【superwhisper】AI活用の音声入力・文字起こしアプリ!使い方や料金を解説

【superwhisper】AI活用の音声入力・文字起こしアプリ!使い方や料金を解説
押さえておきたいポイント
  • あらゆるアプリ上で音声入力が可能。メールやチャット、ドキュメント作成まで幅広く対応。
  • 会議の録音&文字起こしが簡単かつ高精度。録音ツールとしても代用可能。
  • オフラインでも使えてセキュリティ性が高い。機密情報も安心して扱えるローカル処理設計。

WEELメディアリサーチャーのいつきです。

皆さんは、「superwhisper」をご存知でしょうか。superwhisperとは、AIを活用した音声テキスト変換アプリです。

自然言語で話すだけで文字を入力してくれるので、このアプリが普及すれば世の中からタイピングという概念が消えるかもしれません。

そこで今回は、superwhisperの特徴や使い方について詳しく解説します。最後まで目を通すと、タイピングから解放されて、文字入力の効率が数倍以上になるかもしれません。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

superwhisperとは

参考:https://superwhisper.com/

superwhisperとは、AIを活用した音声テキスト変換アプリです。音声認識機能を有しているAI「whisper」が搭載されており、ユーザーが話した内容をそのまま文字として入力されます。

ただし、superwhisperはmacOSとiPhoneにのみ対応しているのが特徴。WindowsやAndroidに対応していない点に注意が必要です。

MacやiPhoneを使用していて、文字入力の手間を削減したい方は、ぜひsuperwhisperを使ってみましょう。

なお、whisperについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

superwhisperの特徴

superwhisperには、おもに以下3つの特徴が存在します。

  • あらゆるアプリ上で音声テキスト変換が可能
  • 会議の録音&文字起こしが可能
  • オフラインファーストでセキュリティ性が高い

特に、superwhisperはどのアプリ上でも動作するため、使い勝手に優れています。

そんなsuperwhisperの特徴を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

あらゆるアプリ上で音声テキスト変換が可能

superwhisperの音声テキスト変換機能は、どのアプリ上でも動作します。システム制御を許可することで、superwhisper自体がさまざまなアプリに影響を与えられるようになるためです。

たとえば、以下のアプリ上で利用すると効果的です。

  • メール(Gmailなど)
  • ビジネスチャット(chatworkやSlackなど)
  • 普段のやり取り(LINE)
  • レポート作成(GoogleドキュメントやWordなど)

superwhisperは、プライベートと仕事の両方で効率化をもたらすので、ぜひ使ってみてください。

会議の録音&文字起こしが可能

superwhisperを使えば、会議の録音や文字起こしが可能です。superwhisperは認識した音声を文字として入力するため、その特性を活かせば自然と録音アプリのような使い方ができます。

これまで録音や文字起こしのツールにコストをかけていた方は、superwhisperに代替することでコスト削減できるので、ぜひsuperwhisperでの録音や文字起こしに挑戦してみてください。

オフラインファーストでセキュリティ性が高い

superwhisperは、デバイスのオフライン上で動作するアプリです。認識した音声がクラウドなどに保存されないため、社外秘の重要な情報などが外部に漏れる心配がありません

また、Wi-Fi接続なしで動作する点も嬉しいポイントです。セキュリティ性を重視する大企業のユーザーでも、安心して利用できます。

superwhisperの使い方

ここからは、superwhisperの使い方を解説していきます。

まずは、superwhisperの公式サイトにアクセスして、アプリをダウンロードします。

参考:https://superwhisper.com/

「Download now」をクリックして、アプリをデバイス上にインストールしてください。インストール前にメールアドレスの登録を求められるので、普段使用しているアドレスを入力しましょう。

iPhoneの場合は、App Storeからもダウンロードできます。

ダウンロード完了後は、アプリを開きます。「Get Started」を選択して次に進みましょう。

ここでは言語を選択します。日本語の場合は、「Continue」を選択して次に進みましょう。

使用するモデルのタイプを選択します。以下が翻訳した内容です。

Cloud
インターネット接続が必要ですが、より速いパフォーマンス。録画はクラウドで処理されますが、そこに保存されることはありません。

Local
オフラインで動作し、プライバシーが守られます。処理能力の高い新しいMacに最適

基本的には、セキュリティ性の高いローカルがおすすめです。しかし、ローカルには高い処理能力が求められるため、AppleM1チップ以降を搭載した新しいモデルである必要があります。

