GPT-6 AstraとClaude Fable 5.1の性能を比較してみた!料金・ベンチマーク・実測で徹底検証

- GPT-6 AstraとClaude Fable 5.1はAPI料金が入力$10・出力$50で同額、コンテキスト長も約100万トークンでほぼ横並び
- 公開ベンチマークではGPT-6 Astraが4項目全てで上回るが、Terminal-Bench 4.0の差は2.1ポイントとコーディングは拮抗
- コーディング・議事録作成・スライド作成の3項目で実測した結果、正確さは互角。忠実さのAstra、仕上げのFable 5.1で使い分けるのが現実的
2026年9月、OpenAIから最新フロンティアモデル「GPT-6 Astra」が正式にリリースされました。
対するAnthropicの最上位モデル「Claude Fable 5.1」とは、API料金が入力$10・出力$50と全く同じ。スペック表だけでは差が見えません。

そこで本記事では、公開ベンチマークの比較に加え、コーディング・議事録作成・科学的推論の3項目で同じプロンプトを両モデルに投げて検証しました。「どちらが優秀なのか」「自分の業務ではどちらを使えばいいのか」と迷っている方は、ぜひ最後までお読みください!
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GPT-6 AstraとClaude Fable 5.1の性能を比較してみた!

OpenAIの最新フロンティアモデル「GPT-6 Astra」と、Anthropicの最上位モデル「Claude Fable 5.1」を、公開されているベンチマークと実際のプロンプト検証の両面から比較していきます。
GPT-6 Astraは「サイバー能力の到達を先に公表し、安全対策を検証してから出す」アプローチ、Claude Fable 5.1は「Mythos 5.1と同じ基盤モデルに、デュアルユース能力への追加の安全措置を組み込んで一般提供する」アプローチを取っています。
比較する2モデルの基本情報

まずは両モデルの位置づけを整理します。Claude Fable 5.1はClaude 5ファミリーの最新モデルで、Opusの上位に位置する「Mythos級」の階層に属するモデルです。
| 比較項目 | GPT-6 Astra | Claude Fable 5.1 |
|---|---|---|
| 提供元 | OpenAI | Anthropic |
| リリース | 2026年9月4日 | 2026年(Claude 5ファミリー) |
| 位置づけ | Preparedness Frameworkで初めてサイバー「Critical」級と認定されたフロンティアモデル | Opusの上位「Mythos級」階層。Claude Mythos 5.1と同じ基盤モデル |
| 安全設計の考え方 | 高度なサイバー機能をリリース時点で制限し、Daybreak経由で段階的に開放 | デュアルユース能力に追加の安全措置を組み込み一般提供(措置なしのMythos 5.1は承認組織のみ) |
| API料金(100万トークン) | 入力$10/出力$50 | 入力$10/出力$50 |
| プロンプトキャッシュ(100万トークン) | 書き込み$12.50/読み取り$1.00 | 書き込み$12.50/読み取り$0.25 |
| コンテキストウィンドウ | 1,050,000トークン | 100万トークン |
| 最大出力 | 128,000トークン | 128,000トークン |
| 知識カットオフ | 2026年4月30日 | 2026年6月 |
| モデルID | gpt-6-astra | claude-fable-5-1 |
料金は入力$10・出力$50と両モデルで全く同じ。コンテキスト長も最大出力もほぼ横並びで、スペック表だけでは差がつきません。
各モデルの詳細は下記で解説


API機能・レート制限の比較
APIで使う場合の対応機能も見ておきます。GPT-6 Astraはストリーミング・関数呼び出し・構造化出力に対応する一方、ファインチューニングは非対応です。

Responses API経由で使えるツールは、Web検索・ファイル検索・画像生成・コードインタープリター・ホステッドシェル・パッチ適用・Skills・コンピュータ操作・MCP・ツール検索の10種類。エージェント構築に必要な部品が一通り揃っているのがポイントです。
| 項目 | GPT-6 Astra | Claude Fable 5.1 |
|---|---|---|
| ストリーミング | 対応 | 対応 |
| 関数呼び出し | 対応 | 対応 |
| 構造化出力 | 対応 | 対応 |
| 思考の制御 | 推論強度をlow〜maxの5段階で指定 | 適応的思考(Adaptive Thinking)に対応 |
| 高速モード | Fastモードあり(標準の2倍料金) | なし |
| スナップショット | gpt-6-astra | claude-fable-5-1 |
GPT-6 Astraのツール基盤となるResponses APIについて、詳しく知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。

検証1:コーディング(バグ修正とテスト追加)
ベンチマークで最も差が小さかったコーディング領域から検証します。意図的にバグを仕込んだPythonコードを渡し、修正とテストの追加を依頼しました。
使用したプロンプトは以下のとおりです。
サンプルコードはこちら
以下のPythonコードにはバグが2つあります。
1. バグの箇所と原因を説明してください
2. 修正版のコードを出力してください
3. pytestで再発を防ぐテストを3件追加してください
def calc_discount(price, rate):
if rate > 1:
rate = rate / 100
return price - price * rate
def total(items):
sum = 0
for i in range(1, len(items)):
sum += items[i]["price"]
return sumAstraの回答はこちら
