Genspark AIとは?リサーチ効率爆上がり!?AI検索エンジン使い方や料金などを徹底解説

- Genspark AIは複数のAIエージェントで情報収集や整理を効率化できる次世代検索エンジン
- SparkpagesやDeep Researchで検索結果の要約・比較・資料化まで支援
- 無料でも使えるが、画像生成や動画生成などを本格活用するなら有料プランがおすすめ
調べものをしていると、「どの情報を信じればいいのか分からない」「複数のサイトを見比べるのが面倒」「調べた内容を整理するだけで時間がかかる」と感じることはありませんか。
Genspark AIは、複数のAIエージェントを使って情報の収集と整理ができる次世代型のAI検索エンジンです。検索結果をただ並べるだけでなく、必要な情報をまとめたり、比較したり、資料作成につなげたりできるため、リサーチ業務の効率化に役立ちます。
この記事では、Genspark AIの特徴や使い方、料金、メリット・デメリット、活用事例までわかりやすく解説します。Genspark AIで何ができるのかを知りたい方や、業務で使えるAI検索ツールを探している方は、ぜひ参考にしてください。
\生成AIを活用して業務プロセスを自動化/
Genspark AIとは

Genspark AIとは、複数のAIエージェントを内蔵している次世代の検索エンジンです。アメリカのカリフォルニア州に本社を置くMainFunc社が開発してリリースしています。
最大の特徴は、なんといっても複数のAIエージェントで情報収集している点です。さまざまな視点から情報を収集して、Sparkpagesと呼ばれる、新たなページをリアルタイムで生成してユーザーに情報を提供します。
従来の検索エンジンとの違い
従来の検索エンジン(Google・Bingなど)は、ユーザーの検索クエリに対して既存ウェブページをインデックスし、その中から最適と思われるページへのリンクを返す方式が中心でした。一方で、Gensparkはこの基本方式を大きく拡張し、以下のような点で従来型検索とは異なる特徴を備えています。
| 比較項目 | 従来の検索エンジン | Gensparkのアプローチ |
|---|---|---|
| 情報収集の手法 | クローラーで収集・インデックスした多数のWebページから、関連性の高いページを検索結果として提示。 | 複数のAIエージェントが並列に、Web上の複数の情報源を横断して調査。 |
| 情報の提示形式 | リンクのリスト+スニペット(抜粋)中心。ユーザーがそのリンクをクリックして外部サイトに行き、必要な内容を探すことが多い。 | 「Sparkpages」のように、必要な情報をリアルタイムでまとめたページを生成。要約・表やグラフ・画像などを統合して、外部リンクを行き来せずに理解しやすい形で情報を提供。 |
| 視点・偏りのコントロール | アルゴリズムの仕様やSEOの影響、広告・スポンサーリンクなどにより、情報の偏りや順位のバイアスが発生することがある。 | 複数エージェントによる並列検索により、特定の視点に偏ることが抑えられる設計。 |
| リアルタイム性・新鮮さ | インデックスの更新頻度やページの更新に依存。最新情報は後回しになることがある。 | 新しい情報を含むソースも対象としており、リアルタイム検索・最新トレンドの取得が可能。 |
| ユーザーの能動性依存 | ユーザーがキーワードを入力し、その結果から目的の情報を探す。情報の深掘り・整理はユーザー側の工夫に依存。 | ユーザーの指示に応じてAIが自動で調査を進めたり、複数の視点を統合して整理したりする。また、Autopilot Agent のような非同期調査が可能。 |
Gensparkは、情報を調べるだけでなく、必要な情報を見つけたり、整理したり、要約したりする作業までAIがサポートしてくれます。従来の検索エンジンのようにリンクを自分で一つずつ確認するだけでなく、調査結果をまとめるところまで手伝ってくれるのが特徴です。
AI Parallel Searchの具体的な仕組み
Genspark AIのAI Parallel Search機能は、複数の賢いAIが同時に情報を探してくれる便利な仕組みです。
例えば、最新ニュースを担当するAI、専門的な学術情報を探すAI、SNSの話題を集めるAIなど、それぞれ得意分野の異なるAIが連携して働きます。
一人のリサーチャーが調べるのではなく、複数の専門家が手分けして調査するような感覚です。専門分野ごとに情報を集めた後は、それらの情報を整理して1つの分かりやすい回答にまとめてくれます。
このように複数のAIが同時に動くことで、効率よく情報を見つけることができます。
Genspark AIの機能一覧
Genspark AIは、検索だけに使うツールではありません。資料作成、画像生成、動画生成、音声入力、メール自動化に加えて、音楽を作れるAI Music Agentや音声を生成できるAI Audio Agentなど、業務や制作に役立つ機能が幅広くそろっています。
