GPT-4 Turbo、GPTs、Assistants APIはこう使う!ChatGPTを使いこなす猛者達のOpenAI最新アプデ活用事例10選

GPT-4-Turbo GPTs Assistants API 活用事例

日本時間11月7日午前3時に、OpenAI社の公式イベント「OpenAI DevDay」が開催され、以下3つの新情報が公開されました。

  • GPT-4 Turbo
  • GPTs
  • Assistants API

▼ サム・アルトマン氏のGPTsに関するポスト

今回のOpenAI DevDayで公開された情報は、いずれもAIの歴史を大きく動かすものばかり。

しっかりキャッチアップしておきましょう!

というわけで本記事では、OpenAI DevDayで発表された「GPT-4 Turbo」「GPTs」「Assistants API」の活用事例10選を紹介します。

最後までご覧いただき、気になるものがあればぜひ試してみてください!

なお弊社では、最新のOpenAIツールを使った開発について、1時間無料相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。
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目次

【日常での活用事例】GPT-4 Turboで楽曲プレイリストが作成できる!

今回GPT-4 Turboにアップデートされたことで、従来のGPT-4よりも鮮度の高い情報が得られるようになりました。

より新しい情報にアクセスできれば、当然利便性は格段に向上します。

例えば、

2023年のコンサートラインナップを検索し、楽曲のプレイリストを作成する

なんてこともできるのです。

しかもノーコードで!

「プレイリストを作るのが面倒…」と感じている方は、ぜひ試してみてください!

※GPT-4とGPT-4 Turboの情報鮮度の違い

なお、GPT-4 Turboについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
【GPT 4 Turbo】OpenAI最強のモデルが公開!128,000トークン入力&マルチモーダル対応

【ライティングでの活用事例】GPT-4 Turboで300ページの書籍を一瞬で執筆できる!

GPT-4 Turboは従来のGPT-4と比べて、約4倍のトークン数を扱えるようになりました。

これは本にすると、なんと300ページ分に相当するのだとか。

しかも、出力内容の質やスピードも格段にアップしています。

つまり、GPT-4 Turboを活用すれば、

300ページ相当の書籍を一瞬で執筆する

なんてこともできるのです!

他にもブログ記事の作成などにも利用できるため、ライティング業務に従事している方はぜひお試しください!

【ビジネスでの活用事例】GPT-4 Turboでメールを作成できる!

GPT-4 Turboはビジネスシーンでも利用可能です。

例えば、

受信したメールをコピペして、返信メールを作成させる

なんてこともできます!

従来のGPT-4でも一応メール作成はできたものの、クオリティはそこまで高くないため、どうしても後から修正が必要でした。

しかしGPT-4 Turboの場合は、そのまま返信に使えるクオリティの文面を出力してくれるのだとか。

ビジネスメールの作成時間を短縮したい方は、GPT-4 Turboを利用してみてはいかがでしょうか?

【イラスト制作での活用事例】GPT-4 Turboで写真からイラストを制作できる!

GPT-4 Turboは画像入力にも対応しているため、画像から新たに別の画像を生成できます。

つまり、

写真からイラストを制作する
(例:ペットの犬の写真から、漫画風イラストを作る)

なんてこともできるのです!

イラストの知識が一切ない方でも、簡単に高品質なイラストが作れるのは嬉しいですね!

【就職活動での活用事例】GPT-4 TurboをLINEチャットボットに搭載!

GPT-4 Turboは、学生の就職活動支援にも活用され始めています。

株式会社キャリアボットは2023年11月7日、就職・キャリア支援を目的としたLINEチャットボットサービスをリリースしました。

こちらのサービスにはGPT-4 Turboが搭載されており、就活に関する疑問や悩みを24時間いつでも相談できます。

就活で悩む学生に対して、いつでも気軽に相談できる相手を用意しているのは素晴らしいですね!

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【日常での活用事例】GPTsでペットの犬に関するチャットボットを自作できる!

GPTsとは、ChatGPT上で独自のAIチャットボットが作成できる機能」のこと。

しかもプログラミングの知識は一切不要で、自然言語のみで作成できます。

GPTsはビジネスのみならず、日常シーンでも非常に役立つ機能です。

例えば以下の投稿では、

GPTsでペットの犬に関するチャットボットを作成し、犬に関する疑問・悩みを相談する

という使い方をしています。

▼プロンプト例(写真つき)

Well… it seems Cowboy is a bit afraid of baths. Any advice?
(和訳:カウボーイはお風呂がちょっと怖いみたいなんだ。何かアドバイスはある?)

