【Suno AIのおすすめ活用事例】AIを使いこなす猛者達のチート級の使い方10選
WEELメディア事業部リサーチャーのいつきです。
突然ですが、みなさんは、ユーザーが入力した歌詞を音楽に変えてくれる「Suno AI」という音楽生成AIをご存知でしょうか?
なんと、ユーザーが歌詞をテキストデータで入力するだけで、メロディやボーカルをAIが生成して1つの楽曲を完成させてくれるという優れものです。
すでに音楽やAIに精通している多くの方が実際に利用しており、X(旧Twitter)でとくに注目度が高いものでは、1,000いいね以上を獲得している投稿も珍しくはありません。
そこで今回の記事では、Suno AIの活用事例を13個ご紹介します。
最後まで目を通していただくと、Suno AIの使い道を理解できるので、音楽クリエイターや配信者として活躍できるかもしれません。ぜひ最後までご覧ください。
Suno AIの活用事例13選!
早速、Suno AIの活用事例を13個ご紹介します。
今回ご紹介する事例を以下にまとめました。
- 「可愛くてごめん」をヒップホップ風に変換
- レゲエの曲を制作
- 魂の叫びを楽曲に変換
- EDMを作成
- アニメのBGMを作成
- 配信者用のテーマソングを作成
- Suno AIとCubaseを組み合わせて音質を改善
- ChatGPTで作成した歌詞をSuno AIが曲に変換
- Suno AIとRunway Gen-2を組み合わせてミュージックビデオを作成
- Suno AIと複数のツールでAI歌手を生成
- GPTsで台本作成しHaiperAIが生成した動画にSuno AIを活用
- Suno AIが作曲した曲を生演奏で弾いてみる
Suno AIで生成した音楽に歌や楽器を重ねる以下で、それぞれの事例を詳しくみていきましょう!
「可愛くてごめん」をヒップホップ風に変換
1つ目にご紹介するのは、今話題の「可愛くてごめん」をSuno AIでアレンジした事例です。こちらの投稿者は、「可愛くてごめん」をヒップホップの曲調にアレンジしています。
生成されたのは18秒ほどの音楽ですが、確かに「可愛くてごめん」の面影が残っています。筆者も実際に聴いてみたところ、ヒップホップの曲としても高いレベルにあると感じました。
今回紹介した事例のように、既存の楽曲にアレンジを加えて遊ぶのも面白そうですね!
レゲエの曲を制作
次にご紹介するのは、Suno AIでレゲエジャンルの音楽を制作した事例です。投稿者も驚いていますが、確かにAIがジャパレゲまで理解できているのは凄過ぎますよね!
まず、歌詞をみた途端に、思わず笑みがこぼれるほどのユーモアが伝わってきますね!
筆者は実際に再生してみましたが、とてもAIが歌っているとは思えないほどに、感情がこもっているように感じました。さらに、再生時間も1分20分とそれなりに長い時間の音楽を生成できていることにも驚きです。
魂の叫びを楽曲に変換
こちらの投稿者は、自分のうちに秘めている魂の叫びをSuno AIで楽曲に変換しています。おそらく多くの方が共感できるであろう、自堕落をとことん追求したような仕上がりです。
今回の事例ですごいのは、ただ自分が頭に浮かんだ内容をSuno AIに入力しただけという点です。最初から歌にしようと思って歌詞を考えるとなかなか浮かびにくいものですが、Suno AIなら自分の想いをテキストで入力するだけで、あとは勝手にAIが音楽にしてくれます。
普段なかなか自分の想いを表現できていない方は、この機会にSuno AIを使い音楽で表現してみてはいかがでしょうか。
EDMを作成
Suno AIを使えば、EDMの作成もお手のものです。実際に作成している投稿者がいたのでご紹介します。
こちらの投稿者は、Suno AIで楽曲を生成する際に、「K-POP」「EDM」「UP-tempo」という指定を入れています。実際に生成された音楽にもしっかり反映されており、東京のクラブに流れていてもおかしくないアップテンポのEDMが完成していました。
投稿に記載されていますが、確かにYouTubeのBGMならすでに十分なクオリティだと感じます。フリー素材を使用しているのであれば、切り替えを検討してみるのもよいかもしれませんね!