※ 貼り付け時のインデント崩れと `\` は、表示上の問題として扱います。また、`rate` は「20なら20%、1なら1%」という仕様を前提にします。
**1. バグの箇所と原因**
- **`calc_discount` の `if rate > 1:`**
`rate=1` が百分率に変換されず、100%引きになります。百分率で受け取る仕様なら、常に100で割る必要があります。なお、割合と百分率を混在させる仕様では、`1` が1%か100%かを判別できません。
- **`total` の `range(1, len(items))`**
インデックス1から始まるため、先頭の商品が集計されません。商品が1件だけなら合計が0になります。
**2. 修正版(`pricing.py`)**
```python
def calc_discount(price, rate):
"""rate は百分率で指定する。例: 20 は20%引き。"""
return price - price * (rate / 100)
def total(items):
return sum(item["price"] for item in items)
```
元の変数名 `sum` は組み込み関数を隠すため、修正版では使用していません。
**3. pytestのテスト3件(`test_pricing.py`)**
```python
import pytest
from pricing import calc_discount, total
def test_one_percent_discount():
# 境界値1を100%引きと誤解しないこと
assert calc_discount(1000, 1) == pytest.approx(990)
def test_total_single_item():
# 先頭の商品だけでも集計されること
assert total([{"price": 500}]) == 500
def test_total_multiple_items():
# 先頭を含むすべての商品が集計されること
items = [{"price": 100}, {"price": 200}, {"price": 300}]
assert total(items) == 600
```
両ファイルを同じディレクトリに保存し、`python -m pytest -q` で実行できます。Fable5.1の回答はこちら
まずセキュリティガードレールのスキルを確認してから、修正版とテストを書いて実際にpytestで動作確認します。
3件のテストがpassしました。
## 1. バグの箇所と原因
**バグ1: `total()` のループが先頭要素を飛ばしている**
`range(1, len(items))` はインデックス1から始まるため、`items[0]` が合計に含まれません。1件だけのリストでは常に0が返ります。原因は「1始まり」の感覚でrangeを書いたoff-by-oneです。ついでに組み込み名 `sum` を変数名に使っており、関数内で `sum()` が使えなくなる点も問題です。
**バグ2: `calc_discount()` の境界条件 `rate > 1` が `rate == 1` を扱えない**
「1より大きければパーセント」という判定だと、`rate=1`(100%割引の割合表記)は割合のまま処理されて0円になり、これ自体は正しいです。しかし `rate=1.0` を「1%」の意味で渡した場合は変換されず、100%引きになります。逆に `rate=0.5` を「50%」ではなく「0.5%」の意味で渡すと50%引きになります。割合とパーセントを同じ引数で受ける設計そのものが曖昧で、閾値 `1` の前後で意味が変わる仕様バグです。修正版では「1以下は割合、1より大きいはパーセント」の仕様を明文化し、境界値 `rate=1` を100%と固定してテストで縛りました。
## 2. 修正版コード
```python
def calc_discount(price: float, rate: float) -> float:
"""割引後価格を返す。rate は 0〜1 の割合、または 1 より大きい場合はパーセント(例: 20 → 20%)。"""
if rate > 1:
rate = rate / 100
return price - price * rate
def total(items: list[dict]) -> float:
"""items の price を合計する。空リストなら 0。"""
return sum(item["price"] for item in items)
```
## 3. 再発防止テスト
```python
import pytest
from pricing import calc_discount, total
def test_total_includes_first_item():
# バグ2の再発防止: 先頭要素が合計から抜けていた
assert total([{"price": 100}, {"price": 200}, {"price": 300}]) == 600
def test_total_single_item_and_empty():
# 1件でも合計に含まれる/空なら0
assert total([{"price": 500}]) == 500
assert total([]) == 0
def test_calc_discount_rate_1_means_100_percent():
# バグ1の再発防止: rate=1(100%)を「1%」に誤変換しない境界値
assert calc_discount(1000, 1) == 0
assert calc_discount(1000, 0.2) == pytest.approx(800)
assert calc_discount(1000, 20) == pytest.approx(800)
```
実行結果は `3 passed` でした。ファイルはセッション用スクラッチ領域に置いています。
割合とパーセントを1つの引数で受ける設計は今後も事故りやすいので、本番コードなら `calc_discount(price, percent)` のように単位を1つに固定することを勧めます。評価の観点は、2つのバグ(range(1, …)による先頭要素の欠落、組み込み名sumの上書き)を両方見つけられるか、そして追加テストが境界値を押さえているかの2点です。
