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人間のポーズを認識するOpenPoseとは?活用事例や商用利用について徹底解説

人間 ポーズ 認識する OpenPose 活用事例 商用利用 徹底解説

画像や映像から人間のポーズを検出できる「OpenPose」というツールをご存じでしょうか。この技術は、顔や指の関節まで精密に認識できるため、医療や介護、エンターテイメントなど、さまざまな分野での応用が期待されています。

この記事では、OpenPoseの基本的な概念から特徴、実用例、そして利用する上での注意点について詳しく解説します。最後までお読みいただくと、OpenPoseの魅力について知ることができるので、ぜひ最後までお読みください。

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目次

OpenPoseとは

OpenPoseとは、カーネギーメロン大学が開発したリアルタイムで人間のポーズを認識するツールです。この技術は、画像や映像から人の姿勢を検出、それをリアルタイムで関節や顔を識別し、その情報を基にポーズを推定します。

特に、複数人が映っている映像でも個々の人物を識別し、それぞれのポーズを検出できる点が大きな特徴です。開発者や研究者だけでなく、さまざまな分野での活用が期待されていることから注目を集めており、その応用範囲は日々広がりを見せています。

なお、生成AIの国内開発事例について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
生成AIの国内開発事例9選!開発に必要なことや活用事例も紹介

OpenPoseの特徴

人体の関節を識別し、ポーズを検出できるOpenPoseですがどのような特徴を持っているのか。まずは、OpenPoseの特徴について見てみましょう。

動画でも検出可能

OpenPoseは、静止画だけでなく動画からもリアルタイムでポーズや動きを検出できる能力を持っています。これにより、歩いていたり、作業している人などの動きを精密に分析することが可能になります。

動画データの分析によって、歩行分析やダンス、リハビリテーションなど、人の目では認識できなかった時間経過に伴う動作の変化も確認しやすく、それぞれの問題を解決する補助ツールとしても活用されることが期待されています。

カメラとPCのみで利用可能

今まで人間のポーズや動きを取り込むためには、モーションキャプチャーという技術を活用していました。これは、センサーのついたモーションキャプチャースーツの着用と、専用カメラやその他機材を用意する必要がありました。

しかし、OpenPoseは特殊な機材やセンサーを使う必要がなく、カメラとPCさえあれば簡単に手軽に人間の動きを取り込むことができます。また、撮影した動画だけではなく、動画配信サービスに投稿されている動画などでも検出可能なため、さまざまな画像や動画の骨格を検出できます。

顔や指の関節まで検出可能

従来の技術では、顔の表情や指の関節などを検出するために特殊なセンサーを付ける必要がありましたが、OpenPoseを活用すれば、センサーを用意する必要はなく顔や手の指の関節などの細かい部分まで、検出可能です。

さらに、精度も高く、顔の表情や指先の動きなどもリアルタイムで検出できるため、表情の分析や手話などのハンドサインも検出できます。その他にも、リハビリテーションや介護の分野などさまざまな分野で活用が期待されています。

見えない部分も推測可能

OpenPoseにはディープラーニング技術が使われているため、体の一部が隠れている場合でも、残りの情報から全体のポーズを推測することができるという特徴を持っています。この高度な推測能力により、部分的に見えないポーズの検出が可能になります。

たとえば、人混みの中や物に部分的に遮られたシーンでの人物のポーズも正確に認識できるため、監視カメラでの人流分析など視界が限られた状況での応用が期待されます。

複数人でも検知可能

OpenPoseは複数人が映る映像においても、それぞれの個人を識別し、一人ひとりの動きやポーズを正確に検出することが可能です。

この機能は、大人数が参加するイベントや公共の場での人流分析や複数人ダンスグループの動きを検出したい時など、多くの人が同時に動いているときに活用できます。

 

OpenPoseの活用事例

このように、モーションキャプチャーに比べて簡単に利用ができ、ディープラーニング技術を活用していることから、さまざまな分野での活用が期待されています。

では、具体的にどのような活用方法があるのでしょうか。次に、業界別にOpenPoseの活用事例をご紹介します。

今回解説する事例において、弊社がX(旧Twitter)で発見した参考となるツイートを紹介させていただいております。取り下げなどのご連絡は、弊社公式X(旧Twitter)からご連絡ください。

事例①介護業界

介護業界では、OpenPoseの技術を活用して、高齢者の日常活動やリハビリテーションの様子を正確に把握することができるでしょう。

茨城工業高等専門学校では、OpenPoseを用いた高齢者見守り支援システムの研究を行っています。これは、高齢者が介護を必要とする一番の原因である“転倒”にフォーカスしたシステムです。