アニメのBGMを作成
Suno AIがアニメのBGM作成に使えそう!という投稿をみかけたので紹介します。
こちらの投稿者が紹介しているアニメは、動画生成AIの「Pica」で作成したものです。約1分ほどの短編アニメですが、映画の予告で使えそうなクオリティに仕上がっています。
そして、投稿者はBGMを生成するためにSuno AIが役立つと考えています。確かに「Midjourney」で生成した画像をPicaが動画にし、Suno AIのBGMを加えると、ハイクオリティなアニメが完成しそうですよね!
配信者用のテーマソングを作成
こちらの投稿者は、Suno AIで作成した音楽をテーマソングとして活用するように勧めています。実際に自分のテーマソングもSuno AIで作成したようです。
テーマソングを再生すると、確かにゲーム配信者であることがわかるような仕上がりになっています。自分の特徴や想いを視聴者にダイレクトに届けられるので、かなり魅力的な使い道かもしれませんね!
プロフィールに文章だけを記載するよりも、熱い想いが伝わりそうです。
Suno AIとCubaseを組み合わせて音質を改善
多くの方は、Suno AIを単体で使用していますが、複数のツールを組み合わせるとより高精度な音楽を制作できます。こちらの投稿者は、Suno AIで作成した音楽を「Cubase」という音楽制作ソフトウェアで編集したようです。
投稿に返信する形でSuno AIで作成した元の音源が共有されていましたが、違いは明らかでした。Cubaseで編集したピアノ音源の音楽は、ゲームのBGMで使われてもおかしくないと感じるクオリティです。
Suno AIで作成した音楽に一手間加えたいと感じた際は、Cubaseを利用してみるとよいかもしれません。
ChatGPTで作成した歌詞をSuno AIが曲に変換
Suno AIは、入力した歌詞から音楽を生成するAIなので、本来であれば歌詞を自分自身で考えないといけません。しかし、こちらの投稿者は歌詞をChatGPTに考えてもらうことで、楽曲制作の工程を完全に自動化しています。
この工程で重要なのは、ChatGPTに入力するプロンプトを工夫することです。最初から歌詞の出力を求めても、漠然としたものしか生成できません。
投稿者の場合は、最初に「流行る楽曲の歌詞に必要な条件」をChatGPTに出力させ、テーマや楽曲のジャンルも出力させています。そのうえで歌詞を出力させ、Suno AIで音楽に変換しているというわけです。
歌詞を制作する際におこなっていた、ChatGPTとの壁打ちも公開されていたので、気になる方は※1をご覧ください。
Suno AIとRunway Gen-2を組み合わせてミュージックビデオを作成
こちらの投稿者は、Suno AIとRunway Gen-2を組み合わせてミュージックビデオを作成しています。Suno AIに入力する歌詞もChatGPTで作成しているので、投稿者はプロンプトを入力して仕上がりを確認しているだけです。
投稿者の場合は、Suno aiで作成した音楽とRunway Gen-2で作成した動画をPremierProで繋ぎ合わせているようです。
ここまでハイクオリティなミュージックビデオを作成できるので、いずれはAIだけで映画の予告映像を作ったり、アニメのOPを作ったりする時代が来るかもしれませんね!
Suno AIと複数のツールでAI歌手を生成
Suno AIと複数のツールを組み合わせて、
AI歌手を生成していた方がいたのでご紹介します。音楽はもちろん、歌手の見た目や動きもAIで表現しているとのことです。
筆者も実際に再生しましたが、音声と表情のクオリティが非常に高く、本物のアーティストが歌っているようにしか見えませんでした。複数のツールを組み合わせているので難易度は高めですが、挑戦してみる価値はありそうです。
将来的には、同じような技術を使って、AIのアイドルグループが結成されるかもしれませんね!