ここからは、Genspark AIでどんなことができるのか、主な機能を見ていきましょう。
Genspark AIの基本機能
Genspark AIには、リサーチや資料作成、画像・動画生成、音声入力など、さまざまな作業をサポートするAI機能が用意されています。ここでは、Genspark AIで使える主な機能と、それぞれでできることを簡単に紹介します。
【高度なエージェント機能】
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| 機能名 | できること |
|---|---|
| スーパーエージェント | 長文の指示をもとに、調査、旅行計画、資料作成、記事作成など複数ステップの作業をサポートします。複数のAIモデルや外部ツールを組み合わせて、目的に応じたタスクを進められます。 |
| AIスライド | PDFや文書の内容をもとに、スライド構成の作成、要約、画像挿入、デザイン調整などをサポートします。作成した資料はPowerPointやPDF形式で出力できます。 |
| AIシート | 表やグラフの作成、データ収集、集計、分析などをサポートします。ドキュメントやデータをもとに、整理や可視化を進めたいときに便利です。 |
| AIドライブ | ファイルのアップロード、整理、要約、解析などをAIでサポートする機能です。資料やデータをまとめて管理しながら、必要な情報を取り出しやすくできます。 |
| Deep Research | 複数の情報源を調査し、引用付きのレポート作成や論点整理をサポートします。市場調査や競合分析など、深く調べたいテーマに向いています。 |
| 通話代行 | レストラン予約やアポイント調整など、電話が必要なタスクをAIが代行できる機能です。利用できる内容や対応範囲は地域やプランによって変わる可能性があります。 |
| ファクトチェック | 複数の情報源を照合し、内容の確認や検証をサポートします。ただし、最終的な判断には一次情報の確認が必要です。 |
| 音声AI入力 | テキスト入力だけでなく、音声で指示を出してAIに作業を依頼できます。資料作成や文章作成などを口頭で進めたいときに便利です。 |
| メール関連機能 | メール文面の作成や整理、対応内容の作成などをサポートします。自動処理の範囲は利用環境や設定によって変わります。 |
| 自動調査 | AIがバックグラウンドで調査を進め、結果をあとから確認できる機能です。時間のかかるリサーチを任せたいときに役立ちます。 |
【基本エージェント機能】
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| 機能名 | できること |
|---|---|
| AIチャット | 複数のAIモデルを使って、質問回答、文章作成、要約、アイデア出しなどができます。有料プランでは、対象のコアチャットをクレジット消費なしで使える場合があります。 |
| イメージスタジオ | 画像生成、画像編集、背景除去、修復などをサポートします。SNS投稿や広告素材、アイデア出し用のビジュアル作成に活用できます。 |
| ビデオ生成 | テキストや画像をもとに動画を生成できます。利用できる動画モデルや生成条件は、プランや時期によって変わる可能性があります。 |
| AI音楽生成 | 動画や広告、プレゼン資料などに合わせたBGMや楽曲の作成をサポートします。 |
| AI音声生成 | 原稿をもとにナレーションやボイスオーバーを作成できます。動画や資料の読み上げ音声を作りたいときに便利です。 |
| 翻訳 | 複数言語の翻訳をサポートします。文脈に合わせた自然な翻訳をしたいときに活用できます。 |
| Sparkpage | 検索結果や調査内容を、要約された1枚のページとして整理できます。情報をまとめて確認したり、共有したりしたいときに便利です。 |
Genspark AIは、検索だけでなく、資料作成・画像生成・動画生成・音声生成・データ整理などをまとめて扱えるのが特徴です。ただし、使える機能やモデル、クレジット消費量はプランや時期によって変わる可能性があります。気になる機能がある場合は、利用前に公式画面で最新の対応状況を確認しておくと安心です。
Sparkpagesとは
Sparkpagesは検索結果の要約を、編集可能な1枚のページとして表示する機能のことです。
従来の検索エンジンが関連Webページへのリンク一覧を提示するのに対し、Sparkpagesは複数の情報源を横断して内容を整理し、1枚の構造化されたページとしてまとめて表示します。ニュース、解説記事、データソースなどを参照し、見出しや表、要点整理を含めたページを生成してくれるので、ユーザーがサイトを行き来する手間が省けるのです。
Genspark Autopilot Agent

