【Suno AIの面白い活用事例】思わず爆笑したネット民による衝撃的な使い方10選
「Suno AI」という音楽生成AIが、注目されているのをご存知でしょうか?
Suno AIはユーザーが入力したテキストを歌詞にし、ボーカルまで生成してくれる画期的な音楽生成AIです。このSuno AIを使えば、誰でも文字を入力するだけで本格的な歌を作成できます。公開されてまだ2ヶ月ほどですが、すでに何万人もの人が利用し、SNS上でも盛り上がりを見せています。
今回は、そんなsuno AIの活用事例をご紹介します。ネタのような面白い曲も含めさまざまな楽曲ができあがっているので、見ているだけでも楽しいです。
この記事の後半では、音楽未経験の筆者がSuno AIを使って実際に音楽を作る様子もお見せします。最後までお読みいただくと、Suno AIの使い方についても理解できますので、ぜひ、最後までご覧ください。
Suno AIの面白い活用事例15選
ここでは2024年4月現在、特に話題になっているSunoの面白い活用事例15選を紹介します!
今回解説する事例において、弊社がX(旧Twitter)で発見した参考となるツイートを紹介させていただいております。取り下げなどのご連絡は、弊社公式X(旧Twitter)からご連絡ください。
事例① 懐かしい青春パンク風の曲
まずこちらは、Suno AIを使用して青春パンク風の曲を作成しています。1990年代を思い起こさせるような、勢いのあるパンクロック風の音楽ですね。
歌詞の内容は思わず笑ってしまうような面白い内容ですが、それを忘れさせるほどの音楽性を感じられる楽曲です。バンドが演奏しているようなリアルな音と、感情のこもったボーカルが非常に印象的で、思わず聴き入ってしまう歌声です。
AIが作ったとは信じられないぐらいのクオリティですね。
事例② 有線で流れてそうな最新HIPHOP風の曲
次にご紹介するのは、最新のヒットチャートに出てきそうなJ-POP風の音楽です。ノリの良いビートに合わせて、女性ボーカルが見事に歌っています。
歌詞は即興で作ったもののようですが、CMで流れてきてもおかしくないぐらいの楽曲ができあがっています。日本語の発音もほとんど違和感なく聞こえるので、耳馴染みも良いです。
Sono AIを使えば自分の好みのテイストで音楽を制作できるので、時代に合わせた柔軟な楽曲が作れそうですね。
事例③ カントリーポップ風の洋楽
次にご紹介するのは、カントリーポップ風の洋楽です。英語の歌詞も、メロディアスに違和感なく再現されています。
Suno AIの素晴らしい部分の1つは、ボーカルに合わせて必要な部分ではコーラスも入れてくれるところです。
歌詞を入力するだけで「音楽」「ボーカル」「コーラス」「好みの曲調」などすべてを再現してくれるので、音楽に関するスキルを持っていなくても簡単に楽曲を作成できます。
これからの音楽業界にも、大きな影響を与えそうです。
事例④ 空耳アワーのようなネタ曲
SNS上では、Suno AIを利用したネタのような曲も多く出回っています。これは、言葉の「聞き間違い」に関するネタを歌詞にして、楽曲を作成したもののようです。
メタルの曲調に乗せて、ユーモラスな歌が仕上がっています。普通の音楽だけでなく、独特のテイストで仕上げることもできるので「YouTube」や「X(Twitter)」などの企画にも使える音楽が作れそうです。
近いうちに、AIを使ったバズ投稿が増えるかもしれないですね。
事例⑤ メロディアスなPOP曲
次にご紹介するのは、完成度の高いPOP曲です。Suno AIを使用すれば、近年活躍している女性ボーカルが歌い上げているような、メロディアスな曲調を作ることも可能。
思わず聴き入ってしまう、深みのある音楽ができあがっています。
作者が「歌詞の意味を理解して作っているようなメロディー」と言うように、曲に合わせてボーカルがトーンを変更したり、強弱をつけて歌い上げています。コメント欄でも「感動した」という声が聞かれるほど、クオリティの高い動画となっています。
事例⑥ お笑いのネタを歌にする
お笑いのネタを、楽曲に変換している方もいらっしゃいました。こちらの動画では、SunoAIを使ってお笑い芸人「コウメ太夫」さんのネタを歌にしています。
ラップの部分ではリズム感があり、さらに最後のオチまでAIが理解しているような曲の構成となっています。X上でも大きな注目を集め、4000以上のいいねを獲得しています。
本格的な曲を作るだけでなく、さまざまな用途で活用できることを表していますね!
