Sakana Chat(サカナチャット)とは?日本発の無料AIチャットの特徴・使い方・料金を解説

- Sakana Chatは、Sakana AIが開発した日本仕様の無料AIチャットサービスで、2026年8月のアップデートで新世代「Namazu」とフロンティアモデル級「Sakana Fugu」の2モデルを使い分けられるようになった
- Web検索に加えてPythonコード実行・成果物プレビュー・画像やPDF・Officeファイルの添付に対応し、調べ物からデータ分析・資料作成まで1つの会話で完結できる
- 2026年8月時点ではログイン不要・完全無料で利用でき、提供対象は日本国内のみ
生成AIチャットサービスが次々と登場するなか、「日本語で使いやすく、中立的な回答をしてくれるAIチャットがほしい」と感じている方は多いのではないでしょうか。2026年3月24日、日本発のAI企業Sakana AIが無料のAIチャットサービス「Sakana Chat」を一般公開しました。
さらに2026年8月13日の大型アップデートでは、フロンティアモデル級の「Sakana Fugu」が無料で使えるようになり、Namazuの新世代化やPythonコード実行・ファイル添付にも対応しました。
今回は、Sakana Chatの特徴や使い方、2つの搭載モデル「Namazu」「Fugu」の強みと使い分け、料金体系、そして注意点までを網羅的に解説します。最後まで読んでいただくと、Sakana Chatが自分の業務や日常に役立つかどうかを判断できるので、ぜひ参考にしてみてください。
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Sakana Chatとは?日本仕様のAIチャットサービス

Sakana Chatは、東京に拠点を置くAI企業Sakana AIが2026年3月24日に一般公開した無料のAIチャットサービスです。
公開当初は海外製の大規模言語モデル(LLM)を日本仕様へ適応させた独自モデル「Namazu(α版)」を搭載していましたが、2026年8月13日のアップデートでNamazuは新世代モデルへ刷新され、あわせてフロンティアモデル級のオーケストレーターモデル「Sakana Fugu」も無料で選択できるようになりました。
Sakana AIは2023年7月に、Google出身のDavid Ha氏やTransformerの共同発明者であるLlion Jones氏らによって東京で設立されたAI研究企業です。NTTグループ、ソニーグループ、KDDIなどの日本企業に加え、米NVIDIAからも出資を受けており、累計400億円以上の資金調達を実施しています。
従来の海外製AIチャットでは、開発元の地域のイデオロギーや学習データの偏りが回答に反映される場合がありました。Sakana Chatはこの課題を解決するために開発された、日本国内のユーザー向けに最適化されたサービスです。Web検索機能も統合されており、リアルタイム検索を駆使して最新情報を収集・統合して回答を返してくれます。
2026年8月のアップデート以降は、Web検索に加えてPythonコードの実行や画像・PDF・Officeファイルの添付にも対応し、調べ物だけでなくデータ分析や資料作成まで1つの会話で完結できるようになっています。
同じくSakana AIが開発した軽量な学習モジュールである「RePo」も話題です。くわしくは以下を合わせてご確認ください。

Sakana Chatの特徴・機能
Sakana Chatには、ほかのAIチャットサービスにはない独自の特徴がいくつかあります。日本仕様に最適化された「Namazu」とフロンティアモデル級「Fugu」の2モデル、Web検索によるリアルタイム情報収集、Pythonコード実行・ファイル添付、ユニークな口調切り替え機能など、日本のユーザーが安心して使えるための工夫が随所に施されています。ここでは7つの主要な特徴を個別に解説していきます。それぞれの機能がどんな場面で役立つのかを理解することで、自社の業務に合うかどうかを判断しやすくなるでしょう。
日本仕様モデル「Namazu」を搭載

Sakana Chatの中核を担うのが、独自モデル「Sakana Namazu」です。
2026年3月の公開当初は、上記の画像のように、DeepSeek-V3.1-Terminus、Llama 3.1 405B、gpt-oss-120Bをベースにしたα版でしたが、2026年8月3日にMoonshot AIのオープンモデル「Kimi K2.6」をベースとする新世代モデルへ刷新され、同日からAPI「Sakana Namazu」としても提供が始まりました。
AI独自のデータで日本語と日本の業務文脈への適合を進め、特定の話題での応答回避や出力の偏りを抑えるチューニングが施されています。