Genspark AIのリリース後、新たにGenspark Autopilot Agentが追加されています。Genspark Autopilot Agentとは、非同期で情報を調査してくれるAIエージェントです。
ちなみに、非同期とは検索結果の出力を待たずにほかの作業ができることを指しており、Genspark Autopilot Agentが情報を調べている間も別のタスクをこなせます。
なお、調査結果は短時間で回答してくれるほか、タスクが完了した際はメールで通知してくれます。そのため、ユーザーは気兼ねなくほかの作業に集中できるというわけです。
Genspark AI Browser

2025年6月、Genspark AIから次世代のブラウジング体験を提供する「Genspark AI Browser」が正式にリリースされました!
このブラウザは、「超高速」「広告ゼロ」「完全なAIエージェント機能」を掲げており、これまでのWebブラウザの常識を覆す可能性を秘めたツールとして、世界中から大きな注目を集めています。
Genspark AI Browser の主な特徴は以下の4つです。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| Super Agent | あらゆるWebサイト上で価格比較、レビュー分析、情報要約などを瞬時に実行。 |
| Autopilot Mode | AIがユーザーに代わってWebを巡回し、情報収集や複雑なタスクを自動で実行。 |
| MCP Store | DiscordやNotionなど700以上の外部ツールと連携し、ワークフローを自動化。 |
| Ad Block | 広告を完全にブロックし、高速でクリーンなブラウジング環境を実現。 |
超高速かつ全て自動で、情報収集・分析・要約・比較/検討・タスク自動化などをAIエージェントが代行してくれて、さらには広告完全ブロックでストレスフリー。素晴らしすぎるWebブラウザが誕生してしまいました…
従来のブラウザが「情報への入り口」だったのに対し、Genspark AIブラウザは「情報を集め、整理し、理解までサポートするパートナー」として機能する点に大きな違いがあります。
ちなみに、元々MacOSのみで利用できていたGenspark AI Browserですが、すでにWindows版もリリースされているので、ぜひチェックしてみてください。
AIエージェントについて詳しく知りたい方は、下記の記事を併せてご確認ください。

Genspark AI Designer
Genspark AI Designerは、ロゴや名刺、SNS用の画像やバナーをまとめて作れるサービスです。
使い方はシンプルで、ブランド名とちょっとした説明を入力するだけ。自動で色やデザインを提案してくれるので、気になるところを見ながらすぐに調整できます。
これまでデザインに悩んでいた方でも、専門のデザイナーに頼まずに、自分でしっかりしたブランドイメージを作り上げることができるでしょう。
なお、Genspark AI Designerには、無料プランと有料プランがあります。無料プランはお試しに便利ですが、回数や画質に制限があり、商用利用はできません。
お店や会社でロゴや名刺をしっかり使いたいなら、有料プランに切り替えるのがおすすめです。
実際に利用する前には、作ったデザインの著作権や商標登録の扱いも確認しておきましょう。
Genspark クリップジーニアス
Genspark クリップジーニアスは、プロンプト1つで動画編集を自動化できる機能です。動画をアップロードして編集内容を指示するだけで、AIがプロ品質の仕上げを行ってくれます。
デモ動画では、トークショーの動画から面白いシーンのみを切り抜くといった編集を簡単に実行していました。これで、面倒なカット編集はほぼAIに任せられるので、動画編集者の作業効率が大幅にアップするはずです。
Genspark AI Deep Research
複数の情報源を横断的に調査し、出典付きで構造化されたレポートを自動生成する高度なエージェント機能です。単なる検索結果の要約ではなく、関連情報の収集、重要ポイントの抽出、論点整理までを一連で実行する点が特徴となっています。
市場分析や競合調査、業界トレンドの把握など、網羅性と信頼性が求められる場面で有効です。
Compareモード
GensparkAIのCompareモードは、複数の対象を分析し、違いや共通点を教えてくれる比較特化型機能です。エージェントが複数の情報源を横断しながら、比較軸を整理し、表形式や項目別に違いをまとめてくれます。
「サービスAとBの違い」「製品スペック比較」「料金プランの差分整理」など、「何が違うのかを素早く把握したい」場面で力を発揮する機能です。
Timelineモード
GensparkAIのTimelineモードは、特定のテーマや出来事に関する情報を時系列で整理する機能です。「いつ・何が・どのように起きたか」を軸に情報を並べ替えてくれます。企業の資金調達履歴、製品アップデートの変遷、業界トレンドの推移、法改正の流れなどを調査する際に有効です。「経緯を理解したい」「流れを把握してから判断したい」といった場面で力を発揮します。
Speakly
Speaklyは、Genspark AIで使える音声入力アプリです。テキストで細かくプロンプトを入力しなくても、やりたいことを話すだけでAIに作業を依頼しやすくなります。
資料作成やメール文面の作成、キャンペーン案の整理など、手を動かすよりも口頭で指示したい場面で役立つでしょう。
AI Inbox Workflow Automation
AI Inbox Workflow Automationは、メールの仕分けや転送、自動返信などを自動化できる機能です。単に返信文を作るだけでなく、「この条件のメールは分類する」「特定の内容なら転送する」といったルールを自然言語で設定できます。
受信トレイを手作業で処理していると、重要なメールの見落としや返信漏れが起きやすくなります。メール対応の手間を減らし、日々の業務をスムーズに進めたいときに便利です。
AI Music Agent
AI Music Agentは、動画や広告、プレゼン資料などに合わせたオリジナル音楽を生成できる機能です。例えば、「企業紹介動画向けの落ち着いたBGM」「SNS広告に合う明るい曲」など、用途や雰囲気を指定して楽曲を作れます。
外部の音楽素材を探したり、別の音楽生成ツールを使ったりする手間を減らせるため、コンテンツ制作をまとめて進めたい人に向いています。
AI Audio Agent
AI Audio Agentは、入力した原稿をもとにナレーションやボイスオーバーを作成できる機能です。動画の説明音声、プレゼン資料の読み上げ、広告用ナレーションなど、声を使ったコンテンツ制作に活用できます。
用途に合わせてトーンや話し方を調整しやすく、外部の音声合成ツールやナレーター手配に頼らず、Genspark AI内で音声制作まで進めやすい点がメリットです。
Genspark AIを実際に使ってみた
ここからは、Genspark AIの基本機能を実際に使ってみます。Genspark AIの使い方を詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。
基本的な検索機能
実際に、Gensparkを使ってみました。まずは全国の天気を聞いてみます!