GPTsで台本作成しHaiperAIが生成した動画にSuno AIを活用
Suno AIの活用事例にHaiperAIとGPTsを組み合わせて生成した動画が話題になっています。
- GPTsで台本とプロンプト生成
- HaiperAIで動画を生成
- Suno AIで動画に合わせた音楽を生成
AI同士を組み合わせることで、創造の幅が広がり、より高品質な動画生成が可能になりました。この方が投稿した動画は、各AIの強みを活用した絶好の例ですね。
今後はAIの複合的な組み合わせによって、視覚的な魅力と音楽的な調和が一体となり、魅力的なAIコンテンツが生み出されていくでしょう。
Suno AIが作曲した曲を生演奏で弾いてみる
Suno AIは実際に楽器演奏してる方にとっては最高の生成AIです。作曲している時や楽器のフレーズを考えている時、自分の引き出しの中からしかメロディやコード進行は生まれてきません。自分自身の引き出しやアイデアを広げるためにも、Suno AIを活用してください。
自分自身のアイデアに限界を感じている時や、新しいアイデア発掘をしたい時、Suno AIで音楽を生成してください。Suno AIで生成された音楽を実際に弾いてみると、自分自身のアイデアや表現力の向上に繋がります。
Suno AIで生成した音楽に歌や楽器を重ねる
Suno AIの利用者が楽器奏者やヴォーカリストだった場合、喜んでください!Suno V3になってからインストゥルメンタルの音楽も簡単に生成できるようになりました。
つまり、自分自身のパートを抜いたインストゥルメンタルを生成し、生成された曲に合わせた練習が可能なんです!まだSuno AIを使った練習をしていないなら自分自身の表現力のためにも、Suno AIを活用してください!
Suno AIはプロンプト次第でどんなジャンルの曲でも生成可能なため、演奏者の練習にも最高の生成AIだと言えるでしょう。
Suno V3が登場
2024年3月にSuno AIはV2からV3にアップデートされました!Suno V3のアップデートによって強化された部分は以下の通りです。
- 音質の向上
- プロンプトの精度向上
- 歌詞あり・歌詞なしを任意に選択
- 生成される曲の長さが最長2分へ
- 音楽生成速度の向上
- 音楽ジャンルの細分化
Suno V2の頃だとニッチな音楽ジャンルの再現性が低かったり、いまいち思い描いた音楽が生成してくれなかったり、理想の音楽を作るには手直しは必要でした。
V3が登場してからというもの、こちらが作りたい音楽が生成しやすくなり、より良質な音楽が作曲できるようになりました!
なお、Sunoの基本情報についてはこちらからご確認ください。
Suno AIで自分だけのオリジナル楽曲を作ってみよう!
Suno AIは、テキストベースで歌詞を入力するだけで、オリジナルの楽曲を手軽に作れる音楽生成AIです。メロディやボーカルも歌詞に合わせて生成してくれるので、音楽初心者でも短時間で簡単に楽曲を作れます。
本記事で紹介した、Suno AIの活用事例を再度まとめました。
- 「可愛くてごめん」をヒップホップ風に変換
- レゲエの曲を制作
- 魂の叫びを楽曲に変換
- EDMを作成
- アニメのBGMを作成
- 配信者用のテーマソングを作成
- Suno AIとCubaseを組み合わせて音質を改善
- ChatGPTで作成した歌詞をSuno AIが曲に変換
- Suno AIとRunway Gen-2を組み合わせてミュージックビデオを作成
- Suno AIと複数のツールでAI歌手を生成
- GPTsで台本作成しHaiperAIが生成した動画にSuno AIを活用
- Suno AIが作曲した曲を生演奏で弾いてみる
- Suno AIで生成した音楽に歌や楽器を重ねる
Suno AIは単純に音楽を生成するだけでなく、複数のツールを組み合わせればアニメやミュージックビデオの作成にも活用できます。使い方次第でさまざまな業務をマルチにこなせるので、可能性が無限大といっても過言ではありません。
音楽業界に精通している方はもちろん、そうでない方も、ぜひSuno AIを活用しオリジナル楽曲を生成してみてください!
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