バグ検出は互角、仕上げの丁寧さでFable 5.1がやや優位という印象です。ただし用途次第でどちらを使っても問題ありません。
両モデルとも、仕込んだ2つのバグ(先頭要素の欠落、rate=1の境界処理)を正確に指摘し、組み込み名sumの上書きにも触れました。検出力に差はありません。ただし、Claude Codeにはスキルを設定しているので、その影響かもしれません。
差が出たのは3点です。
| 比較項目 | Claude Fable 5.1 | GPT-6 Astra |
|---|---|---|
| テストの実行 | 修正後に自らpytestを実行し、「3 passed」まで確認 | 実行コマンドを案内するのみ |
| コードの仕上げ | 型ヒントとdocstringまで付与 | 最小限の修正にとどまる |
| 設計への踏み込み | 「本番なら単位を1つに固定すべき」と助言 | 「割合と百分率の混在は判別不能」と指摘 |
| 総合評価 | 実行確認やコード品質まで含めて一歩踏み込む | 必要十分な修正と設計上の注意点を提示 |
Claude CodeとCodexの違いについて、詳しく知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。

検証2:文字起こしから議事録とアクションの整理
コーディング以外の業務でも差が出るのか。2つ目は、エンジニアでなくても毎週のように発生する「議事録作成で比較しました。
用意したのは、新商品の販促方針を決める50分の会議の架空の自動文字起こし(約5,000字)です。「えっと」「あのー」といった口語がそのまま残っており、決定事項・担当者・期限が会話の中に散らばっている状態になっています。
使用したプロンプトは以下のとおりです。
プロンプトはこちら
以下は会議の自動文字起こしです。次の形式で議事録を作成してください。
1. 決定事項(箇条書き)
2. アクションアイテム(担当者・期限・内容の表)
3. 保留・見送りになった事項とその理由
4. 次回会議の日時と議題
文字起こしにない情報は補わず、不明な点は「要確認」と書いてください。
# 文字起こし:新商品「朝のスープ」販促方針 打ち合わせ
日時:2026年9月8日 14:00〜14:50
参加:田中(マーケ部長)、佐藤(マーケ)、鈴木(営業)、高橋(EC担当)、山本(デザイン)
※音声認識の自動文字起こし。整形なし。
---
田中:じゃあ始めましょうか。えーと今日は朝のスープの発売後の販促、10月からどうするかっていう話ですね。佐藤さん、まず売れ行きのとこから。
佐藤:はい。8月20日発売で、えっと、初動は正直良くなくてですね。3週間で計画比の68%です。コンビニチャネルが弱くて、あのー、計画の5割くらい。逆にECは想定の1.4倍で、こっちは好調です。
鈴木:コンビニは棚の位置がですね、レジ横じゃなくて冷蔵の一番下に入っちゃってて。あれは、まあ商談の時にこっちが押し切れなかったっていうのはあります。
田中:それは取り戻せる?
鈴木:10月の棚替えのタイミングで再交渉はします。ただ、その、実績がないと上には行けないんで、なんか販促と一緒じゃないと厳しいかなと。
高橋:ECの方なんですけど、リピート率がすごく良くて、初回購入者の31%が2週間以内に2回目買ってます。定期便の申込も、あの、狙ってなかったのに120件入ってます。
田中:へえ、定期便ってページ作ってたっけ。
高橋:いや、既存の定期便の仕組みに乗せただけで、特に訴求はしてないです。だから、ここちゃんとやれば伸びると思ってます。
山本:パッケージの話していいですか。店頭で目立たないっていうのは、あのー、営業からも聞いてて。今の白基調は棚で埋もれるんで、10月の棚替えに合わせて帯を付けるとかは、できます。ただ印刷の発注が今週中じゃないと間に合わないです。
田中:今週中って、金曜?
山本:金曜、12日ですね。デザイン案は明日出せます。
田中:じゃあそれは進めてください。承認は僕がやります。予算は、えっと、帯だけならそんなにかからない?
山本:初回5万枚で40万くらいです。
田中:オッケー、それは出します。で、本題のEC強化なんですけど、高橋さん、何やりたいですか。
高橋:3つあって。1つは定期便の初回半額。2つ目は、リピートした人にレビュー書いてもらうキャンペーン。3つ目はインフルエンサーなんですけど、これはちょっと予算次第で。
佐藤:インフルエンサーは前回のヨーグルトでやって、あれ、効果測定できなかったですよね。
田中:あれはもうやめよう。測れないのはやらない。定期便半額とレビューは、やりましょう。半額の原資は…
高橋:初回だけなら、1件あたり原価込みで380円の持ち出しです。月300件なら11万ちょっと。
田中:うん、それは出せる。10月1日から始められる?
高橋:ページ修正があるんで、10月1日はちょっと。10月6日の月曜なら。
田中:じゃあ6日で。レビューキャンペーンも同時?
高橋:レビューは、えー、システム側の対応がいらないんで10月1日からいけます。
田中:了解。あとコンビニ。鈴木さん、棚替え交渉に何持ってく?
鈴木:ECのリピート率のデータが一番刺さると思うんで、高橋さんに数字を一枚にまとめてもらえると。あと帯付きのパッケージのサンプル。
高橋:数字は、来週の火曜、16日までに出します。
山本:サンプルは印刷が上がるのが9月26日なので、その週には渡せます。
鈴木:商談が10月2日なので大丈夫です。
田中:あと、さっき言い忘れたけど、テレビCMの話は、まあ今期は無しで。来期の予算会議で改めて。佐藤さん、それ企画書だけ作っといてもらえます?期限は、11月末くらいでいいです。
佐藤:わかりました。あ、それと、計画比68%のままだと10月末の中間レビューで生産調整の話が出ると思うんですけど。
田中:うん、それは僕から製造に先に言っておく。10月の数字で判断してもらうように。
佐藤:お願いします。
田中:じゃあ次回は、10月の第1週の数字が出た後。10月9日の木曜で。同じメンバーで。以上です。
鈴木:あ、1個だけ。コンビニのサンプリング、9月中に店頭でやりたいって話が前あったと思うんですけど、あれは?
