ChatGPT4とは?無料版でまだ使えるのか・有料プランとの違いも解説

- GPT-4は公式提供を終了しているが、一部の外部サービスではGPT-4系モデルを無料利用可能
- 無料版でも日常的な用途には十分だが、本格的な業務利用には機能制限のない有料版が最適
- 商用利用時は著作権侵害に配慮し、機密情報を入力しないなどの対策と社内ルールの整備が必須
GPT-4は、OpenAIが2023年3月に公開した大規模言語モデルです。ChatGPT公式では2026年2月にGPT-4系モデルの提供が終了しましたが、実は今でも無料で使えるサービスが残っているのをご存じでしょうか?※1
この記事では、GPT-4の変遷、無料で利用できるAIサービス、無料版と有料版との違い、注意点まで詳しく解説します。最後まで読めば、GPT-4について理解でき、ChatGPTを安全に業務で利用する方法も知ることができます。
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GPT-4とは
GPT-4は、OpenAIが2023年3月に公開した大規模言語モデル(LLM)で、ChatGPTに搭載されているGPTシリーズの第4世代です。前世代のGPT-3.5と比べて日本語の自然さや長文の読解力、推論能力が向上し、画像や音声などを読み取って回答するマルチモーダル機能にも対応しました。
2026年5月現在、GPT-5.3やGPT-5.4などのモデルに移っており、GPT-4系のモデルはChatGPT公式では利用できません。
以下、時系列でまとめています。
| 日付 | 更新内容 |
|---|---|
| 2025年4月 | GPT-4がChatGPTから提供終了(GPT-4oへ移行) |
| 2025年8月 | GPT-5の登場により、GPT-4oが廃止となったがユーザーの講義により、有料プランのみの利用に変更 |
| 2026年2月 | GPT-4oを含むレガシーモデルがChatGPTから提供終了 |
GPT-4はいつから無料で使えるようになった?
GPT-4そのものが無料開放されたわけではありませんが、2024年5月に公開された後継モデル「GPT-4o」がChatGPT無料版に提供されたタイミングで、実質的にGPT-4世代の性能を無料で使えるようになりました。※3
| 日付 | 更新内容 |
|---|---|
| 2023年3月 | ChatGPT Plus(有料プラン)でGPT-4を提供開始 |
| 2024年5月 | OpenAIが「GPT-4級の知能をすべての人に」と打ち出し、無料ユーザーにもGPT-4oを回数制限つきで開放 |
| 2024年7月 | 軽量版のGPT-4o miniが登場し、無料枠の上限に達した後はGPT-4o miniへ自動で切り替わる仕組みに変更 |
GPT-4でできるようになったこと
GPT-4がGPT-3.5 からアップグレードした点はたくさんありますが、特に重要な2つをピックアップします。ChatGPTを活用するときの参考にお役立てください。
1. 画像入力に対応
言語だけではなく、JPEGやPNGなどの画像データをAIに読み込ませることが可能になりました。例えば、次の写真を入力して「何が作れますか?」と質問ができ、「クレープやフレンチトーストが作れます」との回答が得られます。

GPT-4Vは、GPT-4の画像入力機能をさらに強化したバージョンです。GPT-4Vでは、以下の機能が追加されました。
- 画像の翻訳:画像を別の言語に翻訳する
- 画像の創作:テキストから画像を創作する
GPT-4Vは、画像の入力に対応したGPT-4の更なる進化形と言えます。画像を用いた対話機能も、GPT-4Vの特徴の1つです。
GPT-4Vの対話機能では画像を入力して、そして関連する質問ができます。例えば、旅行中に観光地の写真を撮って、それについてGPT-4Vと対話したり、冷蔵庫の中を撮影して夕食のメニューを考えることができるのです。
さらにアプリ版のChatGPTには描画ツールがあるので、画像の特定の部分を強調させることも可能です。
例えば、画像の中の特定の人物や物について質問したい場合は、その部分を描画してGPT-4Vに入力することで、より正確な回答を得ることができます。
2. 従来モデルより性能が向上
アメリカの司法試験などをGPT-4 に受けさせた結果を以下に示します。

