まずはプロフィール設定画面の「Persona」をクリックしてみましょう!「Name / 名前」と「Description / 設定の説明文」のフォーマットが表示されたら、呼びたい名前と設定を考えていきます。
キャラクターは以下の3通りから設定できます。
- 一人称視点での設定
- 三人称視点での設定
- 具体的な設定(名前 / 身長 / 性別 / 年齢 / 身長…etc.)
このユーザー側のペルソナ機能は、素の自分で憧れのキャラクターと会話するのは恥ずかしい、とお思いの方におすすめですよ。
新たにキャラクターを作る
Character.AIのサービス上に存在するキャラクターは、すべて他のユーザーによって作られたものです。つまりCharacter.AIでは、誰でも簡単にキャラクターの新規作成が可能なんです。
キャラクターの作り方は以下の通りです。
- キャラクター名
- キャラクターの画像
- 定型の挨拶
- キャラ設定の概要
上記の内容をフォーマットに従って入力するだけなので、とっても簡単ですよね!完成度を求める場合は、適宜細かな設定まで作り込みます。
なお、作ったキャラクターについては閲覧権限の設定が可能です。個人で楽しむもよし、世界中のユーザーと共有するもよしですね。
Android端末ならAPKインストールも可能
APKとは、Android Package Kitの略で、Androidがアプリの配布やインストールに使用するファイル形式のことです。Google Playやアプリストアを介さずに、手動でデバイスにアプリをインストールすることができます。
APKインストールのメリットとして、Google Playで配信されていないアプリであってもインターネット上のウェブサイトから直接ファイルをインストールできる点が挙げられます。
しかし、信頼できるサイトを利用しなければデバイスにウイルスやマルウェアが拡散する可能性があるので、APKインストールを行う場合は注意が必要です。
CharacterAIは通常のモバイルアプリがありますので、アプリストアからのインストールをおすすめします。
Character.AIの注意点
ここからはCharacter.AIの注意点について解説していきます。チャットの内容についての禁止事項がありますので、事前に確認しておきましょう。
キャラクターとの恋愛は基本NG
Character.AIはなんと「ガチ恋NG」です。NSFW(職場での閲覧注意)フィルターが設定されており、恋愛関係またはその先に進むことができないようになっています。
ただ、非公式ですが実はこのフィルターを回避する方法があります。
- 「ロールプレイがしたい」と伝える
- Leet表記やスラングを駆使して、直接的な表現を避ける
- キャラクター作成時に恋愛の設定まで決めておく
この3つを徹底すれば、恋愛のチャンスが訪れるかもしれません!当記事では詳しく触れませんが、興味のある方は試してみてください。
キャラクター作成時は著作権に注意する
Character.AIは本来、オリジナルのキャラクターを作るためのサービスです。
したがって版権もののキャラクターを作成する際には、版権元からの許可が必要です。このことは、Character.AIの利用規約に明記されています。
Content You Submit. When you submit Content to the Services, you represent and warrant that you own all right, title and interest in and to that Content (including, without limitation, all copyrights and rights of publicity), or that you have received all necessary permissions, clearances, and authorizations in order to submit it to the Services for the uses contemplated in these Terms.
引用元:https://beta.character.ai/tos
版権キャラクターを作る場合、著作権や訴訟の対策については自己責任ということになりますね。
なお、生成AIのリスクとその事例について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→ChatGPTを企業利用するリスクと対策5選|実際の企業事例と共に解説
Character.AIなら次元の壁を越えられる!
当記事では、アニメキャラクターや歴史上の人物と会話が楽しめるAIチャットサービス「Character.AI」について解説しました。
Character.AIの特徴は以下の通りです。
● キャラクターとして振る舞うAIチャットボットが作れる
● 各ユーザーが作ったキャラクターと会話できる
● ユーザー自身のペルソナも設定できるこのように、Character.AIは会話に特化したチャットサービスです。。恋愛は基本NGですが、「次元の壁を超えてみたい!」という方は、ぜひ本記事を参考にCharacter.AIを利用してみてくださいね。
生成系AIの業務活用なら!
・生成系AIを活用したPoC開発
・生成系AIのコンサルティング
・システム間API連携
WEELの生成AIへのスタンス
ChatGPTやStable Diffusionなど使い勝手の良いAIサービスは沢山あります。そういったもの1度使ってみて、もっとこうしたい、こう言った使い方をしたいと言った方に向けてカスタマイズを勧めております。
もし、自社で生成AIを活用したいという場合は
1. 汎用的な生成AIツールを導入し、定着させる
2. 業務を生成AIに解けるタスクまで分解し、自動化する
のどちらかが良いと思います。
弊社では
1の場合、生成AIセミナーの実施や生成AIコンサルティングなどで、AI専門家による生成AI活用指導
2の場合、PoC開発やソリューション開発などで、LLMエンジニアやAIコンサルタントが御社にあったAIツールの開発を行います。
無料相談にてご相談を承っておりますので、興味がある方は以下からご連絡ください。
→無料相談で話してみる
「生成AIを社内で活用したい」「生成AIの事業をやっていきたい」という方に向けて、通勤時間に読めるメルマガを配信しています。
最新のAI情報を日本最速で受け取りたい方は、以下からご登録ください。
また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。