瞬時にさまざまなリアルタイム情報をまとめて回答してくれました。自動的にスーパーエージェントを使用してくれるので、非常に詳細な情報ですね。
もう1つ検索してみたいと思います。検索ボックスに「AI検索エンジンとは」と入力してみました。

出力結果がかなり多いので1/3ほどしか載せていませんが、画像や表付きで非常に分かりやすく情報をまとめてくれています。素晴らしいですね!
実際に使ってみて、複数の情報源から得られた情報が1つのページにまとまることで、理解が深まりやすく分かりやすいと感じました。
また、検索履歴もあるため、過去の検索内容を効率的に振り返ることができるのも便利です。
検索結果の深掘りと追加質問
Genspark AIの回答結果に対して、深掘りや追加質問をしていくと検索した内容への理解力がより高まります。
まずは、「AI検索エンジンとは」の回答結果に対する深掘りから行ってみました。

AI検索エンジンの仕組みについて、追加の質問をして、より詳しく説明するよう指示してみます。

上記のように、画像付きで仕組みを詳しく解説してくれました。

画像の下には、文章でも詳しい解説を載せてくれています。
情報収集をより効率よく行い、精度の高い情報を取得したい方は、ぜひ活用してみてください。
画像生成&動画生成
Genspark AIでは、Nano Bananaのモデルを使用した画像生成機能を利用できます。
画像生成する際は、プロンプト入力欄に作りたい画像のイメージを入力しましょう。

早速、以下の画像が出来上がりました。プロンプトに忠実で高精度な画像を生成できましたね!

画像にカーソルを合わせると、「画像から動画を生成」の選択肢が出てきます。
せっかくなので、今回作成した画像を動画にしてみました。

画像をアップロードした後にプロンプトを入力すると、自動プロンプトが生成されて動画が生成されます。

動画の生成までは無料プランでもできるのですが、ダウンロードするには有料プランの加入が必須です。
Genspark AIを活用するメリット
Genspark AIを活用するメリットは、以下のとおり3つほどあります。
- さまざまな視点から情報収集できる
- 情報の公平性
- 無料で利用できる
特に、上2つのメリットは、複数のAIエージェントを使用しているGenspark AIならではのメリットと言えるでしょう以下でそれぞれのメリットを解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
さまざまな視点から情報収集できる