田中:あれは、うーん、帯が間に合わないなら意味ないから、10月の棚替え後に回そう。日程は棚替え決まってから。
鈴木:了解です。
田中:はい、お疲れ様でした。
Astraの回答はこちら
**1. 決定事項**
- 店頭向けにパッケージの帯を制作する。初回5万枚、予算約40万円。承認は田中が行う。
- EC定期便の初回半額施策を10月6日から開始する。原資は1件あたり380円、月300件で11万円強を想定し、了承された。
- レビューキャンペーンを10月1日から開始する。
- コンビニの棚位置を10月の棚替えに向けて再交渉する。商談にはECのリピート率資料と帯付きパッケージのサンプルを用意する。
- 生産調整は10月の数字で判断してもらうよう、田中から製造側へ事前に伝える。
**2. アクションアイテム**
| 担当者 | 期限 | 内容 |
|---|---|---|
| 山本 | 9月9日(会議翌日) | パッケージの帯のデザイン案を提出する |
| 田中 | 要確認(印刷発注前) | 帯のデザインを承認する |
| 要確認 | 今週中。「金曜、12日」と発言があり、正確な日付は要確認 | 帯の印刷を発注する |
| 高橋 | 「来週の火曜、16日」と発言。正確な日付は要確認 | ECのリピート率等の数字を1枚の資料にまとめる |
| 山本 | 9月26日の印刷完了後、その週内 | 帯付きパッケージのサンプルを鈴木に渡す |
| 高橋 | 10月6日開始予定。曜日との不一致は要確認 | ECページを修正し、定期便の初回半額施策を開始する |
| 要確認 | 10月1日 | レビューキャンペーンを開始する |
| 鈴木 | 10月2日の商談 | 資料とサンプルを用いてコンビニの棚位置を再交渉する |
| 佐藤 | 11月末頃 | 来期の検討に向け、テレビCMの企画書を作成する |
| 田中 | 要確認 | 製造側に、10月の数字で生産調整を判断してもらうよう伝える |
※2026年の暦では、9月12日は土曜、9月16日は水曜、10月6日は火曜です。文字起こしの日付と曜日が一致しないため、どちらを優先するかは要確認です。
**3. 保留・見送りになった事項とその理由**
| 事項 | 扱い・理由 |
|---|---|
| インフルエンサー施策 | 見送り。前回のヨーグルト施策で効果測定ができず、測定できない施策は行わない方針のため |
| テレビCM | 今期は見送り、来期の予算会議で再検討。今期見送りの具体的理由は要確認 |
| 定期便初回半額の10月1日開始 | ECページの修正が必要なため、10月6日開始に変更 |
| 9月中のコンビニ店頭サンプリング | 帯が間に合わないなら意味がないとの判断で、10月の棚替え後に延期。日程は棚替え決定後に設定 |
| 生産調整の判断 | 10月の数字を見て判断してもらう方針。製造側の了承は要確認 |
**4. 次回会議の日時と議題**
- **日時**:10月9日。「木曜」との発言があるが、2026年10月9日は金曜のため要確認。開始・終了時刻も要確認。
- **参加者**:今回と同じメンバー。
- **議題**:具体的な議題は要確認。「10月の第1週の数字が出た後」に開催するとの発言あり。Fable5.1の回答はこちら
# 議事録:新商品「朝のスープ」販促方針 打ち合わせ
日時:2026年9月8日 14:00〜14:50
参加:田中(マーケ部長)、佐藤(マーケ)、鈴木(営業)、高橋(EC担当)、山本(デザイン)
## 1. 決定事項
- **パッケージに帯を付ける**(10月の棚替えに合わせる)。デザイン案は山本が明日提出、承認は田中。予算は初回5万枚・約40万円で承認済み。印刷発注の期限は9月12日(金)。
- **定期便の初回半額キャンペーンを実施**。開始は10月6日(月)(ページ修正が必要なため10月1日は不可)。持ち出しは1件あたり原価込み380円、月300件で約11万円の見込み。予算は承認。
- **リピーター向けレビューキャンペーンを実施**。システム対応が不要なため10月1日開始。
- **コンビニの棚替え再交渉を行う**(商談は10月2日)。交渉材料はECのリピート率データ1枚と帯付きパッケージのサンプル。
- **中間レビュー(10月末)の生産調整について**、田中から製造へ先に伝え、10月の数字で判断してもらうよう依頼する。
- **次回会議は10月9日(木)**、同じメンバーで実施。
## 2. アクションアイテム
| 担当者 | 期限 | 内容 |
|---|---|---|
| 山本 | 9月9日 | 帯のデザイン案を提出 |
| 田中 | 要確認(印刷発注の9月12日より前) | 帯デザインの承認 |
| 山本 | 9月12日(金) | 帯の印刷を発注 |
| 高橋 | 9月16日(火) | ECのリピート率データを1枚にまとめ、鈴木へ渡す |
| 山本 | 9月26日の週 | 帯付きパッケージのサンプルを鈴木へ渡す(印刷上がりは9月26日) |
| 高橋 | 10月1日 | レビューキャンペーン開始 |