新世代Namazuは、AIME26・MMLU-Pro・LiveCodeBench v6といった推論・知識・コーディングのベンチマークでベースモデルと同等の性能を維持しつつ、日本語ベンチマーク「JFBench」や日英翻訳タスクではベースモデルを上回るスコアを記録しています。つまり、元のモデルの高い基礎能力を損なうことなく、日本国内での利用に最適化されているのが大きな強みです。
中立性・正確性の高い回答
海外製のLLMには、政治的にデリケートな話題に対して回答を拒否したり、特定の立場に偏った情報を返す傾向が見られることがあります。公開当初のα版では、ベースモデルの1つであるDeepSeek-V3.1-Terminusは関連する質問の72%に対して回答を拒否していたのに対し、Namazuでは回答拒否がほぼ0%にまで改善されています。
新世代Namazuでも、政治的な質問への公平性を測るベンチマーク「FairPoliticsQA」のスコアがベースモデルの34.10%から56.30%へ大幅に向上したと公式に発表されています。
日本と他国に関連する政治・歴史・外交テーマにおいても、客観的な立場からの多角的な情報提示(中立性)と事実の網羅性(正確性)の双方で大幅な向上が確認されています。海外モデルの検閲やバイアスに左右されず、多角的な事実に基づく回答が得られる点は、ビジネスにおける情報収集や調査業務でも安心して使える要素です。
コード実行・ファイル添付にも対応
2026年8月13日のアップデートで、Sakana ChatはPythonコードのサンドボックス実行と、画像・PDF・Officeファイルの添付に対応しました。
モデルが自らPythonを書いて実行し、計算やデータ処理、ファイルの生成まで行えるため、「Excelを添付して四半期ごとに集計しグラフ化する」「会議資料のPDFから要点を抜き出してスライドにまとめる」といった作業を1つの会話の中で完結できます。
生成されたグラフ・HTML・Word文書・スライドなどの成果物は、画面右側のプレビューパネルに表示されます。HTMLはその場で動かして確認でき、文書類もプレビューしたうえでダウンロードや修正依頼が可能です。
公式Xのポストでは「言葉だけでゲームやアプリを作る」バイブコーディングの例として、漢字ドリルや金魚すくいゲームを数秒で生成するデモも公開されています。画像の添付はNamazu・Fuguの両モデルで利用でき、PDFやOfficeファイルを起点にしたワークフローも組めるため、調べ物中心だった従来のSakana Chatから、データ分析や資料作成まで担えるツールへと大きく進化したといえます。
Web検索機能によるリアルタイム情報収集
Sakana ChatにはWeb検索機能が統合されており、リアルタイムで最新情報を収集・統合して回答を生成します。たとえば「今朝のニュースから、AI研究に関する国内外の動向を比較して」といった質問を投げると、検索を駆使して複数のソースから情報を集め、比較形式で整理した回答を返してくれます。
回答内の各項目にはソースへのリンクが付与されるため、情報の出典を確認しながら利用できます。この機能により、過去の学習データだけに頼らず、最新の事実に基づいた回答が期待できるのは大きなメリットです。
口調の切り替え機能
Sakana Chatでは、回答の口調を「標準」「丁寧」「大阪」の3種類から選択できます。画面左下のアイコンから簡単に切り替えが可能で、「大阪」を選ぶと大阪弁で回答が返ってくるというユニークな機能です。
この口調切り替えは単なる遊び心にとどまらず、読み手に合わせた表現で情報を受け取れるという実用的な側面もあります。社内の雰囲気に合わせたカジュアルなやり取りや、堅いビジネス文書の下書きなど、シーンに応じた使い分けができるのが魅力です。

同じ質問に対して「大阪」モードに切り替えて回答してもらったところ、内容の正確性は保ちつつも親しみやすい大阪弁で回答が返ってきました。ビジネス用途としては「丁寧」モードが使いやすく、社内向けの共有には「標準」が適しています。
口調が変わっても回答の質や情報量はほぼ変わらないため、好みや用途に応じて気軽に切り替えて使えます。たとえば社内チャットの雰囲気づくりや、親しみやすいFAQ回答の下書きなど、活用の幅は意外と広いと感じました。遊び心と実用性を兼ね備えたユニークな機能です。
日本語・英語の両方に対応
Sakana Chatは日本語と英語の両方で自然な対話や文章生成が可能です。英語で論述を求めるプロンプトに対しても、指定した文字数を守りながら端的かつ抑制的なトーンで回答を返す傾向が確認されています。
日本語での利用がメインですが、英語の調査やリサーチにも活用できるため、グローバルな情報収集が必要なビジネスパーソンにも適したツールです。
公開当初のα版は日本語の主要ベンチマーク(Nejumi Leaderboard4、Swallow LLM LeaderBoard v2、JamC-QA)でベースモデルと同等程度でしたが、新世代モデルでは日本語ベンチマーク「JFBench」でベースモデルを上回る性能が報告されています。
フロンティアモデル級「Sakana Fugu」も無料で利用可能

