誰でもWebアプリを作れる!Replit Agentの使い方・料金・活用事例を徹底解説
プログラミングを根本から変える「Replit Agent」をご存知ですか?
このAI開発支援ツールは、なんと「イベント管理サービスを作って」という一言の指示だけで、ログイン機能やデータベース連携まで備えたWebサービスを自動生成できてしまうのです。
この記事では、Replit Agentの基本機能から活用事例、料金プラン、商用利用まで徹底解説します。
プログラミング未経験でも、AIの力を借りて本格的なアプリケーション開発できる時代が来ています。最後まで読めば、あなたもアイデアを素早くカタチにできるようになるはずです。
ぜひ、最後までご覧ください!
Replitとは
みなさんは、プログラミングを始めようとして環境構築に手こずった経験はありませんか?ブラウザがあれば、すぐにコーディングを始められる開発環境があったら素敵ですよね。
そんな願いを叶えてくれるのが、オンライン開発環境「Replit」です。
Python、JavaScript、Rubyといった50種類以上のプログラミング言語に対応していて、インストール作業なしですぐにコーディングを始められます。チームメンバーと一緒に画面を共有しながら開発できるのも魅力的です。
なお、Replitについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
Replit Agentについて
2024年9月、Replitに革新的な機能が加わりました。それが「Replit Agent」です。このAI開発支援ツールの登場により、アプリケーション開発の世界が大きく変わろうとしています。※1
特筆すべきなのは、その開発スピードと完成度の高さです。実際に、多くのユーザーがたった数分でToDoアプリやゲーム、画像生成サービスなど、様々なアプリケーションを開発することに成功しています。画面のデザインだけでなく、データベースの設定まで自動でやってくれるため、本格的なWebアプリケーションの開発が可能です。
現在は有料プランのユーザーのみが利用できる機能ですが、プログラミング初心者からプロフェッショナルまで、多くの開発者の期待を集めています。
Replit Agentの特徴
開発者の間で話題になっているReplit Agentには、こんな特徴があります。
主要な機能
- 自然言語による開発指示が可能
- フロントエンドとバックエンドの両方のコード生成
- データベースとの自動連携機能
- リアルタイムでの開発進捗確認
AI機能
- GPT-4o-mini、GPT-4o、Claude3.5SonnetV2などの最新AIモデルを活用
- コード補完機能による開発効率の向上
- AIによるコード解説機能の搭載
開発支援
- 複雑な設定の自動化
- わかりやすいコードの自動生成
- デプロイまでの一貫したサポート
こうした機能のおかげで、開発の速度がぐっと上がりそうですね。
Replit Agentの使い方
ここでは、Replit Agentの登録方法と使い方を解説していきます。
登録方法
①公式サイトへのアクセス
まず、Replitの公式サイトにアクセスします。
②アカウント作成
「無料で登録する」ボタンをクリックし、必要な情報を入力してアカウントを作成します。GoogleやGitHubアカウントを使用することで、より簡単に登録が可能です。
③ログイン
アカウント作成後、ログインしてReplitのホーム画面にアクセスします。
④Replit Agentの利用開始
ホーム画面から「Create Repl」→「Create with Replit Agent」を選択し、プロンプトを入力して開発を開始します。
※Replit Agentは有料プランでしか使えないので、使用する場合は有料プランにアップデートしましょう。
Replit Agentの使い方
- プロンプトの入力
プロジェクトを開始するために、自然言語で指示を入力します。例えば、「TODOアプリを作って」といった簡単な指示を入力するだけで、必要なコードやファイルが自動生成されます。 - リアルタイムでの開発確認
開発の進捗はリアルタイムで確認でき、プロジェクトの管理が直感的に行えます。 - デプロイ
アプリが完成したら、様々なデプロイ方法から選択して外部に公開できます。自動スケーリング対応のサーバーや静的サイトとしてデプロイできます。
たったこれだけで、すぐにアプリを開発できるので、プログラミング経験者じゃなくてもアプリを開発することができるでしょう。