Genspark AIには、さまざまな視点から情報収集ができるAI Parallel Search機能があります。生成AIが並列検索で情報収集をおこなったあと、最終的には1つの情報にまとめてくれるのが特徴です。
1つの情報源から情報を取得する従来のAIとは異なるので、普段とは異なる気づきを得られるかもしれませんね!
複数の視点から情報を整理しやすい
Genspark AIは、複数の情報源を参照しながら調査結果を整理できる点が特徴です。ひとつのサイトだけを確認する場合と比べて、異なる視点や関連情報をまとめて把握しやすくなります。
また、検索結果をリンク一覧として表示するだけでなく、要点を整理した形で提示してくれるため、情報を比較したり、全体像をつかんだりしやすいのもメリットです。ただし、AIがまとめた内容が必ず正しいとは限りません。
重要な判断に使う場合は、出力結果だけを鵜呑みにせず、公式サイトや一次情報も併せて確認しましょう。
無料で利用できる
Genspark AIには無料プランがあり、基本的な検索や一部のAI機能を試すことができます。無料プランでもAIチャットや画像生成などを使える場合がありますが、利用できるモデルやクレジット数、生成回数には制限があります。
Genspark AIの料金プランと無料版の制限

前述でもご紹介した通り、Genspark AIには、無料プランと、3種類の有料プランがあります。無料プランでもAIチャットや一部機能を試せますが、利用できるクレジット数やモデル、生成機能には制限があります。
それぞれのプラン内容は下記の通りです。
| プラン | 月額料金 | 年額払い時の実質月額 | クレジット | ストレージ | 商用利用 |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料プラン | $0 | ― | 1日100無料クレジット | 1GB | 要確認 |
| 有料プラン(10,000クレジット) | $24.99/月 | $19.99/月(年額$239.99) | 10,000クレジット/月 | 50GB | 可能 |
| 有料プラン(21,000クレジット) | $49.99/月 | $39.99/月(年額$479.99) | 21,000クレジット/月 | 50GB | 可能 |
| 有料プラン(125,000クレジット) | $249.99/月 | $199.99/月(年額$2,399.99) | 125,000クレジット/月 | 1TB | 可能 |
クレジットの仕組み
Genspark AIのクレジットは、AI機能を使うときに消費される利用ポイントのようなものです。テキスト生成、画像生成、動画生成、Deep Researchなどで使われ、消費量はモデルや処理内容によって変わります。
有料プランでは、AIチャットエージェントのコアチャットやAI画像エージェントの一部機能を、クレジット消費なしで使える場合があります。ただし、動画生成や高度なエージェント機能では引き続きクレジットを消費するため、使いたい機能に合わせてプランを選ぶのがおすすめです。
Genspark AIの法人向けプラン