▼回答例

Oh, Cowboy! Make sure to use dog-safe shampoo, warm water, and give lots of positive reinforcement!
A few treats should also make him happy and comfortable.
(和訳:おぉ、カウボーイ!犬に安全なシャンプーを使い、ぬるま湯を使い、積極的に褒めること!おやつをあげれば、カウボーイも喜んで快適に過ごせるはずだよ。)

犬の写真も見た上で、的確にアドバイスできていますよね。

GPTsは他にも色々なシーンで役立つので、ぜひ自分専用のチャットボットを作ってみてください!

なお、GPTsについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
【GPTs】ノーコードで自分専用のChatGPTを開発できる!使い方や活用事例を紹介

【副業での活用事例】GPTsで自作したツールは販売できる!

GPTsのすごいところは、ただ独自のAIチャットボットが作れるだけではありません。

GPTsで自作したツールは、「GPT store」と呼ばれるマーケットプレイスで販売できるのです。

GPT Storeに公開したツールが購入されると、その人数に応じて報酬が支払われます。

将来的には『GPTs販売』という副業が流行するかもしれませんね。

副業に興味がある方は、ライバルが少ない今のうちにGPTs販売にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

【ビジネスでの活用事例】Assistants APIで自社情報が搭載された独自のAIチャットボットを利用できる!

Assistants APIとは、「さまざまなタスクに対応可能なAIアシスタントを構築できるAPI」のこと。

Topaz合同会社は2023年11月7日、Assistants APIに対応したAIチャットボット「AIOne Chatbot」をリリースしました。

AIOne Chatbotは、自社情報を搭載したGPT-4を利用でき、独自のAIチャットボットが制作できるというサービスです。

しかも、AIOne Chatbotは開発不要・ノーコードで利用できるため、導入に余計な手間が一切かからないという優れもの!

興味のある企業の方は、ぜひ一度検討してみてください!

【日常での活用事例】Assistants APIで長文PDFを瞬時に要約できる!

Assistants APIはテキストだけでなく、PDFなどのファイルも読み込み可能です。

そのため、例えば「長文PDFをアップロードして、内容に関する質問をする」なんてこともできます。

実際に以下の投稿では、

年末調整に関する公式PDFをAssistants APIに読み込ませ、不明点を質問する

という使い方をしています。

全く読む気が起きない難解なPDFでも、Assistants APIを活用すれば瞬時に内容を要約してくれるのは便利ですね!

【娯楽での活用事例】Assistants APIでしりとりができる!

Assistants APIはビジネスだけでなく、娯楽としても活用可能です。

例えばしりとりをしたい場合、下記のようにルールを細かくプロンプトで入力すれば、AIとしりとりで遊べます。

あなたはユーザーとしりとりを行います。
ユーザーが入力した単語をひらがなにして”[ひらがなにした単語]ですね。では「[単語の尻の文字から始まる単語(ひらがな)]」”と返してください。
ユーザー、もしくはあなたが下記のケースに一致する単語を言ってしまったら負けを宣告してください。
・単語の尻が「ん」で終わる
・過去にユーザー・あなたが言った単語をもう一度言う
・存在しない単語
それではしりとりを始めましょう。

これを応用すれば、人狼などより複雑なルールの遊びも一人でできるかもしれませんね。

もし暇があれば、ぜひAssistants APIと一緒に遊んでみてください!

なお、Assistants APIについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
OpenAI DevDay日本最速レポ!GPT-4 Turbo、GPTs、Assistants APIとは?ChatGPT最新情報徹底解説

GPT-4 Turbo・GPTs・Assistants APIの活用事例まとめ

以下、今回紹介したGPT-4 Trubo・GPTs・Assistants APIの活用事例のまとめです。

【GPT-4 Truboの活用事例】

  • 楽曲プレイリストの作成
  • 書籍の執筆
  • ビジネスメールの作成
  • 写真からイラストを制作
  • LINEチャットボットに搭載


【GPTsの活用事例】

  • 独自のAIチャットボットを自作
  • GPTsで自作したツールを販売


【Assistants APIの活用事例】

  • 自社情報を搭載した独自のAIチャットボットの利用
  • 長文PDFの要約
  • しりとりなどの娯楽

上記の中で気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

最後に

いかがだったでしょうか?

弊社では

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投稿者

  • たけし

    Webライター / メディア運営 フリーランスのWebライターとして活動。 これまでさまざまなAIツールを使ってきた経験を基に、AI技術の最新情報や使用方法に関する記事を執筆。 また、個人でもメディアを運営中。

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