Sakana Chatでは2026年8月13日から、Sakana AIのフラッグシップモデル「Sakana Fugu」を無料で選択できるようになりました。
Fuguは2026年6月22日に公開されたマルチエージェント型のAIで、複数のフロンティアモデルを1つの基盤モデルのように束ね、タスクに応じて最適なモデルやワークフローを自ら組み立てて回答するオーケストレーターモデルです。
Fuguには応答速度とのバランスを取った「Fugu」と、品質を最優先する上位版「Fugu Ultra」があります。2026年7月24日公開のFugu Ultra v1.1では、Terminal-Bench 2.1やProgramBenchなどの複雑なコーディング・推論タスクでAnthropicのClaude Fable 5を上回るスコアを記録し、v1.0から最大7.9ポイントの性能向上を達成したと発表されています。
Sakana Chat上のFuguが得意とするのは、複雑な指示の理解と多段階のタスクです。例えば、複数の条件を踏まえた資料の構成案作成、添付データを段階的に分析してレポートにまとめる作業、要件の整理から実装までを伴うツール作成などで力を発揮します。日常的な調べ物や文章作成はNamazu、じっくり考えさせたい重いタスクはFuguと使い分けるのがおすすめです。
Sakana Fuguの仕組みやAPIでの料金、Fugu Ultraとの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

同じくSakana AIが提供するSakana Marlinについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

Sakana Chatの使い方
Sakana Chatの利用方法は非常にシンプルです。ログイン不要でブラウザを開いてすぐに質問を始められるため、初めてAIチャットを使う方でも迷うことはないでしょう。
専用アプリのインストールは不要で、Webブラウザさえあればパソコンからもスマートフォンからもすぐに使い始められます。面倒な初期設定や環境構築も一切必要ありません。ここでは、アクセスから実際に質問するまでの手順をステップ形式で紹介します。
Sakana Chatにアクセスする

まず、ブラウザからSakana Chatにアクセスします。日本国内からのアクセスであれば、特別なVPN設定やソフトウェアのインストールは不要です。
トップページが表示されたら、そのまま質問を入力して試せます。メールアドレスを登録しなくてもメッセージの送信は可能ですが、登録(ログイン)するとSakana Fuguモデルの利用や会話履歴の保存、利用上限の引き上げができるため、継続して使うならログインしておくのがおすすめです。
Googleアカウントなどを利用したソーシャルログインにも対応しているため、新しいアカウントを一から作成する手間を省けます。アカウント作成が完了すれば、すぐにチャットを開始できる状態になります。
モデルを選択する(Namazu/Fugu)
チャット画面のモデル選択メニューから、「Sakana Namazu」と「Sakana Fugu」のどちらで回答させるかを選びます。

Namazuは日本語・日本の業務文脈に特化した日常利用向けのモデル、Fuguは複雑な指示や多段階のタスクに強い高性能モデルという位置付けで、Fuguはログインが必要ですが、どちらも無料で切り替えられます。
| モデル | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| Sakana Namazu | 日常の調べ物・メールや文書の下書き・要約・翻訳など繰り返し発生する業務 | Kimi K2.6ベースの日本語特化モデル。敬語や商習慣を踏まえた自然な日本語で、応答も速い |
| Sakana Fugu | 資料の構成案作成・添付データの多段階分析・要件整理から実装までのツール作成など | 複数のフロンティアモデルを動的に組み合わせるオーケストレーターモデル。重いタスクの精度を優先 |
Sakana Chatで選べる2モデルの使い分けの目安としては、迷ったらまずNamazuで試し、回答が物足りない複雑なタスクだけFuguに切り替えると、待ち時間と精度のバランスを取りやすくなるでしょう。
質問を入力して送信する

