ChatGPTのログイン方法は?ログインできない原因と対処法も解説

ChatGPT ログイン方法 原因 対処法

ChatGPTは、人工知能技術を活用した対話型AIサービスとして注目を集めています。多くの人々が日常生活やビジネスシーンで活用し始めていますが、初めて利用する方にとっては、ログイン方法や使い方に不安を感じるかもしれません。

押さえておきたいポイント
  • OpenAIが開発した自然言語処理AIモデルで、人間のような対話能力を持つ
  • 無料版はログイン不要で利用可能
  • 複数端末でログインすれば会話履歴が共有され、シームレスに利用可能
  • 無料版でも十分な機能を備えており、初心者からビジネスユーザーまで対応

本記事では、ChatGPTのログイン方法や利用方法、さらにログインできない時の原因と対処法について、初心者の方にも分かりやすく解説しています。

また、ログイン時と非ログイン時の違いサインアップとの違いについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

ChatGPTとは

ChatGPTは、OpenAI社が開発した自然言語処理AIモデルです。人間のような対話能力を持ち、質問に対して正確かつ迅速な回答を生成できます。文章作成や翻訳、プログラミングのサポートなど、幅広い分野で活用可能です。

ChatGPTには、GPT-3.5やGPT-4といった異なるバージョンが存在し、数字が多い最新のモデルほど生成能力が優れています。教育やビジネス、エンターテインメントなど様々な分野で活用されていて、AIテクノロジーの進化を感じられるサービスとして利用者が増え続けています。

なお、ChatGPTとCopilotの違いについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

ChatGPTのログイン方法

2024年4月1日のアップデート以降、ChatGPTの無料版はログイン不要で利用できるようになりました。誰でも簡単にChatGPTを体験できるようになり、アクセスの手軽さが向上しています。

一方、ChatGPT PlusやChatGPTのAPIのような有料版を利用する場合は、アカウント作成が必要です。アカウント登録の際、メールアドレスや外部サービス(Microsoft、Google、Apple)のアカウントを使えます。

なお、2025年1月現在、通常の登録時には電話番号の入力は不要ですが、API利用時には電話番号認証が必要です。

ChatGPTのログインとサインアップの違い

ChatGPTの公式サイトにいくと、画面右上に「Login(ログイン)」と「Sign Up(サインアップ)」の2つの選択肢があります。

日本語でもそのまま「ログイン」「サインアップ」という単語を使いますが、どちらがどういう意味なのかいまいちはっきりしない、という方もいると思います。

この2つの違いは以下のとおりです。

  • Login(ログイン):すでにアカウントを持っているユーザーが、自身のアカウントにアクセスすること。
  • Sign Up(サインアップ):まだアカウントを持っておらず、ユーザーがアカウントを新規作成すること。

普段英語に慣れていないと迷うこともあると思いますので、ここでしっかり覚えておきましょう!

ChatGPTの利用方法

ChatGPTは、無料版と有料版、そしてAPIという3つの利用方法があります。それぞれの特徴や利用方法について、詳しく見ていきましょう。

無料版の利用方法

ChatGPTの無料版を利用するには、OpenAIの公式サイトにアクセスするだけです。

ここで、『今すぐ始める』をクリックしてください。すると、『ChatGPT 4o mini』が立ち上がりました。

画面中央部の『ChatGPTにメッセージを送信する』の部分に質問や指示を入力し、送信ボタンをクリックすると、AIが回答を生成します。ログイン不要なので、すぐに利用を開始できますよ!