- GPT3.5 の場合:下位10%の成績
- GPT-4 の場合:上位10%の成績
かなりの好成績を叩き出してますね。
GPT-4が司法試験などで上位10%の成績を収めたことは、GPT-4が人間と同等のレベルで知識を理解し、問題を解決できることを示しています。これは、GPT-4がさまざまな分野で活用される可能性を大きく広げるものです。司法試験以外にも、SATや医学試験においても複数のベンチマークで好成績を残しており、GPT-4の今後の活用が楽しみですね。
3. より長いコンテキスト保持
最大320,000トークンという日本語でいうと約6万文字にもおよびコンテキストを一括処理できるようになりました。これによって、企画書を入力して要約したり、改善案を出すといった使い方もスムーズにできるようになっています。
なお、GPT-4の派生モデルであるGPT-4oやGPT-4.1では、音声や100万トークン対応などのさらなる拡張が施されています。
GPT-4.1について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ChatGPTの無料版と有料版の違い
ChatGPTはGPT-4系統からGPT-5系統へ移行しており、無料版でも文章作成・要約・翻訳・学習補助といった日常用途であれば十分に活用できます。一方で、回数制限や画像生成・ファイル解析の上限、最新モデルへのアクセスには差があり、仕事で本格的に使うなら有料版のほうが快適です。
| 比較項目 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| 月額料金 | 無料 | Go:1,400円Plus:3,000円Pro:16,800円〜※2026年5月現在 |
| メッセージ回数 | 上限あり(数時間ごとに制限) | Go:拡張枠Plus:実質無制限Pro:実質無制限 |
| 画像生成 | 上限あり(1日数枚程度) | Go:通常利用可Plus以上:Thinkingによる高品質生成も可 |
| ファイル・画像の読み込み | 上限あり(回数・サイズ制限) | Go以上:制限が大幅に緩和Pro:最大約250ページ分の長文入力に対応 |
| GPTs(カスタムGPT) | 利用は可、作成は不可 | Go以上:作成・共有ともに可Pro:ワークスペース内での共有も可 |
| 新機能の先行利用 | 不可 | Go:原則不可Plus/Pro:先行利用の対象 |
まずはChatGPTを試してみたい方や、軽い文章作成・調べ物が中心のライトユーザーは無料版がおすすめです。一方で、長文ドキュメントの解析や画像生成を頻繁に行う方、業務で1日に何十件もチャットのやり取りをする方、最新モデルをいち早く試したい方は、有料版を検討しても良いでしょう。
ChatGPTの料金プランは下記で解説

無料版ChatGPTについては下記で解説

GPT-4 APIの利用方法
GPT-4 APIを利用するまでの手順は以下の通りです。
- OpenAIアカウントの作成
- GPT-4が利用できるか確認
- APIキーの取得
OpenAIアカウントの作成

まずは、OpenAIのウェブサイトでアカウントを作成します。既にアカウントを持っている方は、この手順は必要ありませんので「GPT-4が利用できるか確認」に進んでください。
真ん中の「Get started」をクリックするとアカウント作成に必要なフォームが表示されるので、必要情報を入力してアカウントを作成します。

メールアドレスのサインアップの他、GoogleアカウントかMicrosoftアカウントの認証などを利用できます。
パスワードや簡単な質問に回答する必要があるので、アナウンスに従って入力します。 サインアップには電話認証が必要になるので事前にSMSが利用可能な電話番号を用意して下さい。
GPT-4が利用できるか確認
次に、GPT-4が使えるか確認しましょう。
まずはOpenAI Platformにログインしてください。

その後、画面上部の「Dashboard」を選択します。

その後、左側のタブメニューから「API keys」をクリック。

APIキーの取得
最後にAPIキーの取得です。
右上の「Create new secret key」をクリックします。

APIキーには任意で名前をつけることができます。入力が終わったら「Create secret key」をクリックします。
ちなみに名前を入力しなくても次に進むことはできます。

発行されたAPIキーはこのタイミングでのみ閲覧可能なので、安全な場所に保存します。

以上で、GPT-4 APIの利用準備が完了となります。お疲れ様でした。
GPT-4 APIの利用料金
GPT-4 APIは従量課金制で、使用量は「トークン」単位で計算されます。
また利用するモデルによってトークンあたりの金額が異なります。