チャット画面が表示されたら、テキストボックスに質問や指示を入力して送信します。たとえば、「生成AI規制の最新動向を、海外の一次ソースを検索して日本語でまとめて」のように具体的な指示を含めると、より精度の高い回答が得られます。画像やPDF・Officeファイルを添付して、「このExcelを四半期ごとに集計してグラフにして」のように依頼することもできます。
入力した質問に対して、Sakana ChatがWeb検索を実行し、情報を収集・統合してから回答を生成します。回答が完了するまで数十秒ほどかかる場合がありますが、出典リンク付きの整理された回答が返ってくるため、情報の信頼性を確認しやすいのが特徴です。
口調を変更する(任意)

必要に応じて、画面左下のアイコンから回答の口調を変更できます。「標準」「丁寧」「大阪」の3つから選択可能で、切り替えは即座に反映されます。ビジネス用途では「丁寧」、カジュアルな調べ物には「標準」といった使い分けがおすすめです。
口調の設定は会話の途中からでも変更できるため、最初から決めておく必要はありません。状況に応じて柔軟に切り替えながら利用できるのが便利なポイントです。
なお、Googleの最新のGemini 3 Proについて知っておくと、より生成AIチャットの理解も深まるでしょう。あわせて以下の記事をご覧ください。

Sakana Chatを実際に使ってみた
ここでは、Sakana Chatの実力を確かめるために、いくつかのプロンプトを実際に入力して回答品質を検証します。Web検索の精度、日本語の自然さ、中立性の3つの観点を中心に、使用感をレポートします。他社のAIチャットでは回答を拒否されるようなデリケートなテーマにも対応できるのかという点も確認しました。ChatGPTやGeminiなど他のAIチャットと比べてどのような違いがあるのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Web検索を使った最新ニュースの要約

検索機能の実力を試すために、「今朝のニュースから、AI研究に関する国内外の動向を比較して」と入力してみました。Sakana Chatはリアルタイム検索を実行し、複数のニュースソースから国内外のAI動向を抽出して、比較形式で整理した回答を生成しました。
各項目にはソースへのリンクが付与されており、情報の裏取りも容易です。回答の構成は「国内の動向」「海外の動向」「比較まとめ」のように整理されており、ビジネスの朝会やリサーチ業務の下調べとして十分に使えるレベルだと感じました。
政治的にデリケートな話題への回答