無料版ではGPT-4o miniが使われ、基本的な対話や情報検索、文章作成などができます。教育やエンターテインメントだったり、簡単な情報検索の場面で最適です。

GPT-4o miniには使用回数制限がありませんので、どんどん使って慣れてください。 ※1

ChatGPT Plus(有料版)の利用方法

ChatGPT Plusでは、最新のGPT-4oモデルへの無制限アクセスや、その他最新モデルへの優先アクセス、より高速なレスポンス、優先的なサーバーアクセスなど様々な特典があります

月額料金はかかりますが、これらの高度な機能をフルで使えるので、時間効率の向上やストレスが軽減されるかもしれません。

ChatGPT Plusに加入したい場合、以下の公式サイトにアクセスしてください。

https://openai.com/ja-JP/chatgpt/overview/

この画面が表示されたら、一番下まで画面をスクロールさせてください。すると、以下の画面が表示されます。

右のPlusにある『今すぐ始める』をクリックすると、次のような画面が表示されます。筆者はすでにPlusに加入済みなので、アップグレードの画面になっています。支払い情報を入力して登録を完了させてください。

ログインする際は。Google、Microsoft、Appleのアカウントを使えますので、お持ちのアカウントを選択してください。

Plusに加入すると、このような画面になります。画面左上のマークを押すと、他のモデルが選択できますので、ぜひ試してください!

ChatGPTのAPI利用方法

ChatGPTのAPIは、開発者が自分のアプリケーションやサービスにChatGPTを統合できるようにするものです。ChatGPTのAPIを利用するには、OpenAIのデベロッパーアカウントが必要です。

ChatGPTのAPI公式サイトは、ここから確認できます。

画面をスクロールさせると、このような画面が出てきました。APIは、利用量に応じた従量課金制が適用されます。使用するモデルによって1Mトークンあたりの料金が変わるので、よく確認して選択しましょう。

モデルが決まったら、アカウントを作成し、APIキーを取得します。その後、プログラミング言語に応じたSDKをインストールしたら、APIキーを使用してChatGPTの機能を自社のアプリケーションやサービスに組み込めます。

API利用時には、セキュリティ向上を目的とした電話番号認証が必要なので、注意してください。

スマートフォンアプリ版

手軽にChatGPTを利用したい場合、スマートフォンアプリ版という選択肢もあります。App StoreやGoogle Playで「ChatGPT」を検索し、公式アプリをインストールしてください。

スマホアプリ版の基本機能はWEB版と変わらず、外出先でも簡単にChatGPTを使えます。音声入力と音声回答ができるのも魅力です!

また、PC版とスマートフォン版で同じアカウントを使用していれば、会話の履歴は共有されるため、シームレスに利用できます。スマホアプリ版は直感的で使いやすいインターフェースを備えているので、アイデアが浮かんだ際にすぐにChatGPTを使え、非常に便利です。

【※2025年1月28日追記】
現在はWeb版でも音声の入出力が可能です。また、2024年12月13日に「Adovanced Voice Mode」のアップデートが発表され、画面共有&カメラ認識が可能となりました。(スマホアプリ版のみ)

なお、「Advanced Voice Mode」についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

ログイン時と非ログイン時の違い

ChatGPTは、2025年1月現在、無料版であればログインしない状態でも利用できます。

では、ログインしている時とログインしていない時にどのような違いがあるのでしょうか?

現時点で、主に以下の4つの点で違いがはっきりしています。

  1. 学習機能の設定方法
  2. チャット履歴の保存と確認
  3. チャットの共有
  4. GPT-4o・GPTsの利用

それぞれの違いをみていきましょう。

学習機能の設定方法

ChatGPTは、ユーザーが設定しない限り入力された会話データをAIモデルの学習に利用しています。

ChatGPTに入力する内容に個人情報や機密情報を入力するのはご法度ですが、間違って大切な情報を入力してしまった場合、学習機能がオフになっていないとその情報が第三者に渡ってしまう可能性があるということです。

ChatGPTをログインして利用している場合、画面右上のアカウント情報の中の「設定(Settings)」から、「データコントロール(Data Control)」を選んで学習機能をオフにすることができます。

ログインしていない場合は、画面右下の「?」マークをクリックし「設定()Settings」から学習機能をオフにできます。

チャット履歴の保存と共有

ChatGPTをログインして利用している場合は、一定期間(約30日間)チャット履歴の保存と確認ができます。また、以前の会話からさらに会話を続けることも可能です。

一方で、ログインせず利用している場合チャット履歴は保存されません。新しいチャットを始めたり画面を閉じたりした場合は、以前の会話内容を確認できなくなるので注意してください。