例えば、日本語で「今日の天気はどうですか?」(12文字) と質問して、その回答が「晴れ時々曇りです。」(9文字) の場合以下のように計算されます。
日本語1文字を平均2.5トークンと仮定すると、
- 入力(プロンプト): 12文字 × 2.5トークン/文字 = 30トークン
- 出力(回答): 9文字 × 2.5トークン/文字 = 22.5トークン
となります。
次に、2025年2月時点でのGPT-4モデルの料金(入力0.03ドル/1000トークン、出力0.06ドル/1000トークン)を使用すると、以下のようになります。
- 入力料金: 30トークン × 0.03ドル/1000トークン = $0.0009
- 出力料金: 22.5トークン × 0.06ドル/1000トークン = $0.00135
- 合計: $0.00225
2025年7月の為替相場が1ドル=約147円ですので、日本円に換算すると約0.33円になります。
また、最新のGPT-4oモデル(入力0.01ドル/1000トークン、出力0.005ドル/1000トークン)を使用した場合、
- 入力料金: 30トークン × 0.01ドル/1000トークン = 0.0003ドル
- 出力料金: 22.5トークン × 0.005ドル/1000トークン = 0.0001125ドル
- 合計: 0.0004125ドル
となり、日本円に換算すると0.06円という計算になります。このように、2025年7月時点においては、最新のGPT-4oの方が低価格かつ高性能なので、API利用するならGPT-4oがおすすめです。
ただし、実際のトークンの消費量は入力内容や文章の構造によって変わりますのでご注意ください。またAPI料金は変更される可能性もあるので、使用する際は最新情報を
GPT-4系のモデルを無料で利用できるAIサービス
ChatGPT以外にも、GPT-4系のモデルを無料で試せるAIサービスはいくつかあります。特に2026年2月にChatGPTからGPT-4oが削除されて以降、GPT-4系のモデル自体を使える場所は限られつつあります。ここでは無料で利用できる2つのサービスを紹介します。
Poe(ポー)
PoeはQuoraというアメリカ企業が提供している個人向けの生成AIプラットフォームサービスです。ChatGPT・Claude・Geminiなど、主要なサービスを使えるのが特徴です。
無料プランでも、1日あたりのポイントが付与され、その範囲内でチャットを利用できます。2026年5月現在、GPT-4o・GPT-4 Turboなどのレガシーモデルも無料で利用可能です。
使い方は以下のとおり。



無料ならCopilotかChatGPTか比べたい方は、以下の記事もご覧ください。

Shiori AI
Shiori AIは、主要なサービスを含む15以上のAIモデルを1つの画面で使い分けられる生成AIチャットアプリです。2026年5月現在、GPT-4o Miniを無料で利用できますが、GPT-4oは月額10ドルの有料プランに加入しないと利用できません。
また有料プランに加入すると、Web検索・リサーチ・画像生成・動画生成といった機能も利用できます。

最新モデルであるGPT-4oの活用方法
最後に、最新モデルであるGPT-4oの活用方法についてご紹介します。GPT-4oはGPT4の後継モデルであり、音声や画像をネイティブに扱うマルチモーダル設計が採用されています。
事例①写真からの領収書仕分け
GPT-4oは画像からの情報を正確に判断することができます。
例えば、上記のポストのように、領収書画像を読み込ませることで購入した商品別の値段や税区分の違い、支払い方法などの情報を細かく抽出することができます。
また、入力プロンプト次第では欲しい情報だけ抽出できるので、家計簿や経費計算など領収書やレシート情報をまとめる時に便利でしょう。
事例②画像からHTMLを書き起こす
GPT-4oの画像認識能力と理解力を駆使すれば、画像データからHTMLを書き起こすことができます。
例えば、上記のポストのように、作成したいイメージとプロンプトを手書きで書いた画像をGPT-4oにアップロードすることで、自動でイメージに沿ったHTMLを作成することができます。
この機能を活用すれば、プログラミング知識がないユーザーでも、簡単にサイトデザインを思い通りに作成することができるでしょう。
事例③漫画の内容を解読
画像やテキストから内容を把握できるGPT-4oに、漫画の画像を読み込ませることで簡単に解読することができます。
上記ポストのように一部セリフは抜けてしまっているものの、一コマずつの登場人物や場面などをしっかり認識し、場面を詳しく読み取ることができています。
今回ご紹介したのは漫画を読み込んだ結果でしたが、提案資料や会社説明資料などといった書類でも同様に画像データから必要な情報を抽出することもできるでしょう。
なお、GPT-4oの活用事例について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