Intelチップ搭載の古いMacをお使いの場合は、クラウドを選択しましょう。

superwhisperがデバイスのマイクに接続するのを許可します。

ここでは、青い矢印を押したあと、superwhisperのシステム制御を許可して「Next」を選択します。

この画面までくれば初期設定は完了です。「Complete」を押してsuperwhisperの使用を開始しましょう。

最後に、superwhisperを使用するためのショートカットキーを設定しておきます。アプリを開いたあと「Configuration」を選択し、右上にある「Keyboard Shortcuts」に注目してください。

ここで右側に表示されているキーの部分を押すと、任意のキーにショートカットを変更できます。

今回は、レコーディング開始時のショートカットをオプションキーに変更してみました。今後、superwhisperを使用する場合は、オプションキーを押すことで音声認識してくれるようになります。

superwhisperで文字起こししてみた

筆者もsuperwhisperをダウンロードしたので、実際に使ってみました。まずは、Googleの検索バーの入力から試してみました。

この程度の短文の入力であれば、1文字のミスなく正確に認識してくれました。

この使い方だけでも検索の生産性が向上しますが、生成AIのチャット欄の入力もsuperwhisperで代替すると、さらに使い方の幅が広がりそうです。

次は長文の入力ができるか試してみます。Gmailにて、企業間のやり取りを想定したメッセージを作成してみました。

上記のとおり、話した音声を正確に文字として入力してくれています。ただ、音声をそのまま文字に入力する性質上、本来は英語として入力したい箇所もカタカナなどで入力されてしまう点が残念なポイントです。(株式会社ウィールの部分)

細かい部分だけチェックして修正し、改行等をおこなえばそのまま送信できるクオリティではあるので、自分で全部タイピングするよりは効率がよくなるのは間違いありません。

superwhisperの料金プラン

プラン名料金
Free無料
Pro8.49ドル/月

superwhisperには、無料版と有料版の2種類のプランが存在します。無料版でも、音声テキスト変換などの基本的な機能は制限なく使えるので、自分が音声テキスト変換機能を使うだけであれば無料版で問題ありません。

一方、Proプランには独自のAPIキーの発行や音声・動画ファイルの書き起こしなどの機能が含まれるため、アプリ開発者や企業でsuperwhisperを使用する場合などに適しています。

superwhisperのWindows・Mac対応について

superwhisperは、Mac向けに開発されているので、Macにのみ対応しています。残念ながらWindowsではアプリのダウンロードすらできません

もし、Windowsをお使いの場合は、別の手段で音声認識機能の利用を検討してみてください。

superwhisperのAndroid・iPhone対応について

superwhisperは、iPhoneにも対応しています。Macと同様に、すべてのアプリ上で音声テキスト変換を利用できるので、普段の検索やチャットやり取りなどに最適です。

しかし、Androidには対応していないので、もしsuperwhisperを使いたいならiPhoneの購入を検討してみましょう。

なお、GPT-4o搭載の音声認識モデルについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

superwhisperを活用してみよう!

superwhisperhは、あらゆるアプリ上で動作する音声テキスト変換アプリです。MacやiPhoneをお使いの方なら、無料で音声テキスト変換機能を利用できます。

なお、superwhisperは音声をテキストに変換するシンプルな機能ですが、その使い方はさまざま。日々の検索を音声のみで検索できるほか、ビジネスメールのような長文の入力にも問題なく使えます。

プライベート・仕事の両面でタイピングの手間から解放されたい方は、ぜひsuperwhisperを使ってみてください。

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最後に

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投稿者

  • いつき

    高卒6年目にして独立開業した、フリーランスのWebライター。 ChatGPTをはじめ、多くのAIツールを使いこなした経験を基に、AIメディアの記事を執筆中。 複数のWebメディアに在籍し、ライター・ディレクター業務をマルチにこなす。

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