| 鈴木 | 10月2日 | コンビニの棚替え商談 |
| 高橋 | 10月6日(月) | 定期便初回半額を開始(ページ修正を含む) |
| 田中 | 要確認(10月末の中間レビューより前) | 製造へ生産調整の件を事前に連絡 |
| 佐藤 | 11月末 | テレビCMの企画書を作成(来期予算会議向け) |
| 要確認 | 棚替え日程の決定後 | コンビニ店頭サンプリングの日程調整 |
## 3. 保留・見送りになった事項とその理由
- **インフルエンサー施策:見送り**。前回のヨーグルトで効果測定ができなかったため。「測れないものはやらない」(田中)。
- **テレビCM:今期は実施しない**。来期の予算会議で改めて検討。企画書のみ佐藤が作成(11月末)。
- **コンビニ店頭サンプリング(9月中の実施案):10月の棚替え後に延期**。帯が間に合わない状態で実施しても意味がないため。日程は棚替えが決まってから。
- **定期便半額の10月1日開始:見送り、10月6日開始に変更**。ページ修正が間に合わないため。
## 4. 次回会議
- 日時:2026年10月9日(木)、時刻は要確認
- 参加:今回と同じメンバー
- 議題:10月第1週の販売数字が出た後のレビュー。具体的な議題は文字起こしに明示がないため要確認(想定:10月第1週の実績確認、コンビニ商談(10月2日)の結果、EC施策の初動)
---
補足:8月20日発売から3週間で計画比68%、コンビニは計画の約5割、ECは想定の1.4倍、初回購入者の31%が2週間以内に再購入、定期便申込120件、という実績が共有されました。結果としてはどちらも内容は正確でした。より忠実なのがAstra、読みやすいのはFable5.1という印象です。
ちなみに文字起こしないに日時のずれが入っていましたが、そこを指摘したのはAstraのみでした。Astraは忠実であるが故に要確認事項が多く、一方でFable5.1は確認などをせずにそのまま配布できるレベルです。
生成AIを使った議事録作成について、詳しく知りたい方は下記の記事もあわせてご覧ください。

検証3:科学的推論(GPQA相当の問題)
GPQA Diamondでは両モデルとも90%台と高スコアです。大学院レベルの推論問題を1問出題し、答えだけでなく導出過程の妥当性を比べました。
今回は平成23年度京都大学大学院理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻大学院入試問題のIII-3 (量子力学:ポテンシャル問題)を回答させたいと思います。問題はスクショを渡します。
プロンプトはこちら
次の問題に答えてください。最終的な答えだけでなく、
前提・仮定・計算過程を段階的に示し、
別解があれば1つ提示してください。Astraの回答はこちら
## 前提
粒子は実数直線上を運動し、ハミルトニアンは
\[
H=-\frac{\hbar^2}{2m}\frac{d^2}{dx^2}+g^2x^4,\qquad g>0
\]
とします。波動関数は規格化可能で、エネルギー期待値が有限になるものを考えます。
## (1) 次元解析による \(E_0\) の依存性
\[
E_0=C\hbar^\alpha m^\beta g^\gamma
\]
と置きます。\(C\) は無次元定数です。
\(V=g^2x^4\) がエネルギーの次元を持つため、
\[
[\hbar]=ML^2T^{-1},\qquad
[g]=M^{1/2}L^{-1}T^{-1}.
\]
したがって、両辺の次元を比較すると
\[
\alpha+\beta+\frac{\gamma}{2}=1,\qquad
2\alpha-\gamma=2,\qquad
\alpha+\gamma=2.
\]
これを解いて
\[
\alpha=\frac43,\qquad \beta=-\frac23,\qquad \gamma=\frac23.
\]
よって
\[
\boxed{E_0=C\frac{\hbar^{4/3}g^{2/3}}{m^{2/3}}}.
\]
次元解析だけでは \(C\) は決まりません。
## (2) 変分法
### (a) 期待値が基底状態エネルギー以上になること
規格化されたエネルギー固有状態を \(\phi_n\)、固有値を \(E_n\) とし、
\[
E_0\le E_1\le E_2\le\cdots
\]
と並べます。任意の規格化可能な波動関数を
\[
\Psi=\sum_n c_n\phi_n
\]
と展開すると、
\[
\langle H\rangle_\Psi
=\frac{\sum_n|c_n|^2E_n}{\sum_n|c_n|^2}.
\]
したがって
\[
\langle H\rangle_\Psi-E_0
=\frac{\sum_n|c_n|^2(E_n-E_0)}
{\sum_n|c_n|^2}\ge0.
\]
よって
\[
\boxed{\langle H\rangle_\Psi\ge E_0}.
