SaviyntがAI活用の新製品発表
アイデンティティー管理のクラウドサービス企業Saviyntが、AIを活用した新製品群を発表しました。
戦略担当シニアバイスプレジデントのHenrique Teixeria氏は、アイデンティティーがセキュリティの最大の課題だと指摘します。
- SaviyntがAI活用の新製品を発表
- ID管理の重要性が調査で明確に
- 業界全体のID安全性向上に注力
同社は、AIとインテリジェンスを駆使してアイデンティティーの管理と保護を強化する新機能を導入。
「Saviynt Intelligence」「Saviynt Copilot」「Saviynt Identity Security Posture Management」の3つが主な新製品です。
さらに、2025年にはITDR製品の提供も開始する予定でしょう。
Teixeria氏によると、Saviyntはこの分野のリーダーとして直近1年で40%成長したそうです。
中堅から大規模組織向けに包括的なアイデンティティー管理機能を提供し、顧客ごとのシングルテナントで機能を提供している点が評価されている模様。
アイデンティティーセキュリティの重要性は、Verizonの調査結果からも明らかです。
2024年版の報告書によると、漏えいデータの69%を認証情報が占め、攻撃者による初期侵入の38%が窃取された認証情報の悪用だったとのこと。
Teixeria氏は、アイデンティティーセキュリティ推進のポイントとして、専門ベンダーの情報発信強化、人のサイバーセキュリティ意識醸成、サードパーティーのアイデンティティー急増への対応を挙げています。
新製品群では、AIを活用したインテリジェンスや生成AIアシスタントにより、アイデンティティーセキュリティに関する意思決定や対応の迅速化を図る。
また、アイデンティティーを狙う脅威への対策も強化されます。
Saviyntは、業界全体でのアイデンティティーの安全性向上にも取り組んでいます。
「OpenID Continuous Access Evaluation Profile」規格の標準化活動への参加や、他社製品との連携を通じて、セキュリティレイヤーの提供を拡大中。
参考記事:ZDNET
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