GPT-4のライセンスと商用利用の注意点
ChatGPTは無料版でも、生成した文章や画像を仕事や副業に活用できます。ただし、出力物の権利関係や入力データの扱いなど、商用利用の前に押さえておきたいポイントがいくつかあります。
出力の著作権
OpenAIの利用規約では、適用される法律の範囲内でChatGPTが生成した文章や画像の権利はユーザーに帰属するとされており、無料版・有料版を問わず商用利用が認められています。ブログ記事、SNS投稿、企画書など、幅広い用途で活用できます。※4
ただし注意したいのは、知らないうちに他人の権利を侵害する可能性がある点です。インターネット上のデータを利用して文章や画像を生成する性質上、既存の著作物をマネてしまう可能性があります。商用利用する際は人の手で加筆・編集を加え、独自性を高めることが重要です。
また、GPTモデルを利用できる他のAIツールでは、OpenAIの利用規約と異なる場合もあるため、必ず使用前に確認しましょう。
クレジット表記
ChatGPTの出力を商用利用する際、クレジット表記を義務付ける制約はOpenAIの利用規約にはありません。生成した文章をそのまま自社サイトやSNSに掲載しても、規約違反にはならないのが原則です。
ただし、近年はAI利用の透明性を重視する流れが強まっており、媒体や納品先によってはAI使用の開示を求められるケースが増えています。また、OpenAIの規約では「AI生成物を人間が作成したと偽ること」は禁止されているため、文脈によってはAI使用を明示しておく方が安全です。※5
不安なときは「本記事の一部はChatGPTを利用して作成しました」といった一文を添えておくと安心です。投稿先や取引先のガイドラインを事前に確認しておきましょう。
データセキュリティ
ChatGPTの無料版を業務で使う際に、注意したいのがデータの取り扱いです。初期設定のままでは、入力した会話の内容が学習に使われる可能性があります。学習への利用を避けたい場合は、設定画面の「データコントロール」から「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにしましょう。

これでチャット履歴がモデル学習に使われなくなります。また、たとえ設定をオフにしていても、セキュリティの観点から個人情報・顧客データ・社外秘の資料・未公開の企画情報などは入力しないように気をつけましょう。
業務で本格的に使うなら、社内で「入力してはいけない情報」のルールを整備し、メンバー間で共有しておくと安心です。
ChatGPT・Gemini・Copilotの違いを詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

エンタープライズプラン
社内で本格的にChatGPTを活用したい場合は、無料版や個人向け有料プランではなく、法人向けプランを検討するのが現実的です。OpenAIが提供する「ChatGPT Enterpriseプラン」は、入力データがモデル学習に使われないことが保証されており、利用回数の上限も大幅に緩和されています。SAMLによるシングルサインオン、管理者用ダッシュボード、暗号化通信など、企業利用に求められるセキュリティ要件を満たしている点が特徴です。
料金はカスタム価格のため、会社の規模や機能の内容によって変動します。社内導入を検討されている方は、OpenAIに問い合わせてみてください。個人や副業レベルなら無料版で十分ですが、組織で複数人が日常的に業務利用するなら、Enterpriseプランの導入を検討する価値があります。
GPT-4の日本語特化モデルが登場
2024年4月15日、ついにOpenAIが日本語特化で最適化を施した、GPT-4のカスタムモデルを発表しました。
日本語特化モデルの特徴は、
● 無印GPT-4比で、日本語の処理速度が3倍にUP
● 日本語使用時の消費トークン数が減少、コスト47%減
と、国内の全ChatGPTユーザーが歓喜する仕様になっています。
OpenAI公式のポストを見ても分かる通り、日本語での出力スピードが早く、内容もより細かい情報が出力できるようになったのが特徴といえるでしょう。
GPT-4に関するよくある質問(FAQ)
無料で使えるGPT-4の今を理解して、自分に合ったAI環境を整えよう!
GPT-4はすでにChatGPT公式からの提供を終了し、現在はGPT-5系が主流となっています。それでも一部のサービスでは、GPT-4系モデルを無料で試せる環境が残されています。
ただし2026年10月にはGPT-4系APIの廃止も予定されており、今後はGPT-5系への移行を前提に、自社業務に合うモデルや活用方法を見極めることが重要です。
まずは無料版からChatGPTを利用してみて、物足りなさを感じたら、有料プランや法人向けプランを検討することをおすすめします。

最後に
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