\]
試行関数の範囲で期待値を最小化すると、\(E_0\) の上限が得られます。
### (b) ガウス型波動関数の規格化と期待値
試行関数は
\[
\Psi(x)=Ne^{-bx^2},\qquad N>0,\ b>0
\]
です。
**規格化定数**
ガウス積分から
\[
1=N^2\int_{-\infty}^{\infty}e^{-2bx^2}\,dx
=N^2\sqrt{\frac{\pi}{2b}},
\]
したがって
\[
\boxed{N=\left(\frac{2b}{\pi}\right)^{1/4}}.
\]
この確率密度について
\[
\langle x^2\rangle=\frac1{4b},\qquad
\langle x^4\rangle=\frac3{16b^2}
\]
が成り立ちます。
**運動エネルギー**
\[
\Psi''=(4b^2x^2-2b)\Psi
\]
なので
\[
\langle T\rangle
=-\frac{\hbar^2}{2m}
\left(4b^2\langle x^2\rangle-2b\right)
=\frac{\hbar^2b}{2m}.
\]
**ポテンシャルエネルギー**
\[
\langle V\rangle=g^2\langle x^4\rangle
=\frac{3g^2}{16b^2}.
\]
以上より
\[
\boxed{E(b)=\frac{\hbar^2b}{2m}+\frac{3g^2}{16b^2}}.
\]
### (c) 最小化による基底状態エネルギーの近似値
\[
\frac{dE}{db}
=\frac{\hbar^2}{2m}-\frac{3g^2}{8b^3}=0
\]
から
\[
\boxed{b_*=\left(\frac{3mg^2}{4\hbar^2}\right)^{1/3}}.
\]
また
\[
\frac{d^2E}{db^2}=\frac{9g^2}{8b^4}>0
\]
なので、これは最小点です。
最小点では \(\langle T\rangle=2\langle V\rangle\) となり、
\[
E(b_*)=\frac{3\hbar^2b_*}{4m}.
\]
したがって
\[
\boxed{
E_0\le E_{\mathrm{var}}
=\frac34\left(\frac34\right)^{1/3}
\frac{\hbar^{4/3}g^{2/3}}{m^{2/3}}
\approx0.68142\,
\frac{\hbar^{4/3}g^{2/3}}{m^{2/3}}
}.
\]
これがガウス型試行関数による近似値で、(1)の依存性と一致します。
### (d) 第1励起状態の試行関数
ポテンシャルが偶関数なので、固有状態は偶関数または奇関数に選べます。1次元のこのポテンシャルでは、基底状態は偶関数、第1励起状態は奇関数です。
そこで
\[
\boxed{\Psi_1(x)=N_1xe^{-bx^2},\qquad b>0}
\]
を選びます。この関数は奇関数で、偶関数の基底状態と必ず直交し、第1励起状態に対応する節を \(x=0\) に1つ持ちます。奇関数の範囲で期待値を最小化すれば、\(E_1\) の上限が得られます。
参考として、規格化と期待値は
\[
N_1=\frac{2^{5/4}b^{3/4}}{\pi^{1/4}},\qquad
E_1(b)=\frac{3\hbar^2b}{2m}+\frac{15g^2}{16b^2}.
\]
最小化すると
\[
b_{1*}=\left(\frac{5mg^2}{4\hbar^2}\right)^{1/3},
\]
\[
\boxed{
E_1\le E_{1,\mathrm{var}}
=\frac94\left(\frac54\right)^{1/3}
\frac{\hbar^{4/3}g^{2/3}}{m^{2/3}}
}.
\]
## (3) 古典力学と量子力学で \(g\) の意味が異なる理由
**古典力学では、座標のスケール変換によって運動方程式から \(g\) を除けます。**
作用は
\[
S=\int dt\left[\frac m2\dot x^2-g^2x^4\right].
\]
問題のヒントに従い \(y=gx\) とすると
\[
S=\frac1{g^2}\int dt\left[\frac m2\dot y^2-y^4\right].
\]
作用全体の定数倍は停留条件 \(\delta S=0\) に影響しないので、
\[
\boxed{m\ddot y=-4y^3}
\]
となり、\(g\) は消えます。異なる \(g\) の古典運動は、座標や初期条件のスケールを変えることで対応づけられます。
ただし、元の座標 \(x\) で初期条件を固定して比較すれば、振動周期などは \(g\) に依存します。「非本質的」とは、運動方程式の形から取り除けるという意味です。
**量子力学では、作用の大きさを \(\hbar\) と比較するため、作用全体の係数が効きます。**
量子力学の位相因子は
\[
e^{iS/\hbar}
=
\exp\left[
\frac{i}{\hbar g^2}
\int dt\left(\frac m2\dot y^2-y^4\right)
\right].
\]
したがって、古典力学で無視できた \(1/g^2\) は量子的な干渉に影響します。
実際、シュレーディンガー方程式を同じ変数で書くと
\[
\left[
-\frac{\hbar^2g^4}{2m}\frac{d^2}{dy^2}+y^4
\right]\psi
=g^2E\,\psi.