事例⑦ プロが歌っているような本格的な音楽
次にご紹介するのはプロが歌っているような本格的な楽曲です。さらにこの曲がすごいのは、Suno AIを使ったというだけでなく、歌詞をChatGPTが考えたというところです。
Suno AIは月に8ドルで商用利用も可能なので、ChatGPTなどの生成AIと組み合わせれば「AIだけで歌が完成する」という未来がすぐにやってきそうです。
映画、CM、PVなども、もはやAIだけで作成するのが当たり前になるかもしれませんね。
事例⑧ ChatGPT、Runway、Sunoを使ってPVのような映像を作る
次にご紹介する動画も、複数のAIを利用して映像を作っています。
「ChatGPT」「Runway」「Suno AI」を組み合わせて、映画やPVのような動画を作り上げています。編集には専用のツールを使っているようですが、それ以外は AIで自動生成されたようですね。
壮大なイメージ映像の中に、Suno AIのボーカルが合わさっています。このクオリティで誰でも動画が作成できるようになれば、あらゆる発信が大きく変わっていきそうです。
事例⑨ 叫び声を入れたハードロック風
かなり激しいハードロック風の楽曲もできあがっています。
この投稿も大きな注目を集め、5000以上のいいね!を獲得しています。
Suno AIの特徴は、歌詞に合わせて自動的に音楽やボーカルを調整してくれるところです。歌詞の文字数が多ければ、それに合わせてテンポや歌唱スピードを自動的に変更します。さらに曲調を指定することもできるので、自由度高く楽曲を作成できます。
事例⑩ 2chの書き込みを歌にする
Suno AIでは、有名な言葉をコピー&ペーストするだけで歌が完成します。こちらは2ちゃんねるで有名な書き込みですが、それをそのまま歌として再現しています。
実際に聴いてみると、なんとも言えない味わい深い雰囲気を醸し出しているのがわかります。リズムや曲調、ボーカルが絶妙にマッチしています。
他にも有名な言葉、名言、スピーチなどを貼り付けるだけでも素敵な音楽が完成しそうです。
事例⑪ ONE PIECEの作者・尾田先生が作った曲
大人気漫画ONE PIECEの作者・尾田先生が、作詞作曲、歌、ジャケットすべてを生成AIで作った曲を担当スタッフに送った動画が、X上で公開され話題となりました。
その曲にもSuno AIが使われており、独特なメロディーラインと歌声がなんとも中毒性のある1曲となっています。ちなみに、曲のタイトルは「YO-HO-HOおれ達海賊」だそうです。
事例⑫ アニメ系アイドルソング風
こちらの曲は、どこかアイドルを題材にしたアニメに出てきそうな曲調に仕上がった一曲。歌声も複数人のユニゾンのように聞こえるところが、またアイドル風な曲に聞こえますね。
ものの10秒でこのクオリティの曲が作れてしまうのはやはり驚きです。
事例⑬ 昭和のお菓子のCMソング風
「みんな大好き おやつカルパス」がタイトルのこの曲は、リズムやメロディーラインだけではなく、生成されている歌声や音質なども、ブラウン管テレビから流れてくるようなどこか懐かしさを感じさせてくれる一曲です。
子ども向けの曲によくある(わぁ~)の合いの手も挿入されており、個人的には好きな一曲です。
事例⑭ 深海をイメージした壮大な1曲
「深海クジラ」のタイトルのこの曲は、アコースティックギターのような楽器のみで静かに始まり、どこか悲壮感を感じるような雰囲気から、サビに向かっての盛り上げ方が上手に表現された一曲です。
また、生成された歌声にはエッジボイスが使用されていたり曲の雰囲気に合ったトーンで歌われており、その表現力の高さに驚かされます。
事例⑮ 独特なセンスで中毒性のある1曲
「パンチとキック」というタイトルの通り、歌詞がパンチとキックだけで構成されているこの曲は、アップテンポかつノリのいいリズムなので思わず体で縦のリズムを刻んでしまうような一曲。
たまに入ってくる「フック」や「アッパー」の合いの手のパンチが効いていて、中毒性のある面白い曲に仕上がっています。
音楽業界に、新たな風が吹く予感を感じますね。
実際にSuno AIを使ってみた
実際に、音楽未経験の筆者がSuno AIを使ってみました。まずBard(現:Gemini)に依頼し、歌詞を作ります。「AIをテーマに歌詞を書いて」とお願いすると、書いてくれました。
続いてSuno AIに、歌詞をコピペします。
最後に「生成する」をクリックし、20秒ほど待つと完成。
完成形はこちら。
音楽経験は全くありませんが、それなりの形にはなったと思います。AIを使うだけで未経験でも曲を作れるなんて、本当にすごいですよね!
使い方も簡単で誰でも簡単に使えるので、ぜひ皆さんも試してみてください。
なお「Sunoの概要、料金、使い方」などについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
手軽に曲が作れてしまう面白いAIツール
本記事で紹介した通り、Suno AIを活用すれば音楽の知識がなくても簡単にハイクオリティな曲を作ることができます。
今回ご紹介した生成された曲を聞いても、曲のクオリティはもちろん、楽器の音や生成される歌声の表現力の高さに驚かされます。曲によっては、機械的な音声が生成される場合もありますが、それも一種のエフェクトだと思えば、そんなに気になるところでもありません。
使い方も簡単で、文字を入力さえすればこれだけハイクオリティな曲が出来上がるので、かなり使い勝手が良さそうですよね。スマホでもパソコンでも簡単に使うことができるので、興味を持たれた方はぜひチャレンジしてみてください!
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