「各国で行われている政府によるインターネット検閲について教えてください」という、海外モデルでは回答を避けがちなプロンプトを投げてみました。結果として、Sakana Chatは客観的な事実に基づいて複数の国の状況を網羅的に説明してくれました。
特定の国を擁護したり批判したりすることなく、各国の制度と背景を淡々と整理する回答スタイルは、調査レポートの作成などに適しています。海外モデルでは回答拒否されるようなテーマでも、事実ベースで多角的な情報を得られるのはNamazuの大きな強みです。
Sakana Chatの料金
2026年8月時点で、Sakana Chatは完全無料で提供されています。Web検索に加えて新世代Namazu・Sakana Fuguの2モデル、Pythonコード実行、ファイル添付といった8月13日のアップデートで追加された機能もすべて無料です。
他社の主要なAIチャットサービスと料金を比較すると、以下のとおりです。
| サービス名 | 無料プラン | 有料プラン |
|---|---|---|
| Sakana Chat | 全機能無料(Namazu・Fugu・コード実行・ファイル添付を含む) | なし(2026年8月時点)※API利用は別途有料 |
| ChatGPT(OpenAI) | 無料プランあり(機能制限あり) | Go:月額8ドル/Plus:月額20ドル/Pro:月額100ドル〜 |
| Gemini(Google) | 無料プランあり | Google AI Pro:月額2,900円(Plus:725円/Ultra:14,500円〜) |
| Claude(Anthropic) | 無料プランあり(回数制限あり) | Pro:月額20ドル(年払いは月17ドル)/Max:月額100ドル〜 |
| Perplexity AI | 無料プランあり | Pro:月額20ドル/Max:月額200ドル |
Sakana Chatは主要AIチャットの中で唯一、有料プランなしでフロンティア級モデル(Fugu)まで使えます。他社は無料枠に制限があり、月額20ドル前後の有料プランが主流です。
Sakana Chatは2026年8月時点では有料プランが存在せず、すべての機能を無料で利用できます。一方で、公式FAQには「今後、料金体系を変更する場合は事前にお知らせする」旨が記載されており、将来的に有料プランの導入や利用上限の変更が行われる可能性はあります。無料で使える今のうちに試してみるのがおすすめです。
Sakana Chatの注意点
Sakana Chatは無料かつ高機能なAIチャットサービスですが、利用にあたっていくつかの注意点があります。とくに、利用可能な地域の制限やデータの取り扱いに関するポリシーは、ビジネスで活用する場合に重要なチェックポイントです。
公開から半年足らずで大型アップデートが続いているため、仕様変更のリスクも考慮しておく必要があります。導入前にリスクを把握しておくことで、安心してサービスを活用できます。以下の4つのポイントを確認しておきましょう。
日本国内からのみ利用可能
2026年8月時点で、Sakana Chatは日本国内からのアクセスのみ対応しています。海外出張中や海外拠点からの利用はできないため、グローバルに利用したい場合はChatGPTやGeminiなど他のサービスを併用する必要があります。
国内限定としている理由は公式には明示されていませんが、日本仕様のモデルであることや、データの管理体制が日本国内に閉じている点が関係していると考えられます。今後、対象地域が拡大される可能性もありますが、現時点では国内利用者向けのサービスとして認識しておきましょう。
入力データがAIの学習に利用される可能性
公式FAQによると、入力したデータはAIモデルの学習・改善に利用される場合があるとのことです。ただし、設定画面の「プライバシー」から学習利用をオプトアウト(拒否)することが可能です。なお、自己または第三者の個人情報の入力は利用規約で禁止されているため、機密情報の入力には十分な注意が必要です。
企業で利用する場合は、取引先名や具体的な金額、未公開の技術情報などは入力を避けるか、仮名や概算値に置き換えて利用するのが安全です。入力内容の管理責任は利用者側にあるため、社内でガイドラインを整備したうえで活用しましょう。
アップデートが頻繁で機能や仕様が変更される可能性
Sakana Chatは2026年8月だけでもNamazuの新世代化、Fuguの追加、コード実行・ファイル添付対応といった大型アップデートが行われており、今後も機能・仕様・性能が短いスパンで変更される可能性があります。現時点の仕様を前提に業務フローを組んでいると、仕様変更時に影響を受ける場合があるため注意が必要です。
Sakana AIはNamazuをAPIとしても提供するなど展開を広げているため、今後さらに改善が進む見込みです。本格運用よりも、まずは試験的な導入や補助的な利用から始めるのがよいでしょう。
会話履歴はクラウドに保管される
Sakana Chatの会話履歴やアカウント情報は日本国内のGoogle Cloudインフラストラクチャ上に保管されます。日本国内のサーバーで管理されている点はセキュリティ上のメリットですが、クラウド上にデータが保存されること自体に抵抗がある場合は、利用前にFAQでデータの取り扱いポリシーを確認しておくことをおすすめします。
企業での導入を検討する場合は、情報セキュリティ部門と連携して利用範囲を定めておくと安心です。データの保管場所が国内である点は、海外サービスと比較した際のアドバンテージです。
生成AIのリスク対策について詳しく知りたい方は、下記の記事をあわせてご確認ください。

よくある質問
Sakana Chatに関して、利用を検討している方が気になりやすい疑問をFAQ形式でまとめました。「本当に無料なのか」「ChatGPTとの違いは何か」「セキュリティは大丈夫なのか」といった導入前に感じやすい代表的な疑問を4つ厳選して、それぞれわかりやすく回答しています。
初めてSakana Chatを使う方はもちろん、すでに他のAIチャットを利用中の方もぜひ参考にしてみてください。
Sakana Chatを使って日本仕様のAIチャットを体験しよう
Sakana Chatは、日本発のAI企業Sakana AIが開発した無料のAIチャットサービスです。
新世代モデル「Namazu」による中立性の高い日本語回答に加え、2026年8月からはフロンティアモデル級の「Sakana Fugu」、Pythonコード実行、ファイル添付にも対応し、調べ物からデータ分析・資料作成まで1つの会話で完結できるのが大きな特徴です。
2026年8月時点ではログイン不要ですべての機能を無料で利用できるため、まずはSakana Chatにアクセスして、日常の調べ物はNamazu、複雑な分析や資料づくりはFuguと使い分けながら、日本仕様のAIチャットを体験してみてください。
最後に
日本語で自然に使える無料AIチャットを、実務でどう活かすかが差になります。情報収集の効率化から社内活用の設計まで、導入前に整理しておきたい論点が見えてきます。
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