チャットの共有

ログインしている場合、右上のアイコンをクリックするとシェアリンクを作成できます。他の人と会話内容を共有したいときに便利な機能です。

一方で、ログインしていない場合はこの共有機能は使えません。1つ前の項目で解説した通り、非ログイン時はチャット履歴が保存されないためです。

GPT-4o・GPTsの利用

ログインしている場合、GPT-4oとGPTsが利用できます。(無料版の場合は制限あり)

GPT-4oについては特に操作する必要はなく、デフォルトで設定されているモデルがGPT-4oとなっています。

GPTsを利用・作成したい場合は、「GPTを探す(Explore GPTs)」からGPT Storeに移動できます。

一方で、ログインしていない場合はそもそもメニューバー自体がないので、GPT Storeに移動することはできません。また、利用できるモデルもGPT-4o miniに限定されています。

以上、ChatGPTのログイン時と非ログイン時の違いを4つご紹介しました。ログインは絶対に必要というわけではありませんが、チャット履歴の保存・確認や共有機能など、総じてログインして利用する方がメリットは多いと思います。

ChatGPTへログインできない時の原因と対処法

ChatGPTにログインする際、問題が発生してログインできなかった方はいませんか?

ここでは、ログインできない場合に考えられる主な原因と対処法について説明します

メールアドレス・パスワードが間違っている可能性がある

ログインできない最も一般的な原因は、メールアドレスやパスワードの入力ミスです。大文字小文字の区別や、スペースの有無などを確認してください。パスワードを忘れた場合は、「パスワードを忘れた」オプションを使用してリセットできます。

また、ChatGPTのログインは2段階認証になっているため、送られてきた認証コードの入力を間違えてしまう可能性もあります。認証コードを正しく入力できているかも確認しましょう。

インターネット接続の問題

インターネット接続が不安定な場合、ログインに失敗するかもしれません

Wi-FiやモバイルデータのON / OFFを確認し、他のウェブサイトにアクセスできるか試してみてください。必要に応じて、ネットワーク設定をリセットしてみるのも効果的です。

アカウントがロックされている可能性がある

複数回のログイン失敗や、不審な活動が検出された場合に、セキュリティ上の理由でアカウントが一時的にロックされます。その場合は、OpenAIのサポートに連絡して、アカウントのロック解除を依頼してください。

エラーメッセージが表示される

ログイン時にエラーメッセージが表示されたら、エラーメッセージの内容を確認してください。多くの場合、エラーメッセージの内容を検索エンジンで調べれば、具体的な対処法を見つけられます。それでも不明な場合は、OpenAIのサポートに問い合わせることをおすすめします。

なお、ChatGPTで困ったときの問い合わせ方法について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

ChatGPTマスターになるための第一歩を総括しよう

ChatGPTは無料版、有料版、APIと3つの利用方法があり、ユーザーのニーズに合わせてログイン方法を選択できます。複数の端末でログインしておけば、アカウント間で容易に情報共有できるので、効率的に使えます。

さらにアップデートされた「Advanced Voice Mode」機能があるスマホアプリ版ChatGPTは、外出先でも手軽にChatGPTを使えるためアイデアが浮かんだ時にすぐ活用できるメリットがあります。

ログイン時と非ログイン時の違いも参考に、自分に合った使い方を試してみましょう!

ログインに問題が発生した場合は、本記事で紹介した対処法を試してみてください

ChatGPTは日々進化を続けており、今後さらに便利な機能が追加されるでしょう。皆さんもAIの力を使って日常生活やビジネスをより豊かにしてくださいね!

最後に

いかがだったでしょうか?

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投稿者

  • 晋平大竹

    生成AIの登場に大きな衝撃を受けたWebライター。好きなAIツールは、ChatGPTとAdobeFirefly。AIがこれからの世界を良い方向に導いてくれると信じ、正しい&有益な情報を発信し続けています!

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