\]
ポテンシャルから \(g\) を除いても、運動エネルギー側に残ります。これにより、エネルギー準位の尺度は
\[
\boxed{E_n\propto g^{2/3}}
\]
と変化します。
## 別解:無次元化で (1) を求める
長さの尺度を
\[
\ell=\left(\frac{\hbar^2}{mg^2}\right)^{1/6}
\]
とし、\(x=\ell q\) と置きます。すると
\[
H=
\frac{\hbar^{4/3}g^{2/3}}{m^{2/3}}
\left(-\frac12\frac{d^2}{dq^2}+q^4\right).
\]
括弧内はパラメータを含まない無次元演算子です。その固有値を \(\varepsilon_n\) とすれば
\[
\boxed{
E_n=\varepsilon_n
\frac{\hbar^{4/3}g^{2/3}}{m^{2/3}}
}.
\]
この方法では、基底状態だけでなく、すべての準位が同じパラメータ依存性を持つことも分かります。Fable5.1の回答はこちら
量子力学の演習問題なので、計算のみで解答します。
## 前提と記号
ハミルトニアンは $H = \dfrac{p^2}{2m} + g^2x^4$。定数 $g>0$、$\hbar$、$m$ 以外に次元をもつ量はない、という点が全体を通した鍵になります。
---
## (1) 次元解析
$E_0 = C\,\hbar^a m^b g^c$($C$ は無次元定数)と置きます。各量の次元は
| 量 | 次元 |
|---|---|
| $\hbar$ | $E\cdot T$ |
| $m$ | $E\,T^2 L^{-2}$($E = mL^2/T^2$ より) |
| $g$ | $E^{1/2}L^{-2}$($g^2x^4$ がエネルギーなので) |
エネルギー・時間・長さの指数を合わせると
- $E$:$a + b + c/2 = 1$
- $T$:$a + 2b = 0$
- $L$:$-2b - 2c = 0$
これを解くと $b = -2/3,\ a = 4/3,\ c = 2/3$。よって
$$
E_0 = C\left(\frac{\hbar^4 g^2}{m^2}\right)^{1/3}
$$
**別解(スケール変換)**:Schrödinger方程式 $-\dfrac{\hbar^2}{2m}\psi'' + g^2x^4\psi = E\psi$ で $x=\lambda y$ とし、運動項 $\hbar^2/(2m\lambda^2)$ と位置項 $g^2\lambda^4$ を等置すると $\lambda^6 = \hbar^2/(2mg^2)$。エネルギーの単位は $g^2\lambda^4 \propto \hbar^{4/3}g^{2/3}m^{-2/3}$ となり一致します。この $\lambda = (\hbar^2/mg^2)^{1/6}$ が「量子的な長さの目盛り」で、(3) で効いてきます。
---
## (2a) 変分原理の証明
$H$ の固有関数 $\{\phi_n\}$($H\phi_n = E_n\phi_n$、$E_0 \le E_1 \le \cdots$)は完全正規直交系をなすので、任意の規格化された $\Psi$ は $\Psi = \sum_n c_n\phi_n$、$\sum_n|c_n|^2 = 1$ と展開できます。すると
$$
\langle\Psi|H|\Psi\rangle = \sum_n |c_n|^2 E_n \ \ge\ E_0\sum_n|c_n|^2 = E_0
$$
等号は $\Psi = \phi_0$ のとき。したがって任意の試行関数の期待値は $E_0$ の上限を与えます。
---
## (2b) 規格化定数とエネルギー期待値
**規格化**:$\int N^2 e^{-2bx^2}dx = N^2\sqrt{\pi/2b} = 1$ より
$$
N = \left(\frac{2b}{\pi}\right)^{1/4}
$$
以下、$|\Psi|^2$ は分散 $\sigma^2 = 1/(4b)$ のガウス分布なので、$\langle x^2\rangle = \sigma^2 = \dfrac{1}{4b}$、$\langle x^4\rangle = 3\sigma^4 = \dfrac{3}{16b^2}$ を使います。
**運動エネルギー**:$\Psi' = -2bx\Psi$ なので
$$
\langle T\rangle = \frac{\hbar^2}{2m}\int|\Psi'|^2dx = \frac{\hbar^2}{2m}\cdot 4b^2\langle x^2\rangle = \frac{\hbar^2 b}{2m}
$$
**ポテンシャル**:$\langle V\rangle = g^2\langle x^4\rangle = \dfrac{3g^2}{16b^2}$
$$
E(b) = \frac{\hbar^2 b}{2m} + \frac{3g^2}{16b^2}
$$
---
## (2c) $E_0$ の近似値
$$
\frac{dE}{db} = \frac{\hbar^2}{2m} - \frac{3g^2}{8b^3} = 0
\quad\Rightarrow\quad
b_* = \left(\frac{3mg^2}{4\hbar^2}\right)^{1/3}
$$
停留条件から $\dfrac{3g^2}{16b_*^2} = \dfrac{\hbar^2 b_*}{4m}$ なので
$$
E_0 \le E(b_*) = \frac{3\hbar^2 b_*}{4m} = \left(\frac{3}{4}\right)^{4/3}\left(\frac{\hbar^4g^2}{m^2}\right)^{1/3} \approx 0.681\left(\frac{\hbar^4g^2}{m^2}\right)^{1/3}