Replit Agentの活用事例
世界中のユーザーが、Replit Agentを使いこなしています。ここでは、実際に開発された興味深いプロジェクトをご紹介します。
①アプリ作成
Shimayus氏は、高齢者の生活をサポートする素敵なアイデアを形にしました。開発したのは、お薬の飲み忘れを防ぐための管理アプリです。面白いのは開発手法で、まずUIのプロトタイプを作り、それをReplit Agentに見せながら機能を追加していったそうです。
なんとコードは1行も書かずに完成させたとのこと。プログラミングの知識がなくても、アイデア次第で実用的なアプリが作れる好例となりました。このようにReplit Agentを使用することで、専門的なプログラミング知識がなくても、実用的なアプリケーションを効率的に開発できることが実証されています。
②webサービスの作成
「イベント管理サービスを作って」という一言の指示だけでログイン機能付きの本格的なWebサービスが構築することができたそうです。
Replit Agentは開発者の意図を読み取り、必要な機能を予測しながら実装していき、従来であれば複数の開発工程が必要だった機能も、自然言語での簡単な指示だけで実現できました。
③パワーポイント生成
RIKUさんは、プレゼン資料作りを効率化する新しい方法を見つけました。Replit AgentとGemini AIを組み合わせ、テーマに沿ったスライドを自動生成するシステムを開発。まだデザイン面では改良の余地がありますが、PowerPointファイルを直接出力できる点は画期的です。
Pythonベースで作られているため、今後の機能拡張も期待できそうです。プレゼン資料作りの常識が、大きく変わるかもしれません。さらに、今後のアップデートでより洗練されたデザインや機能が追加されることも期待されています。
Replit Agentの料金プラン
ここでは、気になる料金プランについてお話しします。現在、Replit Agentは早期アクセス段階で、有料プランを契約している方だけが使えるようです。機能自体は各プランで使えるのですが、プランによって制限が異なります。
プラン名 | 料金 |
---|---|
スターター | 無料 |
リプリットコア | $25(月額) |
チーム | $40(月額) |
エンタープライズ | 近日公開 |
面白いのは料金システムで、使った分だけ支払う仕組みになっています。チャットでのやり取りやコード生成、計算処理などを行うとクレジットが減っていきます。リプリットコアプランなら、毎月$10分のクレジットがついてきますよ。
ただし、ちょっと困ったことに、クレジットの残量反映に30分くらいかかることがあるようです。作業中に突然利用が中断されることもあるので、クレジットの残量はこまめにチェックした方が良さそうです。
Replit Agentの商用利用について
商用利用についても触れておきましょう。現在、リプリットコアプランかチームプランに加入している方なら、ビジネスでも使えます。ただし、いくつか注意点があります。
商用利用時の注意点として、以下の3点があります。
- 新規プロジェクトの作成のみ対応(既存のReplsやインポートされたリポジトリには非対応)
- 毎月の使用量に制限があり、制限を超えた場合は追加利用の申請が必要
- 大規模な商用利用の場合はサポートチーム(support@replit.com)への問い合わせを推奨
それと、2024年後半には料金プランが変わるかもしれません。商用利用を考えている方は、この点も頭に入れておいてくださいね。
なお、その他のAIを活用した開発支援ツールの商用利用について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
Replit Agentを活用してみよう!
Replit Agentは、ブラウザさえあれば使えるAI開発ツールです。日本語で指示を出すだけで、画面からシステムまで全部作ってくれます。
実際に、高齢者向けのお薬管理アプリやイベント管理システム、プレゼン資料作成ツールなど、色々なものが作られています。プログラミングが得意じゃなくても、アイデアを形にできるのが魅力ですね。
ただし、使用量の制限があったり、新規プロジェクトでしか使えなかったりと制約もあります。その辺りを理解した上で使うと、きっと強力な味方になってくれるはずです。
- ※1:Replit Agent
最後に
いかがだったでしょうか?
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