Genspark AIには、個人利用向けプランとは別に、組織導入を前提とした法人向けプランが用意されています。少人数チームから大規模企業までを想定した設計となっており、管理機能やセキュリティ、クレジット運用の仕組みが強化されたプランです。
| プラン | 月額料金 | クレジット | 会社の規模 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
| Team | 月額30ドル/ユーザー(1シート) | 1シートあたり月12,000クレジット | 2〜150名 | 各メンバーは個別アカウントで利用可能。検索、詳細調査、コンテンツ生成などのAI機能に加え、トップティアモデルへのアクセス、画像・動画・音声生成モデル、AI Driveストレージ(60GB/シート)などを利用できる。 |
| Enterprise | 営業チームへの問い合わせが必要 | 営業チームへの問い合わせが必要 | 150名以上 | 組織規模や運用ポリシーに合わせたカスタマイズや高度なセキュリティ要件への対応が想定されている。 |
法人で利用するとなると気になるのが安全面ではないでしょうか。Gensparkは、法人導入を前提としたセキュリティおよびコンプライアンス体制を整備しています。公式情報によると、以下の国際的な基準・監査フレームワークに対応しています。
| 項目 | ステータス | 内容 |
|---|---|---|
| SOC 2 Type II | 認証取得済み | セキュリティ管理体制が継続的に適切に運用されているかを第三者機関が監査する基準。設計だけでなく、一定期間の運用実態が検証される。 |
| ISO 27001 | 認証取得済み | 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格。情報資産の管理・保護体制が評価対象となる。 |
| ISO 42001 | 取得準備中 | AIガバナンスに関する国際規格。責任あるAI運用やリスク管理体制を対象とする新しい枠組み。 |
| GDPR | 対応準備中 | EU一般データ保護規則。欧州圏の個人データを扱う場合に重要となる法規制。 |
これらの認証・対応状況は、Gensparkが大企業でも安心して使えるレベルのセキュリティ体制になっていることを示しています。ただし、実際の運用ポリシーや適用範囲は契約プランや利用形態によって異なる場合があります。法人導入時には、最新の公式ドキュメントおよび契約条件を確認することが重要です。
Genspark AIの商用利用について
Genspark AIは下記の利用規約の通り、商用利用は可能です。
Subject to these Terms and your applicable subscription plan, you may use the Services for internal, personal, or commercial purposes, including on behalf of or for the benefit of third parties. Please note that commercial use of the Services may, at our discretion, be limited to paid subscription tiers in the future.
引用:Terms of Service
しかし、有料のサブスクリプション・プランに限定される場合があると言う文言が記載されているので、基本的には無料プランでは商用利用はできないと思った方が良いでしょう。
Genspark AIの活用事例
Gensparkは、業務への活用を試みているケースが多々あります。今回は、Gensparkの活用事例として以下をご紹介します。
活用事例①記事の生成
Gensparkを活用して、記事を生成している方がいたのでご紹介します。
こちらの投稿者は、Gensparkを記事を作成するためのリサーチや記事の雛形を作成するのに活用しています。生成した雛形をもとに、ClaudeもしくはChatGPTで構成と記事本文を作成して、最後にNapkinで文章を図式化したようです。
生成AIだけで、記事作成に必要なタスクを完結できているので、かなり作業を効率化できそうですね!
活用事例②文章の言い換え
Gensparkは、文章の言い換えにも活用できます。
Gensparkには、文章を言い換えるための機能が備わっています。口下手な人が作成した文章よりもわかりやすい形でまとめてくれるので、発表原稿やレポートを作成する際に便利です。
普段から、文章をまとめる作業に苦手意識を持っている方はぜひGensparkを活用してみてください。
活用事例③リアルタイム検索
Gensparkは、リアルタイム検索にも対応しています。
Web検索に対応していないLLMでは、学習時点までの情報に限られる場合があります。しかし、Gensparkは違います。リアルタイム検索が可能なため、最新の情報をすぐに取得できるのが特徴です。
また、Gensparkは日本語にも完全対応しているので、わざわざ翻訳する必要もありません。出力された情報には、ソースも表示されるので、本当に正しい情報なのか自分で確かめることもできます。
活用事例④インテントデータの調査
インテントデータとは、ユーザーや企業のWeb上での行動履歴から読み取れる意図や関心を示すデータを指します。
Gensparkの言語設定を日本語にした状態で英語で質問を入力すると、日本語でまとめられた記事が自動生成されます。翻訳と記事作成を同時に処理できる点は、グローバルな情報収集において大きな強みです。
活用事例⑤スライド作成
Gensparkはスライド作成も効率化できます。
通常、スライドを作るには構成を考えて資料を探して、レイアウトを整えて…と手間と時間がかかります。ところが、Gensparkに「テーマ」「スライド枚数」「要点」などを指示すれば、内容を整理した構成案とスライド本文の案を自動生成してくれて便利です。
さらに、スライド資料に適した文言や見せ方の提案も受けられるので、自分で全部ゼロから作るよりも断然速く、クオリティも安定します。
活用事例⑥市場調査
Gensparkの情報収集能力は、市場調査にも活用できます。
こちらの投稿者は、メルカリに出品する際の販売価格を決める際、Gensparkを使って市場価格を調査しているとのこと。通常、何時間もかかる市場調査を一瞬で終わらせています。
フリマの出品に限らず、さまざまな業界の市場調査で活用できそうです。
活用事例⑦デザイン作成
Genspark AI Designerを使えば、デザインの作成もAIに任せられます。こちらの投稿者は、ロゴやWebサイトのデザインをGenspark AI Designerで作成していました。
自分でデザインを作成する際は多くの知識や技術が必要なほか、外注する場合は外注費がかかります。
そこでGenspark AI Designerを使えば、余計な手間やコストをカットできるので、ぜひ活用してみてください。
活用事例⑧株式会社オルツの導入事例
日本のIT企業である株式会社オルツ(Alt Inc.)は、Gensparkを社内業務に導入した事例を公開しています。同社のIR資料によると、Gensparkを全社レベルで導入し、日常業務の情報収集やデータ分析、レポート作成といった業務に活用しています。
具体的には、複数の情報源から必要なデータを自動で収集し、それらを整理・分析したうえでレポートとしてまとめる工程をAIが支援する仕組みを導入しました。これにより、これまで人手で行っていたリサーチ業務や資料作成の負担が軽減され、業務効率の向上につながったとされています。
また、情報収集から分析までのプロセスが高速化されたことで、社内の意思決定スピードも向上したと報告されています。同社はこの導入経験を踏まえ、Gensparkとのパートナーシップを締結し、日本市場でのAIソリューション展開を進めていく方針を発表しています。
Gensparkの使い方と登録方法
Gensparkの使い方の手順は非常に簡単です。まずは、Genspark AIの基本的な使い方と登録方法を見ていきましょう。細かい機能は後ほど紹介しますが、検索だけなら公式サイトにアクセスしてすぐに試せます。
まずはGensparkの公式サイトにアクセスしてください。トップ画面の検索ボックスからすぐに検索ができます。