高齢者の転倒は発見が遅れることにより、重症化が進み介護が必要となるケースが多いため、OpenPoseを活用し転倒を検知した場合、すぐに利用者に連絡が入るようなシステムを研究していました。

また、介護動作による腰部負担の可視化や介護施設入居者の行動パターンの検出など、介護者をサポートするような活用方法も研究が進んでいます。

参考資料:Openpose を用いた高齢者見守り支援システムの提案

事例②動画生成

動画生成分野でのOpenPoseの応用は、特にエンタメ業界での可能性を広げています。

例えば、「Everybody Dance Now」プロジェクトなどで見られるように、ダンサーの動きをキャプチャーして、用意された画像にキャプチャーした動きを組み合わせる。そうすると、画像データの人物が、ダンサーの動きを再現するという使い方があります。

この技術を利用することで、リアルな人間の動きを基にした高品質な動画コンテンツの生成が可能になり、映画、ゲーム、ミュージックビデオ制作など、さまざまな分野で活用されることが期待されています。

参考資料:AIが一般人を一瞬でダンサーに。OpenPoseを応用した「Everybody Dance Now」がすごい

事例③画像生成AI

OpenPoseは画像生成AI技術にも応用されています。Stability AIから公開された大人気画像生成AIのStable Diffusionでは、ControlNetという拡張機能を追加することによりOpenPoseを利用することができます。

これにより、今まで難しかった指先の表現やポーズの指定が簡単にできるようになりました。また、出力したいポーズの画像データがある場合、その画像データのポーズを抽出することもできるため、簡単に好きなポーズを表現できるようになりました。

なお、Stable Diffusionについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
Stable Diffusionとは?ローカル・ブラウザでの使い方やモデルのインストール方法を解説 

OpenPoseの注意点

このように、さまざまな分野での活用が期待されているOpenPoseですが、利用する際に注意すべき点があります。今回は、その中でも代表的な注意点を3つご紹介します。

商用利用は有料

OpenPoseは基本的に非商用ライセンスで、非営利目的であれば誰でも無料で使うことができます。しかし、商用利用する場合は年間約250万円ほどのライセンス料がかかるので注意しましょう。

また、商用ライセンスを取得した場合でも、スポーツ分野でのOpenPoseの利用は禁止されているため、スポーツ分野でOpenPoseを活用しようと考えている人は別の方法を検討する必要があります。

GPUメモリの不足

OpenPoseを最大限に活用するためには、高い計算能力を持ったPCが必要となります。特に、GPUメモリの容量はOpenPoseのパフォーマンスに直接影響を与える重要な要素です。

リアルタイムでのポーズ検出や複数人の動作を同時に分析する場合、十分なGPUメモリがないと処理速度が遅くなる原因となり、動画を解析するのに時間がかかってしまいます。

そのため、利用環境によってはOpenPoseを利用する際に、GPUのアップグレードや高性能な機材の導入が必要となる場合があります。

見えない部分の推測精度

前述した通り、OpenPoseにはディープラーニング技術が活用されているため、見えている部分から隠れている体の一部を推測することができます。

しかし、推測されている部分が必ずしも正しいとは限りません。特に、大部分が隠れている場合や複雑なポーズをとっている場合、推測に必要なデータが不足しているため推測精度が低下する可能性があります。

また、服や背景に反応することもあるので、見えない部分がある画像や動画を分析する際は、あくまでも推測データという位置付けでデータ収集した方がよいでしょう。

なお、生成AI技術におけるリスクについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
ChatGPTを企業利用するリスクと対策5選|実際の企業事例と共に解説

安全な社会を作るためにOpenPoseを活用

OpenPoseの技術を活用することでさまざまな分野で新しいサービスや商品が生まれるでしょう。特に、私たちの健康や安全を守る分野で活用されていくと著者は予想しています。

例えば、車の運転に関する分野でOpenPose技術を使えば、自動車事故の原因となるわき見運転や居眠り運転などを人の動きから検知し音で知らせる機能が開発されたり、リハビリテーションの過程で今後の改善策を見出したいなどいろんなことに活用できるでしょう。

OpenPoseを活用した新たなサービスが生まれることで、より安全な暮らしができる未来が来るのではないでしょうか。

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投稿者

  • 晋平大竹

    生成AIの登場に大きな衝撃を受けたWebライター。好きなAIツールは、ChatGPTとAdobeFirefly。AIがこれからの世界を良い方向に導いてくれると信じ、正しい&有益な情報を発信し続けています!

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