$$
(1) の形と一致し、$C \le 0.681$ が分かります。数値的厳密値は $C \approx 0.668$ で、誤差は約2%です。
**別解(ビリアル定理)**:$\langle T\rangle \propto b$、$\langle V\rangle\propto b^{-2}$ なので、$b$ に関する停留条件は $\langle T\rangle = 2\langle V\rangle$ と書けます。これは $V\propto x^n$ に対する量子ビリアル定理 $2\langle T\rangle = n\langle V\rangle$($n=4$)そのものです。よって最小値は $E = \tfrac{3}{2}\langle T\rangle = \dfrac{3\hbar^2 b_*}{4m}$ と直ちに出ます。
---
## (2d) 第1励起状態の試行関数
**選び方**:$\Psi_1(x) = N_1\,x\,e^{-bx^2}$ のような**奇関数**を使います。
**理由**:
1. $V(x)$ は偶関数なのでパリティが保存し、固有関数は偶・奇に分類できます。
2. 1次元束縛状態では節の数が増えるほどエネルギーが高くなり、基底状態は節なし(偶)、第1励起状態は節1つ(奇)です。
3. 奇関数の試行関数は基底状態を含む全ての偶固有関数と直交するので、(2a) の展開が $\Psi = \sum_{n\,\text{odd}}c_n\phi_n$ に制限され、$\langle H\rangle \ge E_1$ が成り立ちます。つまり基底状態の厳密解を知らなくても $E_1$ の上限が得られます。
参考までに計算すると $\langle T\rangle = \dfrac{3\hbar^2 b}{2m}$、$\langle V\rangle = \dfrac{15g^2}{16b^2}$、最小化して
$$
E_1 \le \frac{9}{4}\left(\frac{5}{4}\right)^{1/3}\left(\frac{\hbar^4g^2}{m^2}\right)^{1/3} \approx 2.42\left(\frac{\hbar^4g^2}{m^2}\right)^{1/3}
$$
(厳密値は約 $2.39$)。
---
## (3) 古典力学と量子力学での $g$ の役割
**古典力学**:運動方程式は $m\ddot x = -4g^2x^3$。$y = gx$ と置くと $\ddot x = \ddot y/g$ なので
$$
m\ddot y = -4y^3
$$
となり、$g$ が完全に消えます。作用で見ても
$$
S = \int\left(\frac{m\dot x^2}{2} - g^2x^4\right)dt = \frac{1}{g^2}\int\left(\frac{m\dot y^2}{2} - y^4\right)dt
$$
で、全体の定数倍は $\delta S = 0$ に影響しません。エネルギーも $g^2E = \dfrac{m\dot y^2}{2} + y^4$ と $g$ 無しの形になります。
つまり古典的には、$g$ は**長さの単位を決めるだけ**の量です。$g$ の異なる系の運動は、$g$-独立な運動 $y(t)$ を $x = y/g$ と相似縮小したものにすぎず、$g$ 依存性は振幅 $A = (E/g^2)^{1/4}$ や周期 $T\propto \sqrt{m}\,E^{-1/4}g^{-1/2}$ のような単純なべき乗則に尽きます。古典力学には $g$ 以外に長さの基準がないため、$g$ を「1」にする単位系を常に選べるからです。
**量子力学**:同じ変換をハミルトニアンに施すと、$d^2/dx^2 = g^2 d^2/dy^2$ より
$$
g^2 H = -\frac{(\hbar g^2)^2}{2m}\frac{d^2}{dy^2} + y^4
$$
$g$ は消えず、$\hbar_{\rm eff} = \hbar g^2$ という**有効プランク定数**として生き残ります。$\hbar$ が新たな次元定数として加わったため、$\hbar$ と $g$ を同時に単位の選択で吸収できないのです。経路積分で言えば位相 $S/\hbar = \tilde S/(\hbar g^2)$ となり、$g\to 0$ が古典極限 $\hbar\to 0$ と同じ役割を果たします。
物理的には、量子力学には不確定性関係から来る固有の長さ $\lambda = (\hbar^2/mg^2)^{1/6}$ があります。波動関数を幅 $L$ に閉じ込めると運動エネルギー $\sim\hbar^2/(mL^2)$ が生じ、これと $g^2L^4$ の競合で零点エネルギー $E_0\propto (\hbar^4g^2/m^2)^{1/3}$ が決まります。古典力学ではどんな小さい振幅・エネルギーも許され $g$ は縮尺に過ぎませんが、量子力学では $g$ が $\hbar$ と組んで**離散的なエネルギー準位の絶対値**を決めるため、物理的に重要な意味を持ちます。回答をさせたはいいものの、筆者がこの回答を見て正誤をつけられないので、Fable5.1に確認させら、どちらも全問正解とのことでした。
なのでベンチマークのGPQA Diamondの2.3ポイント差は実感できないレベルなのかもしれません。
ここまでで3つの検証を行ってみましたが、明確な差は言及しにくく、普段使いをする上ではどちらのモデルを選択しても誤りは少ないように感じました。
ちなみに両者を使ったスライド作成については、下記の記事で比較してますのでご興味ある方は下記の記事もご覧ください。

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