出力内容から続けてさらに情報の深堀や質問も可能です。

まずはトップページに表示されている赤枠の「Sign up It’s free(無料プランに登録)」をクリックしましょう。(表示がない場合は左側サイドバーの「Me(私)」からでも同じページに飛びます)

こちらの画面に移動します。Google・Microsoft・Appleのいずれかのアカウントか、メールアドレスで登録ができます。メールアドレス以外で登録する場合はこちらから選択してサインアップしてください。
メールアドレスで登録する場合は「Login with email(メールアドレスで登録)」をクリックします。
こちらはすでにアカウントを持っている場合のログイン画面なので、赤枠の「Sign up now(今すぐ登録する)」をクリックしてください。

まずメールアドレスを入力し、その次に暗号化された記号を入力します。入力できたら「Send verification code(認証コードを送信)」をクリックします。(ここを先にやならいとパスワードの設定ができません)

入力したメールアドレスに送られてきた認証コードを入力して「Verify code(認証する)」をクリックします。この作業が完了したら、パスワードの設定に進みます。

パスワードを設定し、「Create(作成する)」をクリックして完了です!
ちなみに最初のUIが英語になっていて日本語にしたい場合は、登録後に変更できます。画面左のサイドバー最下部の「◎」のマークをクリックして「Settings(設定)」を開きます。

設定画面から表示言語を日本語に変更できます。

Genspark AIを使いこなすためのコツ
Genspark AIを使いこなして効率よく情報収集するためには、以下のコツを意識するのがおすすめです。
- プロンプトを工夫してクレジットを節約する
- Autopilot Agentを活用して調査を任せる
- 必要に応じて別のAIツールも併用する
- モードを使い分ける
それぞれのコツについては、以下で詳しく解説していきます。
プロンプトを工夫してクレジットを節約する
Genspark AIの消費クレジットは、使用モデルや会話の長さによって変化します。回答内容や会話が長くなるほど消費クレジットも増えるので注意が必要です。
そこで、クレジット消費を節約するためにも、明確な指示を与えて要点をコンパクトにまとめさせることが大切です。
悪い例
いい例
Autopilot Agentを活用して調査を任せる
Genspark AIの「Autopilot Agent」という機能を使えば、ユーザーが操作していない間も自動で情報収集を進めてくれます。
例えば「最新の市場動向を調べて要点をまとめて」と指示すれば、バックグラウンドで複数の情報源を探索し、後から整理された結果を提示してくれるというわけです。
AIに情報収集を任せている間に、自分は別の作業に集中できるので、限られた時間を有効活用したい方は、ぜひAutopilot Agentを使ってみてください。
必要に応じて別のAIツールも併用する
Genspark AIには検索や情報整理に便利な機能が揃っていますが、決して万能ではありません。特に自然な文章生成や表現力の豊かさでは、ChatGPTなど他の生成AIの方が優れています。
したがって、情報の収集やまとめはGenspark AI、その後のレポートや記事作成はChatGPTというように役割を分担すべきです。
複数のツールを使い分けると、より質の高いアウトプットが得られるだけでなく、Genspark側のクレジット消費を抑えられるメリットもあります。
モードを使い分ける
Genspark AIには、通常の検索だけでなく「Deep Research」「Compare」「Timeline」など、目的別のモードが用意されています。調査の深さや比較軸、時系列整理など、欲しいアウトプットに応じてモードを切り替えることで、同じ質問でも得られる情報の質が大きく変わります。
| モード | どんなときに使うか | 主な用途 |
|---|---|---|
| Deep Research | 網羅的な情報を調査したいとき | 市場調査、業界分析、競合調査など |
| Compareモード | 複数のサービスや製品の違いを整理したいとき | サービス比較、料金プラン比較、機能比較など |
| Timelineモード | 出来事の流れや変化を時系列で理解したいとき | 企業の成長履歴、技術の進化、業界トレンドの変遷など |
Genspark AIを活用する際の注意点
Gensparkは、便利な機能を備えている反面、利用する際は以下の点に注意が必要です。
- 出力される情報の精度にばらつきがある
- クレジットの消費量に注意
とくに、出力される情報の精度にばらつきがあるなど、生成AI特有のデメリットが存在します。
以下で詳しく紹介していくので、事前に把握しておいてください。
出力される情報の精度にばらつきがある
Gensparkで出力する情報は、使用される情報源の質に依存しているので、正確性にばらつきがある可能性があります。つまり、間違った情報源から情報を取得してしまうと、Gensparkが出力する内容にも誤りがあるということです。
ただ、これはGensparkに限った話ではなく、生成AI全般で共通しています。Gensparkで出力した情報を鵜呑みにするのではなく、必ずファクトチェックを実施してから利用しましょう。
クレジットの消費量に注意
Gensparkはクレジット制を採用しており、利用内容に応じて消費量が大きく変動する点に注意が必要です。生成するコンテンツの種類(テキスト・画像・動画)やAIモデルの性能、入力・出力の長さや解像度によって必要なクレジット数が異なります。
例えば、シンプルなスライド作成でも約230クレジットを消費し、ページ数が増えるとさらに増加します。特に高精度な画像や動画生成では1回の処理で数十~数百クレジットが必要になることもあります。
プラン登録をしていても未使用分の繰越はできませんが、無料プランではクレジットが毎日リセットされるのに対し、有料プランでは月単位での付与となります。
Gensparkを利用する際は、クレジットの消費量に注意して計画的な利用を心がけることが重要です。
生成AI全般の注意点・リスクは下記の記事で解説しています。

Genspark AIと他AIツール(Perplexity、Felo、You.com、ChatGPT)との違い
Genspark AIは、PerplexityやFelo、You.com、ChatGPTなどと同じくAIを活用したツールですが、得意分野は少し異なります。大きな特徴は、複数のAIエージェントで情報を集め、Sparkpagesのような形で整理されたページとして出力できる点です。
以下に、主な違いをまとめました。
| ツール | 主な特徴 | 強い用途 |
|---|---|---|
| Genspark AI | 複数のAIエージェントで情報収集し、Sparkpagesで内容を整理 | 深掘り調査、比較、資料化、構造化 |
| Perplexity | 出典付きで素早く回答を得られる対話型AI検索 | 即時回答、事実確認、情報収集 |
| Felo | 日本語検索に強いAI検索エンジン | 日本語での情報収集、要約 |
| You.com | 検索とAI回答を組み合わせたAI検索サービス | Web検索、要約、プライバシー重視の検索 |
| ChatGPT | 自然言語処理に特化し、対話に強い生成AI | 文章作成、企画、要約、プログラミング支援 |
Genspark AIは、単に答えを素早く知るだけでなく、複数の情報を集めて整理し、資料やレポートの形に近づけたい場面に向いています。一方で、短時間で回答を得たい場合はPerplexity、自然な文章作成やアイデア出しをしたい場合はChatGPTのほうが使いやすい場面もあります。
AI検索エンジンについては下記で詳しく解説

よくある質問(FAQ)
Genspark AIに関するよくある質問をまとめました。Genspark AIの利用を検討している方や疑問がある方はぜひ参考にしてください。
Genspark AIで情報収集効率を高めよう!
Gensparkは、複数のAIエージェントで情報収集効率を向上した次世代の検索エンジンです。さまざまな視点から情報を収集できるので、今までよりも検索の精度や得られる情報の質が向上します。
Gensparkは初心者でも簡単に使える便利なAI検索エンジンツールです。無料で使うこともできるので、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか?
Gensparkを活用すれば、検索の精度向上と情報収集の効率化を同時に実現できます。
複数のAIエージェントによる並列検索で、従来のリサーチに比べて圧倒的な時間短縮が可能です。貴社の業務に最適な導入方法を、ぜひ専門家と一緒に検討しませんか?
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